脳へ血液が回り出すと・・・2

では、どのようにして脳への血液の流れを回復させるか、その強力でソフトなアプローチ方法はといいますと・・・

現在ワークのときに頚椎の筋肉をカウンターストレインでゆるめています。時間はかかり、脳脊髄液の流れをサーチしながらおこなうので、神経を多大に集中しなければならないので大変なんですが、その効果は大きいアプローチ。

その意味合いには、上記のメリットを享受するためにおこなっています。首の周りの筋肉の硬化、それに伴う頚椎(首の骨)の歪みが血液の流れや脊髄神経の送受信を大きく妨げているからです。それが解消されれば、極々自然に自分自身で治っていくかぁ!というようなもともと自分でもっている力を発揮することができるようになるわけです。自分自身で治っていく力を取り戻してもらうこと・・・これが大きくからだの状態を変えていくためには絶対必要なキーワードだと思います。これがなければよほど注意深く変化をモニターしていくか、よほどわずかな変化を積み重ねていくという形でない限りかえって大きなリスクが裏に潜んでいると考えられます。。。

かなり首の緊張がきつい人、ましてや石のようなしこりが大きくありすぎて単なる肩こりを心配するだけではいけないと思われる方が多くおられるのが実状です。また胸鎖乳突筋の張りが強くなりすぎて、それで自ら首を絞めていることに気づかないケースも。。。そんな場合には、血液が脳に届く量が70%を下回ることもままあるとのこと。非常にソフトでリスクを最小限度に押えた頚椎のカウンターストレインをつかっていき徐々に対応していけば、脳への血流量をスムースに増やすことができるでしょう。