臨時受付の施術、最終回の修了試験結果は「たぬき」?

昨日の深夜2時半に、
私がよくお参りする神社にいくと、
まるまる太ったかわいい「たぬき」がいました。

ちょうどお稲荷さんに、そのたぬきがお参りしていたかのような感じでしたが。
私が、その次の順番で、お稲荷様をお参りしようとすると
すこし離れたところでそっぽを向く感じでじっとしていた。

たぬきは人への警戒心が強いため、
私の姿を観たら私が見えないところまで走り去るのが普通なので、
2メータほど右手に逃げずに居続けていることに不思議を感じた。


私が他の末社にお参りの足を運ぶとたぬきは立ち去っていました。
その神社でたぬきを初めてみました。


以前、たぬきの集団を観たのは池上本門寺の長栄堂大威徳天というお稲荷様をまつるところでした。


意外にたぬきはお稲荷さんと仲がいいのでしょうか?

 

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臨時受付の施術が、昨日、一区切りをつけることができました。


臨時受付の施術をさせていただいた期間が2カ月ほどでしたが、
その前にも一時的に新たなツールを活かし施術をさせていただいております。
それによりお客様の中で2回以上の施術をお受けいただけた10名様(男性4名:女性6名)のお客様がお見えになられました。
(ただ半年前の施術法と現在とではあまりにも違いすぎて数にいれるのは、どうかとは思うのですが。。。 ^-^;)

 

1回目にさせていただいた施術の状態がどのようになったものか。
その後の状態の変化についてネガティブなことも、ポジティブなことも。

お客様の中には、私の施術が成果上どのようなこととなったかを
メールでお伝えいただいた方もおられ大変参考になっております。

感謝申し上げます。


2回目の施術をさせていただくときには、
実は、私自身が自分でおこなった施術について、
直接評価を検討させていただける機会でもあります。

2回目の施術をさせていただくときに、
ホットストーンを使った筋膜リリースがどれほど状態として維持され続けるものか。
前回おこなった施術が、どのような状態で受け入れられているか、お客様の身になっているか、ということです。
以前以上に深層筋部位に解き進めることができたということから、
その点でも、お客様に変化がどう起きているのかが知りたかったのです。

 


ホットストーンを使った施術は、
私の思いから、ここ半年で自学自習をし続けてきたものです。
そして和書にも洋書にも、私がイメージするホットストーンを使ったリリース法について書いているものはない。

自室でひとり、
自分の体で工夫したホットストーンを使ったリリースのやり方を繰り返し、実験していました。


ホットストーンを使ったリリース法は通常のやり方をやるだけでも、ポテンシャルが高いので、
ラクゼーション感覚も手伝い容易に成果がでる面もあって喜びもしました。

「なーんだ。
 ホットストーンの道具一式を買って、やり方を覚えれば、
 だれでも相当な筋肉のリリースができるんじゃないか」

そう感じて、あっけにとられたときもありました。

ただある程度のところまでいくとその成果が「深層筋まで至らず頭打ち」になるのです。
ホットストーンで温めるだけでは、私が欲しいところまでは連れていってはくれなくて。


通常の比較的にソフトなやり方で徹して深層筋まで手を伸ばさずに、
中層当たりで成果を止めて早々に施術再開をさせていただけたでしょう。
それであっても、私自身相応に評価できる成果が出せるところだと思う。

それで十分、ケアできるお客様も多くおられるからです。

ただ、、、それでは十分ではないというお客様もいます。
深層筋までリリースするエリアを深める必要があります。

昨今の施術では、
ホットストーンを使ったリリース法と今までの私の施術方法を融合させて、
いままではアプローチできなかった部位にも焦点を当て、
解きづらかった深層部をしっかりリリースさせていただくように研究し努めてきました。

 

元々、施術精度は、以前の施術法と比較にならないほどあがっていると思います。
それは以前には痛みや安全性等の問題でアプローチすることが不可能であった重要な場所にも、
現在のやり方ではぎりぎりですがスムースかつ効果的に手をいれることができているからです。

そのため施術アプローチができる場が一気に増していきました。
その影響で施術時間がかかりすぎてしまっているため、
それにお客様にお付き合いさせてしまい申し訳ないところです。


ただそれも2回目の施術をこの数か月内に受けられたお客様の体の変化状況を評価させていただくと、
深層部へのリリースがさらに進んだ結果、お体の状態の改善の維持も、以前以上のできでありました。 ^-^)

一昨日前の2回目となった施術のお客様からもひしひしと感じ取ることができました。
そのようなお客様のお体から伝えられる頼りに励まされ、
次のステップへ踏み出すときを感じられていました。

 


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そして昨日の施術が「臨時受付のおそらく最後となる施術」となりました。
(そうなるだろうと以前から感じていまして・・・)


こちらのお客様はホットストーンを使ったリリース法になって今回が初回のお客様となりましたが、
別の施術院でホットストーンセラピーを受けたことがあるそうです。
その治療院より私のところのほうがやけに大きな石を使っていると感心(?)していただきました。
それに私がベン石に目をつける前に、他の治療院でベン石のかっさプレートを勧められ持っておられる。
ということで、なにかと、私より体験学的に一歩先を行かれているお客様です。

そのことからもいろいろと教えていただけそうだと思いましたが、
お体の大変さについては「横綱レベル」のお客様です。


私は、思いました。
「神様がこのお客様を遣わして、私がベン石温熱器を使った施術の最終試験をしていただける」のだ。
そのような確信を感じてお客様をお待ちしていました。


こちらのお客様に、まったく歯が立たなければ、
まだ施術再開は延ばしなさいということですし、
手ごたえを感じたなら前進をすべきときです。


このお客様の施術前のボディチェックにて気づいたこと。
以前のお体の硬さについて
横綱」までではなく
大関」ほどでありました。

特に上半身と胸椎、腰椎、胸骨、肩甲骨の張り付き、首のショート等、
大変忙しい仕事をし続けて徹夜もしたというのですから、
これほどの硬さになったのでしょう。
ただ下半身はよくこなれたいい感じで体を支えられていて
大変な時にもよくがんばられているとうれしくなりました。

ここ最近の急性の凝りがかなり体の上半身に多く蓄積して、
上半身の肋骨や胸骨や鎖骨の前面が上方へとそそりあがる。
それはほぼ筋肉で持ち上がるレベルではなく
上半身の骨格の並びが上にずれたまま固められるよう靭帯や腱が骨化しているところが多くて。

さすがにベン石の温熱器のアプローチのときの痛みを軽減させられる効果があっても、
痛みが相当に出てしまったところもありました。
胸肋靭帯や鎖骨下筋、それに頚部の筋肉群が特に硬化委縮して上方へと引き上げられたまま落とせなくなっています。
それらを結果、「ごめんなさいね。痛かったら、いってくださいね」といいつつも、
急性期の筋硬化部は痛みが生理的に出るのが当たり前という状況でありますから。
お客様の我慢強さに、、、、助けられました。

解かずに帰すのはお客様ご自身も欲しない選択と考え、
こころを鬼にしてドンドンとリリースを進めていかせていただきました。
ただ胸骨周辺のリリースの仕上がりは、以前に比してみれば
まずまずの成績であったと思います。

 

そして長時間にわたる施術を終了。

死に神からの試験と信じてがんばった。
それで今まで対処できない部位のリリースへ手を伸ばせたところも多々ありました。
背中のリリースなどはベン石温熱器は、やはり相当手になじんで役立ってくれます。
そういった評価ができるところも。。。

というものの、
お腹のなかの大腰筋も掘り出すこともできない、
首の深層へとアプローチが胸郭上部が落ちずに困難で、等々。

ここ数カ月かけて工夫し続けた施術技術では、
いまだ抗しがたいハードルの高さを感じとところもあったのです。
少しずつベン石温熱器の使い手として自信をつけてきた矢先でしたから、
自己評価の甘さを痛感したところです。

本当にいい、勉強をさせていただけました。

 

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そして、それから部屋のホットストーンをしまいワークベッドをたたみ、
椅子に座っていると午後八時にすでに体が疲れを感じ横になったら熟睡。
寒さを感じて目覚めたのが午前2時でした。

それから家に食料がないことに気づき、
コンビニに買い出しにいくついでに神社にお参りに。

そのときに現れたのがお稲荷様の社前でたたずむ「たぬき」でした。

 

 

もし、神様が昨日の施術試験の結果発表を「たぬき」を遣って知らせるというのならば。

「合格」「不合格」のどちらだろう?
どうこじつけようとがんばっても、
合否がわからない、、、。

謎です。

 


秋葉原に柳森神社という「お狸様」を祀る神社がありますが、
そちらでは
「江戸時代に桂昌院様は、京都堀川の生まれ、八百屋の娘が春日局に見込まれて、三代将軍家光公の側室となり、五代将軍綱吉公のご生母となる。
大奥の御女中衆は、他を抜いて(たぬき)玉の輿に乗った院の幸運にあやかりたいとこぞってお狸さまの崇拝したという。」
とのこと。


すると、「たぬき」のお遣いの意味は、
施術に対しての合格判定というよりも、
「他を抜く競争力を発揮するほど、前向きにやってかなきゃあかん!」と喝をいれてもらったのだろうか?

どうやら、そのような気がしています。