首の筋肉の硬度が和らいだおかげもあって、頭髪の最悪の事態が回避か?!

一昨日前、久しぶりのお客様から「鈴木さん、頭髪の様子が変ったわね」と声をかけていただきました。

しっかり美容室に通った成果か!?

それも確実にあります。
美容師のY様ご夫婦にお世話になっておりますから。 ^ー^


もしかすると頭皮への突っ張り感が薄まってきた感じから、
するどいお客様が気づかれたことなのか。。。


ならば肩や首の凝りの状態がかわったということ。
数値的な状態の変化がでてきているはず。


下図にある私物の「圧痛計」「筋硬度計」で、自身の首の筋肉(中斜角筋等)の状態をチェックしました。
痛み具合>や<凝り具合>は、数値化できるのです。

圧痛計 筋硬度計.jpg


「圧痛計」は、計測点を決めて垂直等当てる角度を正確に決め、
先端突起部分を押し当てて痛みの計測をおこないます。

「筋硬度計」は、計測点を決めて垂直に当て、
先端部を押し当て「カチッ」と小さく計器のなかのメモリが止まるまで加圧し、筋肉の硬化状態を計測します。

筋硬度計NEUTONE TDM-N1 のホームページ
http://www.try-all-jpn.com/neutone/neutone.html

たとえば、
筋硬度計や圧痛計で
・左右の中斜角筋と小斜角筋の筋の中間位から2センチ下
・後頭骨直下の左右頭板状筋の接点
をチェックして状態のアンバランスさがないかを観ます。


他者に計測器具を押し当てられることで、ピンポイントという狭いエリアに触れられその一点に意識が集中することになります。
そのようにすることで計測点の状態を正確に読み取ろうとします。

圧痛計は、その場の状況で「正常」か「急性の炎症期」か「慢性の小康状態」または「慢性の末期」などで場合分けして観ていきます。
・正常なら、痛みがさほど感じられず、ゴムの突起で突っつかれている圧迫を感じるのみ。
・急性の炎症期は、表皮に器具の先端が触れた瞬間に痛い。
・慢性の小康状態は、少し押し込んでも内熱のこもりがあるかどうか程度の感度しかなく麻痺感があり
・慢性の末期では、容赦ない炎症の訴えから急性の炎症期とは違う熱感の圧痛を感じます。

私どもでは上記のような場合分けを、さらに細分化して計測部位の状態を推し量ります。
ゆえに圧痛計は、読みが必要になりますのでわかりづらさがあります。



筋硬度計は、圧痛計よりも直感的かもしれません。

筋肉の硬化というのも、
筋肉中の凝りが隆起するような場合もあれば、
かえって筋肉の部分虚弱が進んで凝りがなくなりぬるっと押せるときもあります。
他にもいくつか容態があり個別にどのような状態であれば、
変質具合がどこまで進んできたかを知る手立てになります。

ただやっぱり圧痛計よりも一般受けするのが筋硬度計。

たとえば
NUTONE TDM-N1のメーカーが提供する資料では、
肩左右の肩の測定を被験者591名におこない、

右肩 平均値 20.6 最大値 42
左肩 平均値 20.4 最大値 47

のような計測ができたそうです。


すると自分の計測値が平均値あたりであれば安心できますね。

それが最大値 47 に自分がいるならば、その凝りは平均の倍を超すもので、
改善が必要だと数値的に確認できれば納得できるわけです。

「左右の肩が<平均値 20>に目標を据えてがんばりましょう!」
となります。


私自身、首回りの凝りは長年無理がたたって、どんなことをしても硬いままでした。

工夫をしたセルフリリースで限界突破ギリギリまでの圧をかけたり、
首を含めたヨガや他のムーブメント系のエクササイズをしましたが。
それでも平均値から大幅に見劣りする数値がでてきていたのです。

コロナの影響で仕事を休んでデスクワークという極度の緊張でもない事務仕事に大半を費やしていたため、
体は十分に休めているはずですが。
それでも、硬さが数値的に抜けていきません。
高止まりの維持が続いていました。

これは緊張と過労を強いて前傾して働く施術業の方には多いので、
私一人だけの悩みではないのですが。。


自分の首を筋硬度計等で数値で調べて、まずいなと思っていたものの。


脳へ血を運ぶルートの頸動脈と頸静脈の関所を脈診で調べられる、
情報量を大幅に増量できるチャンスが出てきたのです。
上記の頚部のチェック場所を調べて硬すぎれば
脳への血流のインとアウトのどちらか一方かまたは両方において問題がでています。
それは物理的に、ストローの中ほどをつぶしたら、いくら吸ってもジュースが飲めないのと同じ。

頸動脈を用いて脈診から類推して状態を把握に努めていきました。
頸動脈でも脈位の(浮・中・沈)や脈の速さの遅脈や数脈、他などが見て取れて、
手の脈で診るよりも直接的に脳内の血液の情報とアクセスできるわけです。

施術上でも頚部のリリースをさせていただくことが多く、
それにより臨床知識が短期に飛躍したのです。
そのおかげもあり、さらに分析的に脳内の物が見えだすことになりました。


するとかつては自身の身体の状態の読みが漠然と、
「なんか、嫌な感じがする」という認識は終わり、
「絶対に、脳の内部に悪影響が及ぼされ、ダメージは蓄積していっている」という確信に変わりました。


それがたとえば、
筋硬度計で私の肩を調べると。
右肩 平均値 20.6 最大値 42 なところが 45
左肩 平均値 20.4 最大値 47 なところが 53

といった、マックスでつらかった時などは、
ひどい硬さの数値を叩きだすことがありました。

それが先ほど肩を

右肩 平均値 20.6 最大値 42 なところが 22
左肩 平均値 20.4 最大値 47 なところが 25


という数値に落ち着いていたのです。


最近、肩こりや首凝りが消えたのは、
左右肩でひどかった肩こりのときと現在の数値的な差をみると驚くほどの違いでした。

右肩 45 - 22 = 23
左肩 53 - 25 = 28


頸動脈にかかわる部位の筋硬度の数値も、肩に比例して良好に転じていました!



この数値に落ち着いた理由は。。。


ベン石温熱器とベン石スティックなどをホットストーン化してお客様の使用が可能かを調べるため、
自身の身体を実験台にして解き続けてきた点。
(※いまも、新たな用法を探すためにトライし続けてます)


朝顔の手などで、手の使い方がより自然な動物へと近づけられた点。
中国武術でいうところの【上下相随(じょうげそうずい)】のイメージを膨らませて、
膝下から足部と肘先からの手のひら部位の動作をあわせて動くという変なことを試みています。
変な動きになって、自分でもいまだに正解が見当たらないのですが。
人通りのない散歩道で試行錯誤を繰り返して深めています。
(※ 手首、足首、という二つの首という名がつく個所。これらのどれかが委縮して詰まっても、頭部の首は詰まるという悪影響を受ける仕組みがあります)


ボウエンテクニックによるムーブの掛け方を、合気をかけるときの練習などに積極的に取り入れての頭皮マッサージなど。
頭皮に無茶な圧がかかって、毛根がずたずたになって死ぬか、血行が戻って改善するかはやってみなければわからないので。
まだら模様のはげをつくる覚悟の上、取り掛かっておりました。
頭皮のリリース等、かなりこまめにしておりました。


あとは、よもぎクッションを枕にして寝たり、などでしょうか。。。



どれがどのように作用したかは、正直、多事が混ぜられ過ぎ、益の割合等は一切わかりかねます。。。
(※ 一時期に多数の実験を放り込みたがる癖が出て、この点は、失敗しました)

自身にどれかがプラスへ向かう要素として働き、うれしい結果を出してくれた。
それは大きな自信となりました。


頸動脈の圧迫がまだまったくなくなって快調過ぎるというわけではありませんが、
平均的なところまで押し上げることができました。

これによりバコパやゴツコラなどのハーブをもちいて認知機能の維持改善がまかなえる身体づくりの基礎ができたわけです。
バコパやゴツコラなどをいくら摂取しても、すでに脳へ血を運ぶのが苦手な環境なら、効かないか効きが悪くて当たり前です。
これで新たな意味合いを込めてバコパやゴツコラなど認知機能を整えるハーブを使った自己実験が新たなステージに進めます。



自分の体でプラスの状態を体現できて起きていることを身体的に把握できていなければ、
他のお客様へその知識や技術が転用の「準備」が整ったとは言えません。
準備がすんだら活躍の場があたえられるでしょう。
その信念のもと、地道な努力を続けてます。




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余談ですが、
お客様と話をしていて
最近、主人が物忘れが・・・」とおっしゃられたとき。
バコパはいいですよ!」とお勧めしました。

最近、実食して実験を進めるにしたがい、そこは学術論文を信じてよさそうだと思うに至りました。
ただ「チャツネにバコパを適量いれておいしくいただく」という企画が暗礁に乗り上げてます。

大量にチャツネ原料を買ってしまったてまえ、食べないともったいないんですが。
どうも、うまくいきません。

これだったら、生の苦いバコパの実食に慣れてきたため、生で食べようというのが自分の見解。
でも、他者は、生では食えたものじゃないといいます。

そういった状況でして、自宅の屋上には、ありあまる上質なバコパがありますが、
そのお客様には「ぜひ、サプリのバコパ試してみてください。サプリだったら苦いとかないから」
不本意なことを口走ってしまいました。

現在の私には、バコパを料理素材にもちいて活かすというのは、一番、成功したらうれしいことで、
そちらへと軸足を移して質のいいバコパを多くの人に提供できるようになるというのもいいと思ってます。

最近、認知症関連のテレビ番組が増えてきましたが、いまはまだ序の口で。
これからがさらに大変なときを迎えることになるでしょう。

だったら、常食としてもちいてもよい料理の素材のひとつにバコパ入りの調味料ができて、
さりげなくおいしくバコパをいただいて、バコサイトの認知機能を維持促進する成分をこまめにとりたい。
それって、うまくいけば、私も小躍りするほどうれしい未来が思い描けるのです。

でも、料理を作れる方に、アイデアを出してもらったほうがいいのではと。
料理の分野では、匙を投げ逃げ腰になっています。 -.-;

おいしいフルーティなチャツネが、マズく、マズくなって食べにくいものが大量にできてしまう恐怖。
イメージしてみてください。
意外にチャツネって、長持ちする。
おいしくなくなった大量チャツネが、冷蔵庫を支配することで、他の食品が入れない不便さに心おれます。


ここに関しては、人の助けを求めて近々に動き出す予定です。