ボディワイズで働いてくれている唯一の従業員。
関根。
実際のワークで関根を見かけることは少ないでしょう。
だがバックグラウンドで行われる活動は大きなものがある。
関根は私がすばらしいと思う体の使い方の先生のスタジオに、
3年前後通っている。
頻度は一昨年前は週に2日、今は週一程度だが、
そのレッスン内容の濃い。
大変示唆にとんだものだ。
関根自身は体の中の関連筋や解剖学の下地が未開発なため、
知識の消化吸収率が悪いところもある。
だが関根の頭は先生がどのようなエクササイズをしたか記憶している。
その記憶の一端でも私に振り向けて伝えてくれれば、
その知識に肉付けをして形を創ることができる。
目からうろこが落ちることを、
ぽろっと彼女の口から告げられることがある。
ある程度体の使い方を研究したことがあるものにだけわかるヒントをだしているようだ。
私は私で自分の頭を使っていろいろ考えたいもので、
今は関根から教えをもらうことが少ない。
今日は何をしたの?と概要を聞くが、
その詳細を教えてもらうことはない。
だが潜在的に関根の存在は磨けば光る原石。
いずれはその原石を磨いていく作業をする時期が来る。
だがこれは私がもう少し成長した後に行うべきものと思う。
半ばまできたがもう少し時間と努力が必要だ。
おそらくその動くべきときがきたかどうか、
はっきり実感が感じられるだろうと予想している。
そのような機運が満ちてきたときに本来のボディワイズの活動が完成する。
それでよいのだというインスピレーションがある。
特にアスリート系の人は、
実は関根を捕まえていろいろ聞いてみるチャンスがあれば
目からうろこが落ちる体験ができるかもしれない。
そのような雰囲気やオーラを一切隠すことができる、
それも彼女の才能のひとつなのかもしれない。
私もオーラを感じさせないという点では、
引けを取らないんですけどね。^^1
こんなこと自慢にならない。
どうにかせねば。