漢方で身体が改善するとき。漢方で身体が改善するとき。
人は、たとえば急性期で強い発熱・嘔吐をし、徐々にその状態が小康状態といって一旦悪くなっていたものがやや回復して落ち着いている状態に。そのときが回復期に思えるかもしれないが、そこは慢性期と呼ぶべき様子であればすっきりとすることはない。
そこで漢方薬等で、体の滋養を上げて気血水の流れを改善させると、徐々にその小康状態から少し体調的に不快さを感じるような状態に。やがて急性期に出ていた発熱や嘔吐という症状がでてきて治ります。
つまり回復のとして、身体に病邪が入りこんで急性期を迎えたときの状態を再度、追体験するような状態に陥ってからなのです。
そのときを漢方等では好転反応が出たからもう大丈夫だ、という流れとなるのです。
それは急な山を登って通って、それから中腹を歩き続けてきたのならば、その道を引き返すには、その道を来た順の逆をたどって帰るというものと同じイメージですね。
■ A地点 ---凸凸凹凹---> B地点
というようなA地点からの道のりを歩いてきて、
今がB地点にいるならば、
■ A地点 <---凸凸凹凹--- B地点
こんどはB地点から谷や山を乗り越えてA地点に帰ることになります。
体質レベルで深く入り込んでしまった状態にまで進んできたときには、上述したような帰り道を戻り、以前に感じた不快感の追体験をすることとなる場合があります。その不快感が山や谷のようなものですね。以前、登ったり降ったりした道を、かなり忠実に逆に進んで元の位置に戻るのです。
すると以前の自身に降りかかった体験を覚えておられるならば、「これは好転反応だろう」と実感して、「ようやく治り出した」と感じられる人もいるでしょう。
そういった知識がある方はさいわいです。
そのような過去のたどった山あり谷ありの一本道を戻ること。そのようなことが起きることが通常だと知らなければ迷宮に入ることがあります。「さらに状態が悪化していくのではないか?」と不安な気持ちが精神的な緊張状態を呼び、好転反応を起こして元の位置にもどる手前で引き返してしまうこともあるのです。
現状が好転反応が起きているのか、それとも悪化の道をさらに突き進んでいるのか。どのような状態であるかを見分けるのは見方が分からなければ判断ができないところですが、精神的な緊張が強まると、たいていは好転しそこなって、なかに溜め込んだ病の現況になっているものを体外に排出しきれないで終わります。
病を得た時の不安や恐怖は、精神的な緊張を増幅させて、真剣に立ち向かおうとしてかえって身が固くなって前進しきれないということもあります。
好転反応が起きているときは、以前に病を得たときに進んだ山や谷ある一本道を渡るに一度進んだ道です。
すると以前感じた状態の症状よりも、幾分か少ない状態で少し時間をかけてでるか、一時期にどっと重いやつが吹き出すようになるのか。。。
その好転反応のでかたは、その人の体力や気力、生活や労働環境によって変わりますが、体力がある人ほど、一時期にどっと重いやつが吹き出してきます。
またはそのようなどっと重いやつがでるようなリセットボタンを押して、急速な回復を図ろうという手もあるのです。。。
実はこのたび、私の体内に沈脈の出方から、体の芯に裏証となる状態が入り込んでいる。特にその状態である感覚は、私自身が、一番よく体感的にわかっています。
私はメンタルの弱さがあるため身内の窮状をどうにもできなかったという思いからも、母の他界後にもだいぶ自分を傷つけてきましたから。心身共に、身の置き場を選ぶことができなくなって、施術を再開させていただかなければと思って臨時に施術をさせていただいて自己の状態をその後に観ることが目的でしたが、そこでの回復が思ったようにはならず、本格的な施術の再開はもう少し先にするしかないという判断に至るということを繰り返していました。
重い身体および心理的な症状を患った方が私どもの施術を受けて回復をするときには。生易しい好転反応というよりも、ぐでーっとして立っていられなくなるほどの、泥人形にでもなったかのような状態になります。それはその方の中の通ってきた道が、どれほど山や谷がきつくあってそれを通ってきたかです。
私もそこの道を引き返して元の場に帰ろうと思いました。そのようなときに選択したものが、ベン石の温熱器でぐりぐりと腹を解き、胸部を緩め、ベン石のかっさで頭部を緩めてきました。
以前感じた症状状態よりも、幾分か少ない状態で一時期にどっと重いやつが吹き出すようになるという選択へ。といえるような、まさに私のところに神奈川の藤沢方面からお通いいただいていた女性のお客様が、数日、施術後は立てなかったわよ!というのと同じような状態になろうと決めて。
かなりかっちりとぐりぐりとごりごりと、ウェツと小声を出しながらリリースを。。。。。
こっぴどい好転反応がでてしまうにしても意図的ですから、精神的には安心です。そこは自分では見分けがつくからそこがでて苦しいのは耐えられるでしょう。「よかったな」とほっと胸をなでおろすはずです。
ですが ^-^
先日に書泉グランデで静電三法という本を見かけたとき。
相応にマニアックなエネルギーの場などをみようと試みるも、本当にしっかりした科学的なテキストのような書かれ方でして。私には、難解すぎる本の中の一冊です。 ^-^;
そしてこの本の末近くに、人体のアースをしたときにどのような身体的な改善があったかを、科学者としての研究心で調査した結果を見かけて。そのことが頭の中に印象が残っていまして。
無性に「そうだ、アースしなきゃ」と思いまして。
以前、アーシングの本を読んで、アース棒やアース延長コード購入するも、買ったままになっていることを思い出して、ささやかというしかない土の出ている場所にアース棒を二本ほど指して、(後にもう一本、アース棒を購入して、都合、3本アースしてみました)アース線の先端部分をテンソルリングに巻きつけてみました。テンソルリングは銅線でできていますから、しっかりとアースの先端部分としての役割を果たしてくれるのですね。そのテンソルリングを身体に当てるとアースしながらベン石でのセルフワークがしやすいので。(手首に巻きつける電導線と鰐口クリップというものも、10本ばかり持っているものの。安物で性能が信頼できず。^-^;)
すると、自身の体感でしかありませんが、泥人形のように身体がおもだるくはなったものの、それは想定していた状態よりも減じられたものでした。
まだ内在する滞りが根深く有るだけなのかもしれません。ですがアースをする前と、した後では、体の緩み具合もよくあらわれて、意識面での集中力が飛躍している。アースしている状態では、脱力がしやすいんですね。それで上虚下実という安定した体の状態に容易になれるのでしょう。(※これは私自身の個人的な感想です)
いまさらながら、「アーシングって、いいな」と痛感しました。
アーシングでは、体内の滞留した静電気を地中に電導させて流すとされますが、私にはそれだけではなく、体内に大地のエネルギーが取り込まれて意識をクリアにしてくれるような気がします。
血液も流れ続けて循環するからきれいでいられる。リンパや細胞液なども、そうですね。物質形成している血液やリンパ液等は循環しているのです。
目には見えない体内の電気も、蓄電池状態にしてこもらせてはならないのでしょう。大地にその静電気を受け取ってもらうよう流していくことで、人体の気の流れが回りだすサイクルが古来よりあったのかもしれません。
それがいつしか、コンクリートの舗装道路を電気の流れを遮断するゴム底シューズで歩く。いつしか体内の横隔膜の奥まった大腰筋との付け根あたりに溜まる静電気を地面に流せないまま生活するしかなくなる。特に都会の生活をしていて花壇などの大地に触れることがなくなってしまえば、体内の静電気による激しい被爆を警鐘する科学者も出てくるほどですから。
がんなどになる場合には、その静電気の被爆によるミトコンドリアへの問題がでると語る本も出ています。目に見えない細胞の中の小さなパーツにまで目を配る科学者は偉いですね。さすがにそういったところまでは、気づきにくいところです。
ということでアースをしながら施術をすると、人体の変化はどのようなものとなるだろうか。。。
というところを自分の体でわかる範囲となりますが、現在は興味深く検証しているところです。
私のように静電気の体内の帯電がしっかりある呼吸器にもちょっと難アリというタイプでは、アースをしつつの身体的アプローチやサトルムーブメント、または瞑想などに、意外な成果をあげてくれるように感じることもあるかもしれませんね。
ちなみに、マンション等ではコンセントの下にアースを入れる部分が付いているお部屋もありますね。そういったところでしたら、設置は楽です。アーシング用のグッズも、世の中ではかなりでていますし、以前よりも購入しやすいサイズやお値段になってきているようです。
ちなみに、私の家はアース棒を地面に埋め込みました。アマゾンで購入。
価格: ¥817
こちらはアース棒に接続されたラインが硬い銅線でできています。曲がりづらいですが、おそらく電導率はとてもいいでしょう。かっちりとがっしりとした作りですね。
ELPA アース棒 丸型 ASB-200 価格: ¥680
こちらは前出のアース棒より安いので、気軽に試すことができると思います。
あと必要に応じて延長するアースコードもあると便利でしょう。