とある体の使い方を教えてくれるスタジオのこと

ボディワイズで予約管理やその他の事務などを引き受けてくれている関根さん。


6年以上定期的に体の使い方を教えてくれるスタジオに通っているんです。


昔は比較的近所であったため1週間に1回程度のペースだったが、
今はそのスタジオが遠方移転にともない2週間に1回程度になる。
本当にがんばって通っている。
ほぼ体がふらふらな状態で帰ってくる。


スタジオの先生は日本でバレエ教室を自身で運営していたが、
そちらをたたんで単身アメリカにわたる。
そしてある有名なブロードウエイ出演をする団体に籍を置き活躍をした。
知る人ぞ知るとなるが実力は第一線であったことは疑いない。
だが体に負担がかかりすぎた過酷な日々が続いたのだろう。
日本に帰ってきたときには車椅子での生活になる。
普通ならそこで絶望してしまうことだろう。
だが旺盛な研究心で体の使い方を創意工夫した。
それにより健康を取り戻すことができた。
同時にかつて自分が陥った健康を害すことがない体の動き方を伝えるため、
現在関根が通っているスタジオを運営しているのです。
通っているのはダンサー然り他業種で名声があるスポーツ選手もおられる。


普通のダンス教師ではおそらく指摘しない
そちらの先生の斬新なアプローチで、
動きの意味を分解して教えてくれている。
ときどき相当な解剖学的知識がないと理解できないことも教えられる。
一般の人には明快に解説されていることがわからないこともあるが、
それはそれで「新しい視点」を開眼するのに役立てているようです。


そしてときどき私に先日のレッスンではどのようなことをしたとか、
さわりの部分だけ教えてくれたりする。


私自身はダンスの知識は乏しいものの
「応用筋肉学+バイオメカニズム+気功や中国武術などの基礎知識+etc」
などの素養があるためになんとなく言われていることの意味がわかる。
面白いことを考えるものだなと楽しんで聞いている。


ただいかんせん、
関根のほうがその先生から直接話を聞いているわけで、
私は単なる又聞きです。


だからデバイスが多いのですよね。
簡単に言えば理解不十分なんです。
それゆえにダンスをしている人には特に
「ダンスのことでなにか聞きたかったら関根に聞いたほうがいいよ」
といいます。
関根が実際にそのダンスをうまく踊れるかどうかは別として、
6年間のスタジオでの体験を通した知的な修行の成果はあるはずです。


関根の頭の中の知識の整理にもなりますので。
関根が暇そうにしているのを見つけたら
なにか質問があれば聞いてみてください。
もちろんわからないことも多くありますから、
そのときはご容赦いただければと思います。


ちなみにそちらのスタジオは現在は新規の人の受付をしていません。
新規の人をいれなくても、
今まで通ってくれている実力を認めたクライアントが多くいます。
その方々のレッスンだけでレッスンのコマが埋まってしまう。
そのために新規勧誘は不要で経営できてしまっているのです。


それはそれ空恐ろしい実力を秘めていることが伺われますね。