O脚がすすんだときに生じること

脚部が左右長さが揃って健康な状態。
これが理想。
骨盤も整う。
内臓もちゃんと骨盤の上に納まっている。
生理痛などの不快な思いも激減する。
呼吸も深くなり、あごがすっっとひいて収まり、
首が長くきれいに伸びます。
冷え性なんてわかりません。
etc...

ですが、現代の日本に大勢を占める歩き方ですと、脚の左右差がない人を見つける方が難しい。
それが現状です。

いったん脚部の長さに差がでてきましても(はじめは右側脚部が短くなることがほとんど)、
ある程度まででしたら誤差として一般生活をするうえではやり過ごせるでしょう。
医学的にはあまり問題とされないようです。
このときにこの左右の脚で使いすぎる軸脚が、使いすぎで脚が短くなるんで、その歩き方を是正しなければなりません。
そうすればとても幸せな健康ライフを手に入れたようなものかもしれない。

ですがあまりそのようなところに気を配る習慣を持つ方は少ない。
そうなるとやはり脚部の長さがより助長されて短くなる。特に軸脚が著しい。

それを放置するとO脚として外から見てもわかるようになる。
そうなれば体の中の骨の全体が土台から体全体の骨格のゆがみを作り出します。
体としては土台が傾斜しているので、上物の胴体を傾斜している側の反対側に曲げてバランスをとるのです。
それで背骨の側湾が『くの字』状に生じます。

しばらくその状態で体を使い続けます。
するともし体に対しての負担が過度にかかり、同時に筋肉や関節が柔らかい方の場合、
背骨の側湾が『Sの字』状に曲がります。
この状態の背骨を持つとき、脚部をみればO脚傾向が強くなっていることが多い。
または日頃正座をして座るときに下脚を開いているぺたんこ座りをすると、
O脚にX脚も混じります。
ですがそのときに左右の脚部の長さをチェックすると同じ長さのように計れるときがあります。
生理痛なども少し軽減するでしょう。

・・・ですが、もちろんこれはより状況が悪くなったといえます。

膝や足首などの関節にかかる負担、内臓での血液の滞留などが起こりますから。
そうなればスタイルをよい状態にキープすることもできません。
若々しい体をキープし続けるような代謝も阻害されます。
内臓が硬くなったり腰にしこりができては腹式呼吸が重労働になります。

思い当たる方は、早急に手をうつ必要があるでしょう。