合気柔術の朝顔の手という手の操作の練習にあわせて、足を手と同様の朝顔の手に模した操作法の練習をしたほうがしあわせになれることがありました。

個人的な身体操作の訓練ですが、
朝顔の手という特別な手の操作を練習してきました。

少しずつ手の動きは慣れてきたのですが、
不思議なことに「足がつる」という現象が起きてきました。

「これは、いったい??」

不可解なところですが、少し前に雨がちで運動不足が続いたからからだろうと。


ただ、どうも変で、歩くと以前の疲れとは比べ物にならないほど足腰背中が疲れる。。。


手の動きを大きく変えて定着しだしたころに起きたことですから、
もしかしたら手の動きと、足の動きを同期させなければならない。
そのための訓練が必要とされているのだろう。
そう感じて、足の操作を手に模してみました。

以下の手順は守ってください

1. 腓骨を上方へ引き上げる。小指側が同時に持ち上がる感じで外旋し始め、ある程度の所で腓骨と小指側の足部を固定します。(2.をするときも固定です)

2. 脛骨を下方へ踏みしめる。親指、人差し指を伸長させるようにする。

3. 腓骨と脛骨を意識して前方側を押し広げ隙間をあけ解放する。足裏の湧泉というツボの位置が上方へもひきあがる感覚とし、それと同期して横隔膜が上方へ押しあがる反応が起きるかもしれない


という手順で、いくつか足の裏の手の内を繰り返し練習していくと、
足がまったくつらなくなりました。
同時に背中等の得体のしれない不調が、めっきり軽減しています。
グラウディングの感覚が、また一歩、先に進めた感じがしました。



私はてっきり手がある程度、動きが正常化すると足部もそれに同期する性質があるから、
自動で足部の動きや動作も書き換わっていくものだと思いました。
それもあって、お客様には、手の操作を、まずは大事に練習しましょうとのみ、お勧めしていました。

その甘い見通しは、手の朝顔の手という手の内の作り方は、
多くの合気柔術の教練書などにも解説してあるが、
足の朝顔の手が語られているものはなかったというところからでした。

その点に置いて、私から手が操作できることがまずは大事で、そこを!というアドバイスで、
私と同様な症状が現れている方がおられましたら、大変申し訳ありません!!!

同様の操作で、足部の操作をトレーニングをなさってみてください。
私のように手のみに操作の改善が、2か月内日々数時間の操作の工夫と練習をするようにすると、
短期に大幅に筋経や経脈の流れも変わっていきます。
それに足の同期が追い付いていかなかったのです。

そういうときには、手だけの操作の練習に限らず、
足も、特別に操作の練習をしてみるといいでしょう。
手の動きに同様な手順ですから、手ですでに動きの要領を磨き身に着けていれば難しくはないはずです。



余談ですが、バレエ等をなさっておられて足の操作がすでに巧みにできておられれば、
私のような足のトレーニングをしてもいないのに足がつるようなことも起きないでしょう。

足裏について、バレエをしている方々には、上記にあげてある 1.~3. は定番です。
足首から先を動かすときに使いますね。
なじみがあると思います。