私の知り合いでも体の使い方を研究している施術家が数名おられます。
ときどきそのような方々と情報交換するのは楽しいひとときです。
そのようななか、
うれしいことにお正月に私どものホームページをご覧いただいた
鍼灸の先生からメールをいただきました。
その先生も積極的に運動法を教え実践なさっておられました。
重篤な症状があればその場合は鍼灸を専攻させます。
ただ治療と同時に体の使い方を覚えるように指導を積極的にすると
とてもよく体の状態が良くなる。
そのような実感を持たれ患者様のために日夜太極拳や体操法などを
お伝えするコースを設けられておられます。
その先生のホームページを拝見させていただきましたら、
大変献身的なご活躍をなさっておられます。
そのような先生方が多くなってきていることを知り、
心強い限りです。
私もまだまだ知悉ながら体の使い方を研究しています。
数日前からフェルデンクライス・メソッドのエクササイズが
イラスト入りで解説してある本を読み返しております。
『フェルデンクライスの脳と体のエクササイズ―健康とリラックス、フィットネスのためのらくらくエクササイズ』という本です。
基本的で平易なフェルデンクライスのエクササイズが10セッション紹介されております。
私的には『フェルデンクライス身体訓練法』などの、
体を動かすための理が深く説かれている本が好きです。
ですがフェルデンクライス・メソッドを
はじめて取り組んでみようという人にはお勧めの本。
施術法の中に連動操体法というものがあります。
フェルデンクライス・メソッドのエクササイズトレーニングと同時に
この連動操体法を学ぶと、
その両者の根底で結ばれる「原始感覚を大切にする」という
共通項があるゆえに理解が深まります。
両者を学ぶことで相乗効果的に理解を深めることができました。