弓状靭帯と大腰筋の操作の連関について。
横隔膜下の下部に弓状靭帯という靭帯があります。
その人体は大腰筋の上部と接触している。
つまり横隔膜と大腰筋との動きの関係性があって、
大腰筋を動かす感覚は以外に持ち出しづらくとも、
横隔膜を上下させることは腹式呼吸をするときに
感覚的にも容易にできるものです。
すると、、、大腰筋を動かせ!!という意識から、
横隔膜下の弓状靭帯を呼吸筋操作で動かせと変えたら。。。
おぅ、なーるほどね、こんな大腰筋操作の仕方もあるんだと実感しました。
つまり大腰筋の上端部分を上へ引き上げるという操作を大腰筋に意識して、
頑張って引き上げようとしてもちょっとやりづらいんですよね。
それが横隔膜の背部の脊椎部分に付着している弓状靭帯を持ち上げるのはできるもんですよね。
だからそこに意識の焦点を当てれば、大腰筋操作が楽ちんになっていくということ。
大腰筋はどちらかと言うと脚部を動かすという題目があって、
脚部の小転子の付着部分のほうに意識が取られがちとなる。
すると上方に引き上げるという大腰筋の操作がイメージがうまく描けなかった。
どうしても下方への伸びがイメージで強く、
上方への引き上げがうまく説明で描いてつたえられなかった。
ただ自分では弓状靭帯で引き上げるということができていたが、
実はこの靭帯を自在に上げたり下げたり奥まっていかせたりと、
操作を巧みにすれば、呼吸力と言えるおもしろい力が発力できるようになっていく。
バレエとかでは、胃の後ろ側を上に引き上げるのよ!
とよく聞いていたが、
そこってもしかしたら存在する組織は弓状関節部分を指していたのかな。
「弓状靭帯の利用」、、、あんまし考えていなかったなぁ。