人も馬も左足で体を支える

ほとんどの馬は左足が太いそうです。
お話を聞いたとき「へぇ〜」って思いました。


馬の写真を一見すると右足も左足も同じに見える。
だが高速度カメラでその走り方をみると左足裏側で後ろに蹴るのが見える。
ゴールするときにもつれた判定写真をみると
それも一位の馬も二位の馬もそして三位の馬までもそうだった。


馬は左足で蹴ったりするのですね。
だったら左足が太くなるのも納得。


そして太くなった足のほうが支える力が強く安定する。
わざわざ非力で細い足で体の上体を支えようとはしない。
そうなるから左足がますます太くなるのだろう。。。。。


だがもっとふしぎな話だが人も左足で体を支えるという。


そういわれても普通は両足で支えているように見えてしまう。


でもどこぞのテレビで何千人もの体を調べた医師がそうおっしゃっていた。
左足のふとももが太くなる。
それはハムストリング筋です。
これは過半数のお客様がそうであることは、
経験上マッサージ屋さんも常識的な事実ですよね。


ある意味では大多数の人がそうであるならば、
足の左右差があることは自然なことなのかもしれない。


だが支え足を左側に固定する事で体のゆがみが大きくなる。
その事実がある。
例えば左右の足のどちらかに重心を強くかけていれば、
その重心をかけた足の側の腰が前に突き出されている。
そのような状態が長期間続けばその腰部の筋肉は縮み硬化する。
左足で支えているならば左腰が強く硬化する。


ならば左右のどちらかの足に偏った重心を左右50%ずつにする。
すると腰の左右の反りが先ほどより均質したゆるみをたたえだす。
本当にこんな簡単な指示でちょっとだけ即効で変わるんですよね。



つまり左足を支え足に固定してしまえば、
それだけで体がバランスを失い筋肉を硬化させゆがみだす。
そして左足で体を支えているのはたいていは無自覚です。
ついつい左側で支える癖を少しでも気づいて改善すると体が変わり始めます。
逆にこの気づきが甘いと体のゆがみを食い止めたり改善へ向かわせづらい。



その点に注意を払うと徐々に体が整えられていきます。