つらい片頭痛。あなたは手から?足から?または両方?

 



頭痛に片頭痛呼ばれる、
頭部の片側が痛みが出る頭痛があります。
 
手から来る場合の経絡トラブルは三焦経と一部肺経で他の主訴に耳鳴、上腕痛。
足から来る場合の経絡トラブルは胆経と一部胃経で他の主訴に耳鳴、めまい、眼のトラブル。



Screenshot_20240531-093631~2.png

教科書的な判断では、
このようなざっくりした判断ができます。

なので片頭痛がひどくって、、、、といわれたときに、
「それは大変ですね~。。そんなとき(めまい)って、ございますか?または普段のときでも」
とお尋ねします。

お客様から、
「そうそう、めまいがときどきともなうときがあって困っちゃいます」
と聞き出せば、まずは足からの胆経や胃経になんらかの問題があるのかと判断できます。

めまいがあるなら、上腕痛など腕に関わる痛みは感じているかどうかを確認します。
実際は痛みはときに麻痺が進行している方の場合には、
内部炎症がすごくても患部の血行不良で傷まないといわれることがあります。
だから痛みの有り無しの質問は、意外に微妙な追加検査が必要になり即断はできません。
でも一応、訪ねます。
「そうなんです、このライン(三焦経線上)の上腕痛がきびしくって」
このときは、手からの経絡トラブルも同時に内在していると考えられます。

一方、お客様の返答が
「めまいは、まったくないですね」
と聞き出せば、手の三焦経や肺経のみになんらかの問題があると判断できます。


するとシンプルな質問をして回答を得ることで、
どういう経絡タイプの患部にトラブルがあるか様子からうかがえます。

これがぴんときてアプローチして手技をなすかどうかは結果が大違い。

こうした患部の特定ができないままアプローチは効率が悪いのです。
健常な筋組織をリリースしても大きな害はないように思えますが、
部分的な血行が促進されすぎることで不健康な部位への血流が滞ります。
そう考えれば、不要な手はださないようにしたいのです。

同時に問題ない組織部分に貴重な施術時間を費やしては、
必要なトラブル箇所のケアの時間が削られますし、
必要なトラブル箇所の患部は慢性化したら深層部まで凝りが侵入しておりますから。
そうしたところをリリースするには、
多層化した凝りを一層ずつ拭う丁寧な除去手技に多大な時間や労力、集中力が必至。
そういった患部のケアをするための施術者の体力や気力を維持するには、
問題箇所を最初から正確に特定できてリリース部位のマネージメントができている必要があります。


ちなみに、中医学で言うところの虚証の方々の片頭痛はケアが時間も施術回数も大幅にかかります。
対して実証のお客様の片頭痛は、比較的、虚証の半分も手間がかからず状態の維持もしやすい。
これでよほどのことがないかぎりOKですよ~と声がけがしやすいものです。

ただ片頭痛がひどくてという方の場合、片頭痛と同時に他の主訴もある場合が多く、
しっかりケアなさると、そういったところへも改善が進むこととなるでしょう。