「心的外傷後成長」 感謝の気持ちがめばえて、自身の心身の生命力の火が活性することもある

生きていることへの感謝お気持ちが高まりしっかりした価値観が形成されるのは、
ただ生きていればそうなるというものではないでしょう。

不安や恐怖と向き合わざるを得ない直面した経験。
そこから人は多くを学び、そして成長すると考えられます。

 


コップに半分入った水をみて、
「あと半分しかない」と危機を感じるか、
「あと半分もある」と感じ感謝するか。

人それぞれ、感じ方は違う。

どこかのターニングポイントをむかえることで、
不確かな不安にこころを乱される思考を抜け出し
確かな目の前にあるものの大切さやありがたさに気づく。

そうした場面を生きているうちに迎えることができた方は幸いです。

 


12歳以降にがんを患い、生き延びた人は、
専門用語で「<strong><span style="font-size:large;">心的外傷後成長</span></strong>(※)」とよばれるプロセスを経験しやすくなるといいます。

心に負った傷を乗り越え、人として成長するのです。

<ins>※ 危機的な出来事や困難な経験との精神的な葛藤や闘いの結果生じるポジティブな心理的変化の体験のこと</ins>


人は死を意識することで、いまの自分が呼吸をし生きている事実にハッと我を振り返り、
そのことへの感謝の気持ちが高まる。
そのような経験を通して早い段階でしっかりとした価値観が形成されるようになります。

 


人生が永遠に続くような感覚で日々を過ごすのは、誰にとっても最善の生き方ではない。
人は死を意識しながら日々をすごすことで、「時間の価値、貴重さ」は高まるでしょう。

そのようなことを痛感させていただき、
深く考えることをさせていただける話を、施術中にお客様から聞かせていただきました。


明日もある、そしていまのままでずっとつづくという錯覚から、
つい無為に一日を過ごすことがあります。

 

「自分にとって最善の一日の過ごし方とは?」

時間がどれほど貴重でありがたいものかを知り、
それ以外にも多々ある自分のいまの大切に感じるものを問うことで、見えてくることでもあるでしょう。

あらためて、いま、こころの成長を遂げた方からの話を伺い、自分もそう問いかけを繰り返そうと思いました。

 

我を抜く修行 筋感覚を疑え!

ヨガのポーズのひとつ「屍のポーズ」。
いわゆるこれは仰向けに寝た姿勢です。

一見すると簡単すぎるポーズといわれそうですが、
究極のポーズのひとつに数えられるのがこちらです。


下図は仰向け寝になっていると思ってみてください。
屍のポーズ.png


この男女とも、自分の体のもっとも心地よい位置となるよう、状態を探っているのですが、、、
この男女とも同程度ほどの凝りが体内に内在しているという条件を満たしているとします。
それなのに2人の屍のポーズには違いが現れています。

左の男性は、
カラダの正中線が上下を正しく貫き、
手足の先、肩や骨盤なども左右対称にカラダの各部が配置されています。

右の女性は、
カラダの正中線に傾きが生じており、
手足や肩・骨盤など左右が非対称になっています。


なぜ、このふたりの違いが現れたのでしょうか。


右の女性は、自身の筋肉の筋緊張という筋肉の凝りがゆるむことに注視してカラダの手足の位置や肩や骨盤、そして頭の位置を配置しました。
するといつもの筋肉の緊張癖という我に着目してそこを抜いていこうという試みをしたわけです。
それでも一定以上、成果があらわれます。
なにげなくいつものまま仰向けにこの女性が寝れば、
この状態以上に曲がりがあらわれるから、それに比較すればシンメトリーに近づけたからです。

ですがこのような筋肉の緊張している部位ばかりを眺めて意識して、
筋肉の緊張していない部位はお構いなしといった盲点部位を放置するのでは、
このものの気づきは穴だらけです。
その結果が、実像の姿勢はゆがんでいるものの本人にはゆがんだ状態から完全に脱したという感覚で感じています。





左の男性は、自身の筋肉の筋緊張に意識をフォーカスすることは捨てました。
シンプルに座標軸でカラダの骨をどこにおくか、それなら肩関節は左右のどこに置くか、骨盤はどうか。
足の左右の開きはかかとやつま先の位置をみて厳密に確認を取って正しき場所に設置していきました。
すると何が起きるか?
筋緊張がある凝った部分を、上記の女性は弛緩させて伸張させるイメージを持っていたのだったが、
この男性は、凝った筋肉の緊張した部位をさらに筋緊張を上乗りさせるような収縮を強いてみたり。
こんなことをしていいものだろうか?と、やってみて不安がよぎる。。。
ですが骨をどこに置くかについて不具合を感じさせるほどまでは筋肉の凝りがないのをいいことに、
物差しで測り分度器で足や手の広げる角度を厳密にして設置足するがのごとく、
部の位置を決め、骨盤の位置を決め、肩甲骨の位置を決め、手の場所を決め、それらの関節の向きを正し、頭の位置を決めていきました。

そのようにして【偉大な骨組みの位置が正された状態】となった。
次の瞬間、呼吸がいつも以上にすんなり体の芯まで取ちなみり込まれる。
その自然に起きる力強い様子に驚きます。


筋肉の凝った部位に意識が配れてはいるが、そのほかは見向きもしない感じであれば、
屍のポーズはいつまでたっても完成することはありません。

筋肉はもともと伸びたり縮んだりする性情を持つものです。
そこが一時的に凝っているというのも生理的現象ですが、
そこにばかりことさらに注視してみたとしても見えるものは限られます。

骨は筋肉のように伸びたり縮んだりするものではありません。
それゆえに、肉体内部の内部感覚的な位置や状態を固定的に、なおかつ再現性ある状態で設定していくこともできるし、
それを繰り返すことで、その姿勢を学習することができます。



深層筋の癒着が多々ある方には、骨の位置を設置するには制限がかかります。
だからなかなか屍のポーズをしようとカラダの細部にわたって骨を正しい位置に持っていこうとしても、
関節の向きに左右のシンメトリーがかなわないような部位が多々見つかるのです。

そしてそのような屍のポーズを繰り返すと、その状態を運動神経系がぎっちり記憶してしまい過ぎると、
それもまた誤った体感覚を正常と誤認させるミスリードがはじまるでしょう。

ですから他にある多くのヨガのポーズでカラダの各部の柔軟度を高めていくのです。
または筋膜リリースをストレッチポールを使ったり等でおこなったっていいでしょう。
徐々に深層筋までリリースが進んでいったとき。

私たちは筋感覚で体を操作していけばいいという常識を捨ててください。

過剰な筋感覚の優性した意識には「我」が入りこみます。
そうした「我」を抜くには神が設計した人体のひな型へ。


すでに凝りがあったり感受性ある感覚神経の分布にはばらつきがあって、
そうした筋感覚は、参考にすべきものですが、伸び縮みして番地が定まらないようなことに頼みにするのはやめてしまうこと。

立体的な空間認識、空間把握を骨の配置を厳密に選択するとい方法をとります。




身体のゆがませ方には千差万別な答えとしてのやり方があるわけです。
ですがこうした自身のツールとしての骨の位置を基準にして、どこにどう配置するかの答えは、究極はひとつにいきつきます。

それが屍のポーズの型ですね。

足首には、6本もの経絡が通る気の通りをつかさどる要所。柔軟性をたもつようにすると健康にいい、ですよ!

太極拳のレッスンをする前。
決まっておこなう準備運動があります。

首と手首、足首をよくスムースに動くようになるまで回します。
練習に必要な筋や腱の柔軟性を増すための意図もありますが、
養生としての状態のチェックをするという意味もあります。


たとえば。
足首の前に胃経と脾経の経絡線が通ります。

足首の内側に肝経と腎経の経絡線が通ります。

足首の外側に胆経と膀胱経の経絡線を通ります。


傾向としてという言い方でとどめる程度ですが、
足首の前側を通る部分が硬く柔軟性が停滞していては、そこを通る胃経と脾経の経絡が虚する状態に陥るでしょう。
その胃経と脾経の虚が行き過ぎると血糖値などのバランスが乱れるようなことも起こりえると東洋医学ではいいます。
その際たるものを糖尿病というようなことも。


そして足首の内側が硬くなり柔軟性が低下すれば、肝経と腎経の経絡が虚する状態に。


この場合は、硬化した側の足首がある同側側の肝経と腎経に引き連れのようなことがおこることがあります。
筋肉には経絡の通りを有するものもあり、大腰筋は腎経の通り道になっております。

そして足首内側が強い収縮状態が維持され緊張が抜けない場合、ときおり観察できるのが、
大腰筋の上端部位が横隔膜の背側の脊椎部位に付着点となる横隔靭帯と動きが同期するものとなっており、
足首内側が固まって大腰筋上端部にまで緊張の影響が達している場合、
横隔靭帯にも大腰筋の緊張が影響して物理的に横隔靭帯の凝りが観られる場合があります。

横隔靭帯・大腰筋.png

たとえばかつてヒールを履いていて足首を固めてしまわれたまま。
または外反母趾となったため足裏の土踏まずあたりを終点とする腎経にいい刺激が与えられなくなることも、
大腰筋の筋の状態を弱化させたり緊張状態を強い続けてしまうことがあるといわれているようです。
そうなったことにより、上記のような横隔靭帯の凝りに影響がでてきて季肋部に思わしくない様子が反映されます。


もちろん足首の外側が固まれば胆経や膀胱経へと影響があり、胆のう部や膀胱などの臓器の組織のダメージというよりそれらの五臓六腑の機能や働きが低下するようです。

ボウエンテクニックでは、じつは胃経・脾経、肝経・腎経、胆経・膀胱経が足首を通る部位にムーブをかけることで、
これらの経絡全体への状態改善を狙った足首へのセッションがあります。


足首周辺の構造を組織として考察すれば、
支帯と呼ばれる靭帯によって足首部がリストバンドにてキュッと締め付けられてばらけないようぱっけ維持されているため、
もとよりこの足首部位は他の部位より癒着が進行しやすくなっていますので気を付けて日頃からセルフリリースをすべきところです。
つまり、足首をくるくるまわしてみるようなことですね。
そういったセルフリリースよりも、高い効果を発揮できるよう設計されたボウエンのテクニック。
そこはよく練られていると、私も感心するところです。

ですがこのセッション。
すでに足部の骨の骨膜部に深く癒着が進行しておるときには、
私がそこをボウエンテクニックのムーブだけで処理しようとしても、
うまい対処として後々におよぶ改善が誘発されたり健康な状態の維持はみられるものではないようです。

そのような場合ですが、
伝統的な中国人がどのようなやり方で足首の硬さが強い部位を緩めるのか。
そこを調べてみました。

もしかしたらベン石温熱器を使っているのか?!と思って、応用範囲の拡大につなげられればと思い調べたわけですが、
基本、そこまで一般の人にベン石温熱器が受け入れられているものでもないようで。。。
私がこういった部位のリリースをするにはだいぶ役立つとは思うものの、
やはり足首の刺激すべき患部が凹凸が激しいためベン石温熱器をフィットさせて有効に熱を伝導させてから解くことは難しいのだろうと感じています。

ただその代わりとして、ベン石のかっさを、ご高齢の太極拳などをなさっておられる方々は用いてセルフリリースをなさっているようですね。
他者による施術の推拿という中国マッサージでは強力な足首のリリース技法もあるようです。
ですが自力で自分の体に推拿のテクニックを施そうとしても足首にはなかなかやりづらい。
それがセルフでのハンドマッサージより数倍以上の効率の良さでリリースをかなえてくれるベン石というマッサージに特化した石をもちい、
それにより足首をよくマッサージするという映像をみつけました。
やはりベン石が推奨され、一部にはひすいのかっさでもいいとされていました。
足首、手首、頭部の首のような首といった名がついた場所は、
特に気血の滞りを発症しやすい場だという理解から、
特になすべきとしてなされるようになった首へのベン石かっさによる気の促通マッサージのようです。

ちなみに手首のかっさは手首といいつつも手の甲や手のひらも含めた指の腱を全体緩めるべきです。
手首の場合は、手の指の流れの方向に沿ったかっさの刃の運びでいいのでやりやすいのですが、
足首の場合は、足首から下の足部のかかとやくるぶしなど形状が複雑です。
そのくるぶしの特定部位に経絡が通るラインがあるため、その部位を的確に当てることが必要です。
そこは施術者レベルの知見も要するのかと思う細やかな刺激の加え方がいるのですが、
ひとまずは、そこまで難易度を高めずに足部の経絡の図を眺めながら筋の流れにそったかっさの当て方でやってみましょう。
実際にボウエンでは足首周りの靭帯や腱を刺激するときはソフトな刺激で靭帯や腱の流れに直行する刺激を与えて効果を出します。
ただこれは解剖学的な足部の詳細モデルが頭に入っていてできることなので、難しいようであれば筋腱の流れに沿ったかっさの刺激でも効果はでますので。
そこでのやり方を磨いていってください。

いまだに心電図の読み方とそれと脈診との相関を調べるため、心電図関係の本を読み漁ってます。

私の目的は、心電図モニターで得た心電図波形が脈診とどのようにかかわりをもっているのかを調べたい。
そのような気持ちでいろいろと調査中です。


最近は、Apple Watchでも心電図モニターができる機種があります。
相応、すぐれた精度と認められるものです。

それにも増して、Apple Watchより精度高く計測できる「携帯型心電計 HCG-8060T」がオムロンから出たんですね。

オムロン、持ち運べる超小型の心電計。Apple Watchよりも多くの症状を早期発見
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1419219.html

オムロン ヘルスケアは、持ち運んで心電図をスマートフォンに記録できる
「携帯型心電計 HCG-8060T」を6月22日より発売する。
 直販価格は34,800円。
 医師や医療関係者の指示により購入できる特定保守管理医療機器となっている。」


とのこと。





医師や医療関係者に指示してもらえない私には購入できない機器であります。
「携帯型心電計 HCG-8060T」は左右の指先で接触するなど計測する場がApple Watchよりも増えています。
その結果、「携帯型心電計 HCG-8060T」により心電図モニターで計測で得られるデータが複数にわたります。
するとそれらのデータを組み合わせて症状の状態をパソコン等にダウンロードして使えるアプリが判断をする仕組み。

不整脈が発症している方の病理上の詳細を判断するにはApple Watchの計測方法では不十分だといわれる医師がいると聞きました。
その理由を知りたくて専門書を図書館から借りて目を通し、わかってきました。

Apple Watchの計測方法で判断できるものもあるが、
不整脈の分類上どれにあたるかを正確に判断したいならそこでえられた計測データのみでは確定できないということなんですね。


ちなみに心電図の専門書など意識的に探したこともなくて、
どういった本を借りればいいかわからない。
ひとまず書名のタイトルを見て硬軟とりあわせて7冊ほど借りて大まかに目を通しました。

スッキリわかるモニター心電図
マンガで簡単!モニター心電図
なんかヘンがわかる心電図の第一歩
かげさんのイラストで学ぶ心電図と不整脈めも
心電図・X線画像・採血
Electrocardiography A to Z
もしも心電図が小学校の必修科目だったら



個人的な脈診に心電図モニターがという域を超えた勉強になって本来の脈診との関連を知る研究が損なわれそうですが、
いままで呪文のような頭文字を丸暗記していたのですが、
その記されていた心電図の波形から読みとける内容が理解できるようになる喜びは大きなものです。
・・・まぁ、正直に言えば、そこまで専門的な知識は私には不必要ではあります。

なので脈診と心電図の相関を知り役立てるためにという視点で、
以下のやさしい心電図の解説本から実践的な見分ける力の養成を含んだ3冊を時間をかけていこうと考えています。

マンガで簡単!モニター心電図
なんかヘンがわかる心電図の第一歩
心電図・X線画像・採血



ちなみにスッキリわかるモニター心電図というコンパクトな本には、
どの位置に心電誘導ケーブルを伸ばしてセンサーを貼り付けるかがわかりやすく診ることができました。

その多様に多くのセンサーを計測部位に貼られる様子から、
それぞれの計測個所から上がってくるデーターには違いと意味があり、
それらを総合して判断できるようにするという発想に、
改めて驚きを隠せませんでした。



邪道といわれそうですが、
橈骨動脈での脈診、頸動脈、足の後脛骨動脈の脈ならば、
それらの動脈からなら既定の脈診で診たときの様子と当てはめてわかるこも多いのです。
ですがそれらの動脈部位の上に心電図モニターのセンサーを貼るわけでもなくて、
脈管の硬軟や気血の通る状況などはわからないし。。。

ですが自分の通常脈を診る上記の場所以外の部位にある心電計のセンサーを貼る場所をみつけて指先を接触させてみます。
そこからひょっとして何か感じていく力を育てられたら何かが感じられることもでてくるのだろうか?
なにも感じないだろうと思いつつ、やってみてます。
もちろん使えるデータがとれるわけではなくて、なんとなくというものですが。


安定的に物を考えて診られる方には不安定なことをやっているとしか見えないでしょう。
ですが、ケースバイケースで、思わぬ理解が深められることもあるため、
直感でしてみたいと調べる必要がでたことには素直に従うようにしています。



ただ困ったことに、
本来の目的の脈診と心電図の相関について、心電図の波形を読む勉強の大変さから、
いまだに思ったほどの相関を手にできていません。
これってどんぐらい時間や労力を費やさないと見えてこないのかと。
それだったらすなおに脈診のみに集中して再度学習していく時間に当てるべきではないかと、
いくつか不安がもたげてきますが。。。。


考えても判断がつくほどのものを知らずに考えるは無駄とわりきって、
上述の心電図関係の本の3冊のみはしっかり目を通す予定です。

私の指先で感じ取れる脈を読む確からしさに不安もぬぐえず、
日々のばらつきやお客様ごとへの思い込みがでているために。
ちゃんとした脈診は、半端ない高度で繊細な技術であるので。
私にはある一定の領域から先には至りづらい感じを持っています。


正直なところ、そこを心電図の波形で補えるものならという気持ちがあります。

「汗の内攻」の悪影響で体調不良、感じてませんか? そんな方に汗をかくほどにCOOLな驚異の表面温度ー10°cのウエアがあるんです!

最近の暑さも明日まで。
ただそれでも3度ばかり気温が低下する程度のようで、
これからも暑さをしのがなければならないことが多くなるでしょう。

お客様が施術を受けにこちらへおいでいただくときも、
ふきだす汗が止まらないときがあります。


そういう私も、昨日出かけたときに、
暑さが厳しい中歩いた後に冷房がある部屋に入ると。
ふきだす汗が滴って、床に落ちそうなほど。
私は自宅の室内でおこなう仕事ですから外出する機会が少ないため、
熱耐性が弱くなっています。


いま、ブログを書いているときテレビがついていて。。
羽鳥慎一モーニングショーで、
警戒!紫外線リスク  肌は大丈夫、睡眠時間、汗かきは?

紫外線を浴びることは、やけどにつながるといわれてました。
意外と腕から受ける紫外線の影響も高いといいます。

少しでも対策をしつつ、休日は無理ない範囲で外出をしたいので、
よい対策グッズはないかと注意を払っていました。


するとネットで【ワークマンのCOOL CORE冷感長袖ミドルネックがイチオシ!】というページをチェックして、
https://www.ichi-oshi.jp/articles/limited/16029
速攻で昨日、等々力渓谷近くのワークマンへ。

長袖を着て汗の気化で熱を奪ってマイナス10度になる特殊生地。
「本当ですか?!それって」ちょっと夢のよう。
一着、1900円、インナーとしては高いのですが、
買って試して体感してみました。

coolcore2.png

coolcore1.png

脇部分は大幅なメッシュ生地でさらさら、熱がこもりません。
そこも大きい。

それに気化熱になって汗が消えるため、
普通のポリエステル素材や放熱率が高い他の製品と比較してもさらさら。

「汗の内攻」といって、汗がどっと出ることで体をひやす機能が肌にはありますが、
そのときの汗の出方が多すぎれば、暑くなりすぎた肌が急激に汗により冷まされてしまう。
すると風邪を引いたり体調不良をおこす悪影響を与えます。
私は、これにやられてよく風邪をひくんです。。。

coolcoreを着ていれば、汗の内攻リスクが下がるんですね。
生地が汗を吸収したらコントロールしつつ放熱にあててくれます。
【水分拡散】【気化量をコントロール

普通の長袖は皮膚と生地の間に熱がこもりますが、
coolcoreの特殊生地ならかえって長袖部分がクールダウンします。
長袖だから涼しいという感覚を覚えたのは初めてで、
同時に腕のUVカットもしてくれています。



7月1日の朝10時。
東京都品川の私の自宅は窓を開けて扇風機のみで34度の室温です。
休日は、いつもは冷感Tシャツを着て汗をかきながら作業をしているのですが、
熱くはありますがいつもの不快さがうそのよう。

午後一時から三時までが危険な熱さです。

自宅内で仕事をしていても、
電気の節電を呼びかけられてクーラーを強めに効かせるのもはばかられます。
暑さを耐えてどうにかいまを乗り切る。

それにもまして。。。
私が大学生だったとき、バイトで警備員の交通誘導員をしていたとき。
精神状態がぼろぼろになるほど夏の危険な暑さでやられていたのですが、
それは30年前後の昔のことで、いまの暑さは当時を上回っています。
いま、危険な熱さでも仕事を外勤でなさる必要がある方々は、
すでに私以上に敏感に放熱衣類を調べて身に着けておられるかもしれません。

でももし「そういう機能性の高いウエアがあるの!?」という方がいたら、
いまは7月になりましたが、8月、そして残暑も熱にただ耐えるだけではなく、
少しでも快適を求めて、ワークマンへいかれてみてはいかがでしょうか。 


私も今度またワークマンへ足を運ぶことがあれば、追加の洗い替えを買う予定です。

ちなみにウエアが室外でジョギングをしてそうなスポーティなフィットタイプでストライプ線が。。
こちらを着て外出をすると、走ってる人?と勘違いされそうですが、
私はただ、歩くだけです。 ^-^;

暑い日のさなかでも、ベン石温熱器。 大腰筋リリースで大活躍してくれてます!

お客様は異なりますが、ここ数回の施術で、
大腰筋に立体的なアプローチをさせていただく機会がありました。

ヒレカツ定食をいただくとき、
さっぱりした楕円形の棒状のお肉が大腰筋です。

通常、おなかを押すときなど、
手掌で押せば、手の指やその奥にある指先の骨が臓器に対して危険を強いることになります。

特に指先の先っぽの形状は、返しのある釣り針のようになって腹部の臓器を不用意に触って、
その指先のフックで臓器をひっかけてしまえばダメージを与えてしまう尖度があります。

それを避けるためにはどうすればいいのか。

単純ですが、点で釘刺しするような指先の触手を直接つけて腹部の内容をみなければいい。
私は、最近は接触面積が大きくてなだらかな接する面を持ったベン石温熱器越しに、
患部のコンディションを把握していきます。

これ、慣れないとまったく内容が見えてこないと思いますが、
さすが一年以上にわたって使いこなしてきたため、
ベン石温熱器越しに触れたものの形状や硬さ粘度などが読めるようになりました。

このときは臓器に問題が潜伏していないかを確認の上、
安全があれば多少の圧を持って患部に触れたベン石の接触する部位をローリングしたり、上をなぞったり、連続した高速微振動というスピードをあたえた加速系のリリースを測ったり。
それらを繰り返すうちに、指先で患部を触っているときか、またはそれ以上の精度で患部の状態が把握できるような感触が得られます。

そうやって十分な情報を得られるようになった結果、
大腰筋を腹部の前方から背側へ向けた圧をかけてのリリースにとどまらず、
大腰筋の側面の深さや状態を読み取ってから、側面リリースができるよう進んできました。

もちろん。
臓器越しに大腰筋を圧することのリスクがあるため、
ムリや無茶はできません。

ただ以前では大腰筋の側面、特に背に接した深度にて硬軟や癒着度状態を知ることは難しくありました。
それに大腰筋に対して腹横筋側から正中に向けて側面からの圧を配るとき、
安定的な圧をかなえられなければ負担が大きくなるので。
おそらくベン石温熱器越しにここを診るのは、
相応の修練が積まれた後になってできること
そのように感じられます。




昨日は同業者をなさっておられるお客様の施術でしたが、
この大腰筋から側面を解くというやり方ができなければ
問題の深層がわからないといった状況に陥るところでした。

それがベン石温熱器越しに内部を把握する精度が高まることで、
お客様の状態を推測したものの正否を調べつつ、
同時にリリースをしていくことを、何十回と繰り出せたことが昨日の一度の施術で、
おおよそ現状の負担感の要因は大腰筋の部分過緊張によるもの、とお伝え出来ました。

大腰筋の背側左手が足の親指の不具合から立ち上がってきて過剰な緊張を強いている、
という状態を無意識になさっておられたことが起因でしたから。
そこがわからなくてとりあえずの仕上げをしていたら、
わずか数十分で、また体が先ほどの不調と化した状態を再現していたことでしょう。
じつは患部を解いた直後に、また患部に筋緊張を強いて凝りを創って体を支えようとするとき。
そのときは患部の筋肉の緊縮率が先ほど以上に高まるため、
いままでに作られていなかった体のゆがませ方をし始めます。

そこを通らないようにするには、適切な原因を見つけだして身体操作上の注意をお願いするか、
解くことを断念するかの2つにひとつとなります。

そして問題が複雑で推測も困難となれば、解くことを断念せざるを得ない。
それは施術院等で患部のみをとにかくリリースをされたという方々が陥る、
この人為的なゆがみは治せないですという、複雑系な重力線にそぐわない問題を作るよりも、
解かないほうがましだという場合があるからです。
ほんとうに他の先生がなさった仕事で、こんなことされてたら治せませんということがあります。
対して重力線に体をそぐうようにして、無意識にカラダをゆがめてバランスとるという最小限のゆがませかたであれば、
それはどこの部位をどれだけリリースすれば全身がうまく整えられるようになるか着地点がわかります。
ですが他の先生がなさって意図がわからないリリースでゆがみができたときは、
お客様を前にして顔に出すことはありませんが匙を投げることがでてきます。

それは適切な原因を見いだせていけるための推測が打ち出せていなければ、私自身がなす仕事でも、
そのような状態におちちるリスクがでてきます。

今回、ベン石温熱器で大腰筋の側面を把握する技術がなければ、
解くことを断念して全体像を底上げしたまでのところで様子見にするしかなかったと考えられます。
ベン石温熱器のベン石の遠赤外線による患部の硬さや癒着が強圧以外の用法で解かれ進むものです。
これができなければ、「あっ、やっぱ、梨状筋じゃなくて、大腰筋の問題だ」と同業者のお客様にも説得力を持って
お伝えする結果がえられたと思われます。
大腰筋の一般的なトリガーポイントがわかっていて、おおよそ大腰筋だと問題はわかっていたとしても、
結果的にその大腰筋の長年お体を誠意ある施術の仕事をなさる陰で、年輪のように凝りをはびこらせて裏に入ると。
やはりCTやレントゲン写真には写ることがない変質が起きてしまうもので、
そこが緩められて、そうした後の違いを感じてもらうしか改善の実感を得られるものではありません。。。




こういった暑い日のさなかですが、
ベン石温熱器を使った筋膜リリースは、
進化を続けさせていただいております。




個人的にはこちらで施術を続けることも、あと数年だと思います。
体力消費のきつさもありますが、自分的に中医学診断の勉強が進むことで、
別の面でしていきたいことへと歩みを進めたい気持ちがわいてきています。

そういった変化の前に、ベン石温熱器のポテンシャルを引き出す作業は、
きっちり得ておこうと考えているこの頃です。

書籍紹介:【子どもの不調は顔でわかる】 オトナほどうまく体調不良を言葉で訴えることができない子供のために参考にしたい一冊ですね

私は東京都品川区在住なのですが、今日も暑いですね。
数日前は暑くても風があったのですが、
いまの無風が暑さを助長しています。

皆様、体調はいかがでしょうか。


そんななか、わずかな救いといえば、
先だってソーラーパネルとモバイルバッテリーを買って屋上に設置したことです。

屋上で栽培中の植物が熱枯れてショックを受けるなか、
2台の扇風機の電力はこちらでまかなえているのは、
この陽光のおかげ。。。

そう思って、耐え忍ぼう。


このような日照りでは、
体調不良はオトナばかりではなく子供にも及んでいるようです。

それは特に幼い子供は熱耐性がオトナほど成熟していないため、
今日のような日に体調を一気に崩してしまうこともあります。
自分で服を脱いだり着たりできなくて、
エアコンの操作もできない子供たちは、
オトナの責任で観ていかなければなりません。

そのような際に役立ちそうな本がありました。




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顔を見ればすぐわかる! 家庭でできる健康チェック。
毎日の観察で、子どもの病気の芽に気づく。

子どもは体調が悪くても、自分の言葉でうまく説明できません。
そんなとき、子どもの顔に出ているサインを見つけられれば、
周りの大人が不調の原因にいち早く気づいてあげられます。

本書では、東洋医学の望診法と食養生に基づき、
不調の原因を見つけるための【観察ポイント】と、
不調の原因別【とりたい食材&簡単レシピ】をご紹介しています。


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個人的に東洋医学の四診のひとつ、望診に着眼し、
そちらを深堀なさって世に広めようとなさっておられる著者の目のつけどころ。
そしてそちらを子供の顔と絞り込み一冊の本にするセンス。

すばらしいと感じました。


ついつい東洋医学の四診を解説する本は質実剛健で飾りっ気が少なかったり、
汎用性が高く診れるようにするため「子供のために」という割り切りで語る本はなかったように思います。

実際は望診を学んだことがあるものが本書を読めば、
その内容はオトナにも言えてることだと気づくはず。
だから大人が自分のために手にしてもいい本ですね。


ちなみに「顔診断で不調を治す」という本が上記本の著者がかつて出されています。





「顔色をうかがう」といった言葉上の表現がありますが、
まさに顔には内臓のコンディションや隠れた症状と思える問題がうかがい知ることができます。

もちろん本書は医療の診断に変わるものではありません。
そのようなステップを踏むときに、この望診という眼で顔や舌などの状態をチェックでき、
「おやっ?」これっていつもとは違うぞと感づきやすいような見る力を養いましょう。
その後は、進んでかかりつけ医師に受診するようにしましょう。

そうなさることで、大難が中難、中難が小難、小難が無難へと大事になるうちに手を打つ機会がえられるかもしれません。



望診を学んだものが患者様の顔を診るときに、
「えっ!?なんでそんなことがわかるの。。。」
といわれるような内容も把握しているのです。

それは過去、四診のうちの望診といった病理を知り研究し続けた先達たちの集めた精度高いデータがあるおかげです。
ある意味、統計学的に、そのような顔の色や形状や乾湿等であれば
どのような状態であると見分を繰り返してきた経験則上で磨きこまれたデータを利用させていただいているので、
それがそうであるといいえるのです。

この表情から症状を診る力。

脈診よりも学びやすいので、望診で顔の表情等から人の健康を察することができるデータの獲得という意味を含めて、
本書のような誰にでもわかりやすいような一般書をご家庭に携えていくのは推奨できます。
もしお子さんの健康管理をしたいと思った方がおられたら、
一度、ぜひ書店で、図書館で、本書を手にしてみましょう。

「えっ!?なんでそんなことがわかるの。。。」
と感嘆詞をもった言葉が発せられること、請け合いです。 ^-^