昨日は野口体操にお通いになられているお客様と
野口三千三先生の言葉の捉え方の研究の妙について
お話をさせていただきました。
古来から伝わる言葉を眺めることで
気付かされることは多いものです。
野口体操とは関連ない話なのですが
『日月神示』関連の本を読んでみみますと面白い記述があります。
「まつることは活かすことぞ。活かすことは能(はたら)かすことぞ」という。
「働(はたら)き」というところを
「能(はたら)き」とかいてありました。
個人的にそこが印象に残っていまして。
本来的に持っている能力を活かすことを能(はたら)かす、
といっているのでしょう。
「まつる」とは自他の調和をとること。
「まつる」とはひとつひとつへの自他への意識が明瞭であり、
そのなかから限りない切っても切れないつながりをみつける。
そこに「まつる」という意味を見いだせるでしょう。
意識が自他を統合していく鍵になります。
まつろうとせずに陰に追いやり意識せねば、
あるものも見る目がないからわからなくなる。
自身の体の中にある多様な部位も、
うまくまつられ調和することで
ひとつの進化過程を経て高度にカスタマイズされた能力を発揮できる。
「能き」に導かれて働けるようになる。
その導きがないのは”やり方が悪い”ためです。
本来的に持つ能力を発揮できずに何もなくなる。
備えた能力を発揮させることで、
ものを活かし、ものを生みだせる。
「能き」には本来の機能をフルに活かす喜びと軽やかさと力がある。
「能き」を大事にすれば、
食べていけるようになる。
ものを活かす秘訣がある。
貴重な能力という「能き」を忘れ
ものを壊したり殺したりするのは、
自分の体を殺しているようなもの。
見る目が備われば、
路傍の石や草花からも、
教えを読み取れるようになる。
そのような見る目(センス)を得ることが大事という。
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施術屋さん的な曲解した見方ですが、
『日月神示』の断片をかいつまいてみたら
「備えた能力を学びフル活用しなさい」といわれているような気がした。