詳細な人体の計測データを販売しているサイト

人体計測データを1992年から1994年にかけて日本全国を巡回して、
7歳から90歳代3万4千人の体格・身体178部位を計測。
このサイトではユーザーフレンドリーな椅子や機具などの
製品を設計するためのデータとしての利用を推奨しています。
基本的にデータは有料でお分けするシステムです。
これらのデータは、パソコンなどで利用できる
データファイルや書籍にして提供されています。

ただこちらでは計測点をイラストと表で詳細に提示しています。
このページは無料で参照できます。
とてもわかりやすく大きなイラストで表示してあります。

提供データは以下の通り。
数値データ、画像データ、オンラインサービス
日本人の人体計測データ、成人女子のJISデータ集、成人男子のJISデータ集

社団法人 人間生活工学研究センター(<-Topページよりお入りください)
http://www.hql.jp/gpd/jpn/www/

■ 日本人の人体計測データベース1992-1994
http://www.hql.jp/gpd/jpn/www/hum/indexdb.html

計測箇所の説明
http://www.hql.jp/gpd/jpn/www/hum/point.htm

人体の計測点について、(または体の各部位について)
それぞれに方がそれぞれ呼びたいように表現していて、
そこから相手が何を言っているのかわからなくなることがあります。
もちろんちゃんと国家資格を取得されている方は、
そのようなことはないかもしれません。
ときとしてそれは致命的な誤解を生むような形で、
話が伝わってしまうということもあります。

全員がというわけではありませんが、
ワーカー同士でも、普段の自分のいい方で、体の部位を呼びます。
それが相手のイメージと同じでしたら問題ないのですが、
ずれがあれば相手にそれを伝えた際に情報誤差を生みます。
書籍より整体等の学習を使用としても身につきませんし、
危険も増します。

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余談ですが、アポロ計画も、
ロケットの設計段階で、
長さの単位を<インチ>と<センチ>の両方を使い
統一せずに計算をしてしまいました。
取り違えたことがありました。
そのときはやはり最悪な結末をたどりました。

後で気づけば単なるイージーミス。
単位を統一して開発してさえいれば成功できていた模様です。

人類の英知を結集したプロジェクトチームでさえも、
このような失敗があります。
コンセンサスは大切ですよね。