関根の肋骨が柔らかくなった、そして僕が驚いた。

気づいて驚いたこと。
うちのボディワイズで働いている関根さん。
(ボディワイズに通っていた人はご存知でしょう^^)

肋骨、胸骨、胸椎を含む肋骨部分。
全体に開きが強い。
その状態で硬化している。
肋骨部分全体にプレッシャーを徐々にかける、
一般的な肋骨部の可動性誘導操作をしても跳ね返します。

筋金が入った硬さを幼少より維持してきました。

しかし今日ワークモデルをやってもらったとき。
柔らかく変わっていました。
横向きに寝てもらい肋骨部分をおすのですが、
いつもの押してははじかれる肋骨の硬さはない。
肋骨は骨折しやすいところであるから、
限界ぎりぎりまで強く押すような冒険はしません。
そのような工事現場の標語様な(安全第一)モードです。
圧がかけられなければ、
変化していく量も少し。
呼吸の呼気と吸気の動きのタイミングを見計らい、
その動きを誘導していきます。
徐々に大きな動きを誘発するようにするのですが、
「筋が硬い部分はもろい」→「もろいものは壊れる」→「壊してはもともこもない」
その三段論法で対応するようにしています。
肋軟骨が本当に壊れやすい。
特に正面よりも脇側。
この箇所は圧をかける量の変数値は別物です。
それを考慮して理想圧よりずいぶん加減されたものにします。

ということで、
肋骨部分の動きの誘導操作で肋骨部分が解けたわけではありません。

なのになぜここまでとけたのだろう?
関根の積年のもっとも大きな問題点のひとつが、
みごとに消えているのをみて目を疑うほどです。

肋骨の誘導解放の操作以外に、
思い当たるワークも6〜8パターンを繰り返しました。
でもそのどれが効果が大きかったのか特定ができません。
「肋骨部分を緩める」目的でアプローチしていなかったためです。

場合によってはワークの作用ではなく、
関根の心境の変化とか動きの改善によるのか?
動きの改善も大きく関係していると思います。
特に最近姿勢がよくなってきて体型にも反映していますし。

それとも今まで硬かった状態を維持していた筋肉群が、
徐々に体全体の柔らかさを蓄えたことにより、
硬い状態でいられる臨界点を超えたのでしょうか?

昨日硬くて跳ね返した肋骨が、
今日は「ぐにゃっ」と沈んで柔らかく動く。

とにかくよかった。ほっとしています。
願わくばこのままキープしていってほしい。