楽になる座り姿勢の一工夫

翌日から数日出かけることに。


そうなると、今手持ちの仕事を、睡眠時間を削ってでも切り上げなければならない!


そんなとき、電車の中でさっと熟睡して、さっと起きられる芸能人タイプならいい。
でも私はそうじゃない!
寝過ごしたら、どうしよう!
でも今しか、睡眠不足を補う体力復活のチャンスはない!


(私も数日前、そんな状況でして ^-^;)




そんなときに電車でラッキーにも座れたときの一工夫。


座り姿勢での休む工夫.png


この絵を見ていただいたまんまなのですが、
両手を使います。


やり方は、
まずは手のひらを開いて指と指の間の感覚を開きつつ、ぱっと伸ばす。各指の伸張感が大事。
じゃんけんの「パー」の感じです。
次に指を伸ばす感覚を維持しつつ、
親指と小指の先っぽを近づけ接触


親指と小指以外の指は軽く伸ばしてるままをキープ。


膝の上に、その手を手のひらを上に向けるようにし、
置いておきます。
もし荷物があればひざ上に荷物をおいて、
その上に手のひらを上にして手を置いて押さえます。


体がある程度出来ている人なら、
これで肩甲骨の位置が少し浮き
呼吸が楽だと気づくはず。


すると楽に体幹の姿勢がしゃんとしてくれるために、
ともすると寝ると体が左右どちらかに傾斜していて
休んだはずが体がこったという不具合が起こらない。


人は、想像以上に体の左右の傾斜が起きたときには
それを補正しようという自動制御機能が働きだして
躍起になってしまい疲れるものです。
体のパーツが上手く重力線上に積み重ねられなくて、
姿勢が整えられていない人ほど躍起になるのですが。
いつしかずっと傾斜が続くならば
筋肉を常態的に硬直化させていて
つっかえ棒機能を持つシコリができてしまいます。


そんなものは、だれだって作りたくはありません!


そこから、逃れる唯一の方法とは。
体幹が整えられて前後左右の傾斜やねじれをなくす。
そんな姿勢を慣れさせる。


それしかない。


整えられた姿勢を経験したことがあるものにとり、
歪んだ姿勢は決して楽な姿勢ではない。
かえって疲れていたたまれないような、
体調悪化の引き金を感じる状態です。


手軽なこのような休息姿勢を知ると、
意外に手放せなくなると感じる人も。



ぜひ、一度、試してみてくださいね。