ボディリーディングについて★★

顔の歪み具合を見たり姿勢の歪み具合や立位姿勢や歩き方などの運動のパターンを見ることで、身体のどの筋肉の強弱があるのか、バランスが崩れているのか内臓器官的にどの箇所にグレーゾーンが存在するか、または将来どのようなリスクが降りかかってくるのかを見抜くテクニックがあります。
施術者同士技を磨く上で、町中に出てよくチェックしていました。
A「あの人は腰痛で腰椎5番左側。呼吸器系に制限が強い」
B「あの女性は消化器系の働きが悪い。主に小腸。」
などなど、一日渋谷の街を歩いて何をしているのだか。
もちろん占い師ではないから、過去のデーターとすりあわせてなぜその歩いている人がそのような状態になっているのかについて同レベルの施術者でしたらA/Bともに全く同じ意見を述べ、そして徐々にその解釈からより細部にわたってその予想の幅を広げていきます。その努力によって、初めてワークを受けにこられた方が前に座って頂いたり歩いたりしている姿を見て、顔の歪みはどうか、頭は左右どちらかに倒れていないか、歩くときに足の上げ方はどうかなどなどの情報を適確に把握します。その情報をもとにクライアントの欠いて頂いた書類を見てその情報をより深く見ることが出来るように肉付けしていくのです。

ちなみにけっこうしゃれにならないほどボディリーディングは役に立ちますし、密かに隠れた身体のコンディションダメージを発見いたします。顔写真とか全身の直立状態の写真、または動いているビデオなどをチェックすることによっても同様にかなりの線まで判断することができます。

でも結局はこれも判断する材料であるだけで、あやふやな箇所なども多く参考程度かまたはより深く身体の中をチェックするための取っ掛かりという意味合いが強いもの、ということを忘れてはなりません。