肩の解放ワーク

母が10/13にカラオケサークルの舞台にたつとのこと。
300-400名くらい入る会場で、
ここ何年間も舞台に立っています。

で。声が出やすくなるように肩を解放してあげました。
さすがに日頃ワークをしてあげておりますので、
それ相応に肩も柔らかくすることは容易です。

肩を解放するとき、
レベルとして肩甲骨が体の体幹から別個のものとしてはがれ、
たったときにすとん!と落ちます。
そして自然に左右の肩甲骨が近づいていって、
距離8cm〜10cmくらいになるまで自然に閉じます。
すると肩関節が非常に深くはまります。
肩の関節が深くはまると、
肩の周囲の筋肉が関節のずれを補正しなくてよくなるので、
ぐにゃって弛緩します。
肩甲骨の上下動が70代で30cmあるというのをみると、
一般の方が母の肩を客観的に見たら「!!」って驚くくらい、
柔らかくしました。

筋肉の硬化ができる一つのパターン。
骨と骨が結ばれている関節がずれてしまうと、
そのずれを補正するために信じられないほど強い緊張を強いられます。
それを関節を正しい位置に納めてあげることで、
クリアしたわけです。

母いわく、呼吸がすごく楽になったといっておりました。
そして肩をこのようなレベルまで解放されると、
死んだようにぐっすりと気持ちよく寝つけますし、
起きられるようになります。

あまり深く筋肉をときすぎると、
それが日々の悪い姿勢や緊張で固まっていく過程で、
恐ろしいほどの苦しさを覚えます。
いったん肩が溶けてしまって、
呼吸が楽になるとその快適さを基準レベルの評点とするので、
それが「100Point」だとすると、
使い方によって無茶をしますと「50Point」になってしまうことがあるわけです。
すると心地よい状況から深いな状況へと追いやられるときには、
非常に強い、心理的な不快感をあおるような苦しさを感じさせて、
心地よい状況だったときのことを思い出させようとするのです。

その反応がかなり強いものなので、
深く体を解かれると大変な不快感を感じるときがあります。
ちなみに全身のバランスを考えて改善させていかなければ、
絶対に上記の肩がぐにゃっていうレベルまで解いちゃいけないです。

・・・とそんなこんなで、
ワークを休業している間、
家族のもの親戚のものに、
奉仕中の私でした。^^1