自宅で抗ストレス作用をもったハーブティをいただいてます {ホーリーバジル}を部屋で育ててこころのケア。

昨日、園芸店に足を運ぶと、
つぼみのシャクヤクが切り花として販売されていました。

私も栽培中で、徐々につぼみが開き始めたころで、
開花をたのしみにしております。


シャクヤクは、薬用にもちいられる品種もあります。

シャクヤク(生薬名:芍薬
・ボタン科ボタン属の宿根草
・生薬:肥大根を乾燥させたもの。
・効能:鎮痛作用、鎮痙作用があり、腹痛、腹
満、身体手足の疼痛、下痢、冷え症などに効果。
・主要産地:北海道、長野県、新潟県富山県奈良県など。

トウキという生薬と合わせて漢方の処方となし、
婦人科系の症状によく効くとされております。


すこし漢方の生薬の知識をもって園芸店を覗くと、
実物の生薬がそこにあって買えるので勉強になりますね。



ただ厚生労働省より医薬品として使用される成分が含まれているとして、
サプリや生薬としての流通が禁じられた植物もあります。

※ 以下PDFファイルは、厚生労働省の公開している、そのような植物のリストです。
(別添2)
○専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000086062_1.pdf




こちらのなかにある植物の中にある、有用性が高く知られるものであるが、
その植物が持つ特徴的な成分が医薬品と同じとみなされてしまうものたち。
医薬品にもちいられる成分と同じ成分が含まれているのは確かです。
日本ではサプリや生薬、または野菜として流通できないものですが、
他国のその研究論文の圧倒的な数を出しているアメリカ等では普通にサプリになって売られています。
なので国内の栽培農家がそちらを栽培して販売したり、ハーブティ等にして流通させるのもいけない。
ただアイハーブのようなメジャーな海外でサプリを販売するショップから個人的に輸入して手に入れるのは規制している形跡はみられません。

なんだか国外の業者を助け、国内の業者の商機を削ぐというのも、、、なんだかなぁと思ってしまう。



そういったハーブの中のひとつに、
学名:ウィザニア(アーユルヴェーダでは: アシュワガンダ 全草取引禁止】があります。
アーユルヴェーダを学ぶもので知らぬものはない数千年前から用い続けられてきたハーブです。

アシュワガンダが日本で規制される前のこと、
ある日本人の女性が書かれたブログを読みました。
その方の病状が進まれた母にアシュワガンダのハーブティを飲むようにしてもらったとき、
その方の母が感じた感想を言葉にした内容がわすれられません。

あまり詳しくお伝えするのは差し控えさせていただきますが、
高い精神的および肉体的なストレスを感じた状態に置かれたとき。
アシュワガンダの成分のひとつに抗ストレス性とよばれるストレスに敏感になりすぎてつらくなる感じ方を抑制する作用があり、
その抗ストレス作用の働きにより感情面の過剰といえる部分を引き下げれくれたこともあったかのようなお話にも私には見えました。

それはアシュワガンダについて医学的な研究は進んでおり論文数も多数、
同時に英独仏等の言語での洋書やアーユルヴェーダの本場のインドでは、アシュワガンダを単独にタイトルとした書籍が多数あります。
いまはいい時代で、そのような医学的な研究の論文はネット上でデータとして公開されておりますし、
洋書はkindleにもなっているので(ashwagandha 学名Withania somnifera) でAmazonで調べていただければ即、ダウンロードできます。


厚生労働省のほうではよくよく研究し検討した結果、日本独自のルールとしてアシュワガンダの全草を一般での取引の禁止としたのでしょう。
そのようになさった際の質疑応答もPDFでダウンロードできるようになっております。

ただ、正直に個人的な意見として、アシュワガンダの抗ストレス作用の優れた点が利用機会が失われているということに対し、
つらいな~と感じざるを得ません。

いまの時代背景から高い精神的なストレスを感じざるを得なくて苦しんでいる。
それは個々の置かれた環境も違い、
個人差も多々あるので十把ひとからげに適当なことをいうようで申し訳なく感じるのですが。。。
アシュワガンダの洋書内のそのような要所からの裏付けや、
それ以上に上述したお母さまの言葉がでたときの様子が目に浮かぶようで。


いま、高ぶりすぎた感情に押しつぶされる感じがあるとき、
抗ストレス作用のあるハーブの善用はうれしいところかと思えてなりません。





上述したように、抗ストレス作用として目覚ましい記録があるのが確かなアシュワガンダ。
ものすごく気になりますよ~。
アシュワガンダというすぐれた選択肢が消されてしまったうやむやさが切ない。。。



ただ抗ストレス作用をもつハーブはアシュワガンダのみにあらず。
たとえば
ホーリーバジル(トゥルシー)というハーブも。

インドで行われた研究によると、ホーリーバジルはシベリア人参や朝鮮人参よりも抗ストレスのレベルと安全性が一番高かった事が示されました。またホーリーバジルの抗うつ、抗不安効果は、ジアゼパムという抗不安の薬品と同等とも報告されています。
ということで、厚生労働省が規制していないハーブのいくつかに、
同様に高い抗ストレス作用をもつものもあります。


オーヤトゥルシーというホーリーバジルや、
ほかの種のホーリーバジルもあってバラエティ豊かな聖なる植物といわれるもので。

個人的にはホーリーバジルも好きで、
部屋の中でキャン★ドゥで買ってきたコミックをまとめていれるプラスチックボックスにて栽培しています。
驚くほど手軽に栽培できたのですごい生命力に驚きです。

朝起きたとき、ホーリーバジルの葉を2~3枚摘んで、
ミントの葉と合わせたりしながら自家製ハーブティをいただいています。

さっぱりとした清涼感に似た口当たりをたのしんでいます。

そうしたおかげでココロとカラダのストレスが軽減できているような気がしております。


シャクヤク ホーリーバジル.png
2階の窓辺で