両利きになるトレーニング

ワークをするとき。

ワーカーは右手も左手も、
両方とも感度よく保つこと。
利用感覚をそろえること。

利き腕側のみが繊細に使えるのでは、
ワークをするときに片側のみワーク精度が高くなる。
もちろん片側のみが子供の頃より使い続けている利き手ならば、
そちらのほうに脳神経のセンサー感度も多く発達している。
後天的に利き手側ではない腕や足の利用を促進して、
左右の利きを平均的に引き上げる。

このトレーニングが必要。

僕も自分なりに工夫して、
利き腕や利き脚以外の使用頻度を意図的に増やすなどして、
筋肉の左右の量をできるだけ均一にしたり、
指先の感触などの左右差もなくなるようにしています。

慣れるまでは難しい作業です。
調子がいいときに限って、
右手と左手の区別がつかなくなるときもあります。

地道に日々訓練して維持するしかない作業です。

今日ボディチェックを受けに来て頂いたお客様のご主人が、
以前太鼓のプロフェッショナルだったとお聞きした。

私はたまたまこの方のご主人の所属なされていた太鼓のチームの
テレビを見ていました。
そして左手で確か文字を書いたり箸を持って食事をするシーン目撃。

『この方々ならば、
リズム感、体力、気の力、そして繊細なタッチなどをもち、
いい整体屋さんになれるだろう』と感じました。
そんなことを考えながらみていたのは僕くらいでしょう。

腹にずしんと来る和太鼓の響き。
勢いがあっていいです。
そして太鼓を外功をはなれて内功を意識して打たれており、
その力がワークのときの圧をかけるとき浸透力を発揮します。

外功を学び、
次に内功に到る。
その過程を通り体が真の統合へ到る。

いまさらながら内功に思いをはせていた過去の自分。
・・・できていなかったんだなぁ。
その思いが、外功を体の動かし方を学び解ってきて、
始めて気づきだしたこのごろです。

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余談でありますが、お客様は佐渡という遠方よりおいでいただき感謝。
実は昨夜雨風がひどく、佐渡からフェリーが出るのだろうか?と、
心配していました。

ぶぅ〜んとすごい風を感じると目が覚めていました。
こんな風が吹くと解っていたら早めにメールで
「天候によりやむをえない場合にはキャンセルOKです」
とご連絡差し上げればよかったと思って後悔。
前日より東京で宿泊なされておられたそうなので、
それをお聞きしてほっとしました。