私の知人のがんのその後の状況です


私の知人のがんで大変な状況で、と一年近く前に日記に書きました。


それから一年経ちました。


そのとき数名の方から励ましのメール、コメント、
そしてがんに関係する本までお送りただ来ました。


大変感謝いたしております。
この場をお借りして再度、感謝の意を表したいと思います。
ありがとうございました。


私が思い描いていたのは、
できれば定期的に施術をさせていただいて、
少しでもケアできればいいと願っていたのですが。


実は知人の希望で病院以外のところでは、
病気のことは考えたくないし、
病気や治療のことを連想させたりする器具も手元には置きたくない。
そのような意思が固かったのです。


なので私が施術をすることもご法度となっておりましたもので。


家の中で病気のことを考えてばかりいてはだめだという知人の達観は、
心の中をかき乱してしまう大波をおさめるためだったのでしょう。
私はその判断は正解であったと信じています。


そしてその状況下で冷静な判断をできた知人に、
貴重な教えをいただいたように感じています。


唯一私がサポートできたのが、
体によいお水をもっていかせてもらったこと。
あとは神頼み(^-^;)をさせていただいたようなこと。


そうこうしているうちに月日は流れ、
医師が申していた「最悪の宣告」はことごとく潜り抜けました。


医師は多くの患者を診てその経過を熟知しています。
その上で家族にだけ申したことでしょう。
不用意な軽々しい宣告ではなかったはず。


知人は今、抗がん剤の副作用で手足の痺れがある。


ですが箸をフォークに持ち替えて、
最近は、ご飯もおいしく食べられていまして。
そのおかげで少し太ってきています。


私は知人ががんとわかるまえに2度ほど施術をさせていただきました。
そのとき私なりに施術の手ごたえを感じてました。
ほんとうに楽に筋膜のリリースがサッ、サッと深くまででてきてき、
なんでこんなにも楽に解けていくのだろうと不思議に感じてました。
スムースに融けまして。


私の施術でしてさしあげられることは、
そこまでだったのかもしれません。


昨日、知人のご夫人と、
去年の今頃は一年後がどうなることか想像したくもなく、
今の状況を想像したくてもできなかったと話ていました。


周りのものは心配をしていたのです。
ですが本人は心配でこころを乱されることを
強い意志で乗り越える選択をしたのでしょう。


ただいつか気軽に私の施術を受けていただけるほど、
体調が改善していただけるようになっていただける日が来ることを、
切に願っております。