自然体で活きたい

自然体で動く。


「えっ?自然体ってなに?」


そのような言葉が聞こえてきそうです。


でも自然体の定義は
ある程度技術的にあると思う。
明確にはわかっていないが、
少し紐解かれ奥が深さに触れる。


私の目からすると。。。。。
フェルデンクライスメソッドも、
アレクサンダーテクニークも、
合気道も、
中国武術も、
バレエも、
技芸も。


それらすべては自然体に向いていく動きをよしとする。


力みのない動き。
骨が活きた動き。
疲れにくい動き。
呼吸が乱れない動き。
重心が乱れない動き。
集中力が活きた動き。
筋力に頼り過ぎない動き。
美的快感がともなう動き。



自然体でなければ身体は長生きしづらい。
たとえ長生きできたとしてもなんらかの病と付き合う。


そのことはわかっていました。


ですが実際に身近でそのことが証明されてしまうと、
正直言ってきついです。
また悲しくもあります。


体の使い方を学ぶ意欲は本人が備えた才能です。
関心を示さなければ奥に入ることはできません。
私は強制することはできません。
人は押し付けられたものは受け取れないから。
だがことあるごとに説明はしても本人がそれを欲しいと思わなければダメですね。



面倒だからとかとっつきにくいからとかと避け、
私の心配していたことが現実になる。


私が予言していた通りでした。
なおさらつらくなります。


病とは心により造られるもの。
そして体の使い方で造られる。
心や体の使用方法や摩擦が起きている不都合があると
気血が滞り病というメッセージがやってくる。


未病でいるための養生は偏りなくバランスよく自然体の体と心を保つこと。


私自身、
自然体が大切と少しは理解していたつもりだったが、
その理解が足りなかったのかもしれないなぁ。


そちらへ転身する時期がきたのだろう。
必要に迫られただけではなく、
自然の流れなのかもしれない。