年齢の成果か、体の変化の成果か?



施術中にお客様から、
『50代になって、人付き合いが変わってきたわ』とお話をいただきました。
人の本質がよ~く以前よりも見抜けるようになってきて、
うまくいくような人と付き合うように変わったといわれます。
わたしも50代になると、以前よりだいぶ気持ち的になるようになるといい意味での開き直りがでて、
50代になって変わったこともだいぶあったと感じています。

あと『それは施術を受けていって体の状態が上向いてきたからかもしれないわ』とも仰っておられます。


それ、いい話ですよね。

施術の回数が進み、
体が窮屈さから脱して本来の自分に近づいていきます。
変化が浸透していくと、体の内側からエネルギーが湧いてきます。
するとときどき、お付き合いする『人間関係が変わってきた』とおっしゃる方がおられます。

興味深いですね~。

どういった仕組みで付き合う人を変更するものなのかな?

心身一如というように、
心と身体はわけられないものです。
それがたぶんに施術に人の体を変えることにともなり、
人の心の持ち方や物の見方が変わって人付き合いが変わることが起こるのでしょうか。

人の体は栄養が満ちてきて健康になっていくと、


私の場合、ひたすら動き方を自主練をやってみて、少しずつ体の仕組みが見えたとき、
実は付き合ってきていた人が変わっていったという経験をしました。


それと以前も書かせていただいたかもしれませんが、
わたしが初めて古寺ミトさんというアメリカ在住のボウエンテクニックのセッションを受けたとき、
当時、たったひとりだけ、『この人は許せん!!』と感じた人がいたトラウマがきれいに消えました。

のんびりした自身の性格のおかげで、その人以外に、
それほど強く感じた怒りはなくて、これほど深刻な人に対して怒りを持ったことがなくて。
自分もどうやってこれに対処していいかわからないでいました。
時間が経てば忘れられるものではなく、数ヶ月もそのことが脳裏から離れない。
それが妙なところで貴重な自身の生命エネルギーをたれ漏らしているわけで、
瞑想状態に近しい安定した集中ができないのがわたしの施術の仕事だが、
そのさまたげとなっていたため、それには心底困っていたわけですが、
そうわかっていてもおさまりがつかない。。。

それがミトさんのボウエンテクニックセッションを受けたときに、
深刻な対人関係上のトラウマの傷が、
人への深い許しの気持ちを連れてきてくれた。

人は深く傷ついても良い施術のセッションを受けることで、
それが単発セッションでリカバーリーできる!
その体験をさせていただき大切な気づきを与えるよう試練をいただいたのでしょうか。
そうした可能性を体感できたことは、感情と精神と体との相関を身で悟れたことは大きな収穫だった。

そんなことを体験してボウエンテクニックを習う講習会を受けて資格を取ったが・・・
わたしにはボウエンテクニックでそこまでのことを引き出すことはできないでいます。

どうも、ずり圧をかける施術法が身に染み付いていて、
それがボウエンテクニックの手技にとって雑味になっている。
そのことはわかってても、なかなか心血注いで研究した成果をつぎ込んで身につけた自身の施術の手は、
なかなか融通が利かないんです。

いつかミトさんがしてくれたボウエンテクニック・セッションをしていきたいと願っています。

あとひとつ、わたしが対人関係上の怒りから感じたことは、
また体がつらいとき、しんそこくたびれていて、栄養や酸素が体の中を巡れなくなってしまったとき。
そのような障害のおきているときには、
自身の心が負けてしまいやすいのです。
人を舐めてかかったりするものは、鋭敏にこいつはかかってきても怖くないなと、人の足元を見ている人が多い。
そのようなものは相手の体の筋肉の張りや眼の強さが窮しているかどうかを、本能的によく観察している。
メンタルがあまりに際立って強さが光っているようならばその光に耐えることは能わないため、
こころとからだにそのものが神からいただいたままの素の整えられた状態として揺るがない栄養にみちていたならば、軽々しいことをすればおいそれとは許されないこととなると感じて手を出せなくなる。
そういった点に合致するよう体を帰って行かせることは、基本だと思います。

そうわたしが思う中、
わたしがよく聞く斎藤一人さんのYouTubeの動画では、
負の気持ちを持つ相手との対人関係をスムースにするためにどうすべきか
次のようなアドバイスを送ります。

『いつも人や物の悪口を言っている人、妬みっぽい人、やたら執念深い人、
そういった人と付き合えば気づかないうちに自分もその毒々しいペースに飲まれるようになるから、
とっとと逃げるようにする。
そういった毒をはくようなことを言っていても、それがいつもその者が口にしていることなら、
それが何が悪いのかとわからなくなっている人も世の中にはいるんです。

そうした人から言われっぱなしじゃこちらが損をしていると感じたとしても、
そこで対抗してこちらも毒を出せば、相手の毒とこちらの毒が折り重なって積み上がり、
ろくなことにならなりません。

たとえそのような人に憤慨してやり返そうとこちらが喧嘩をしかけなくても、
そういう人は、自分が吐いた毒が元でトラブルが起きて自滅しますから。
そのような波動を持っている者とは治してあげようなんて考えずに、
相手に気づかれないようにすっと身を消して逃げるのが才能ですし勝者でしょう』


昨今のテレビの非常なニュースがつたえることからわかるのは、
執念深い人との付き合いが悪い方に行けば刺されることがあったりしかねません。
人をしっかり見て付き合うことが大事というのは、
そういった自分の大切なものを奪う人がいるところに集うのはやめてもいい。
互いを尊重し尊敬し互いに助け合い、成長を促せるような、、、、
そうしたしあわせを感じられる人が必ずいますから。
そういった人の集うところがふさわしいと見つけ出そうとすれば、
そうしたところに置き換わるものでしょう。
それがいいよということですね。

さすが、人生の達人。

体が良くなってきて人付き合いが変わったという人の話を多く聞きよく分析すると、
以前なら自分が一歩引いて損な人とも付き合っても来たが、
なんだか自分から何かを奪っていくようなそんな付き合いはしたくないと、
素直な気持ちが隠せなくなってがらって親身に付き合う人の顔ぶれが変わるようです。

これが現れると、施術、卒業がしっかと見えた頃合い。
そのようなすばらしい兆候なんですね!!!