彼女の場合は、僕は肩関節のずれ、つまり大胸筋の肥大収縮で、
肩が前にもっていかれていて、肩甲骨が外側にずれていることで、
首を前にたらすようにしてしまう、それが問題だと思いました。
それを改善させるためには、いくつかのステップがあります。
肩甲骨を広背筋、きょくじょう筋、きょくか筋、肩甲下筋で動かす。
斜角筋を使い肋骨の形状を整える。
腕の筋肉を一本一本分けて使う、三角筋や上腕筋群などの太い筋肉も当然ですが、
指を一本一本繊細に動かす筋肉も分けて使うトレーニング。
かなり自己流のやり方を編み出しました。
いつものことなんですがこれは。。。
理学療法のやり方というより、
私自身が太極拳の練習中に拮抗筋を同時期にフリーズさせるときに起こる、
筋膨張に着目しました。
練習中、筋肉がぷるぷるいいます。
やってはいけないやり方すれすれのやり方です。
この拮抗筋コントロール方法は、
身体の中心軸をキープし続ける動きを同時にとることで、
やってはいけない禁じ手を180度転じます。
直接指導しないと、身体がぼろぼろになります。
できているつもりでやっていても、
できていなければ・・・筋肉が腫れ上がります。
でも、正確にやりこなしていけば、
信じられないほど深部層の筋肉まで動かせます。
その動きは筋肉同士の癒着がはがれる動き方。
結果として筋膜リリースが自力でできる。
しなやかでぷにゅぷにゅっっとした、
赤ちゃんの筋肉に変ります。
全身に、この動きを応用することはできるでしょう。
面白い研究課題ですね。
僕の身体も変ってきた実感があります。
合気道の友達の女性には、昨日うちにきてくれてやり方を学んでくれました。
無事に習得してくれて身体が無事復活されることを祈ってます。