少しずつボウエンテクニックのkindle版の本、読みこんでおります。 経穴を意識してアプローチするところまで、持ち込みたいとがんばってます!!

ボウエンテクニック。

日本ではマイナーな存在だが、
ボウエンテクニックの発祥の国、オーストラリアはもとより、
ホリスティック医学のひとつとしてアメリカ、ドイツ、イギリスなども受け入れているボウエンテクニック。

経穴へのアプローチを熟知し、オステオパシーカイロプラクティックなどの手技を研究してきたトム・ボウエンが繰り出す、
なんだかわからないけど、こんなシンプルなセッションなのに、身体に芯から変化が起こる。ミラクルな手技療法
これは多くの手技療法をあつかう洋雑誌マッサージマガジンのような雑誌社の編集さんが、
多くの手技療法がある中で実際にボウエンテクニックのセッションを受けた感想です。

気持ちを持ってかれたといった内容の文章が、洋書のマッサージマガジンに。
それが私のボウエンテクニックを知り興味を持ったはじめになりました。



ボウエンテクニックのセッションをベースにしたオリジナル施術メニューを営業の軸にすること。
そのようにボウエンテクニックのセミナーを受ける前から考えていました。

だから私はボウエンテクニックを学び、
セミナーの卒業証書をいただいたんですが、
だからもっともっとうまくなりたいんです。


ということで。


先日、紹介させていただきましたボウエンテクニックのkindle本。
解剖学的見地から観た2冊と
アプローチする部位がどのような経穴に該当しどのような効果が期待できるかを示したものが1冊を紹介させていただきました。


2022年09月01日
書籍紹介:「Anatomy for Bowen Technique 」「Bowen Technique: SP2 Master’s Anatomy」「Acupoints in Bowen Therapy (Bowen Technique) 」 ボウエンテクニック関係の書籍のご紹介
http://bodywise-note.seesaa.net/article/491184383.html




いま、これらの本に目を通しています。

これらはボウエンテクニックの手技の方法を教えるものではないので、
どちらかといえばボウエンテクニックのファシリテーター向けの本です。
ボウエンテクニックの手技を教える本だけでは、
解剖学的な見地から詳細な解説がないので解剖学の本を傍らにおき、該当する項を参照しつつの勉強が必要です。
そういった手間が、ごっそりなくなる感じの本だなと感じるところです。

「Anatomy for Bowen Technique 」
は、テクニックごとに解剖学的な図が示され、
どの部位のどの組織(筋肉・骨等)にアプローチするかが適切に示されています。
ほんとうに、シンプルにそれだけのための本という感じです。

「Bowen Technique: SP2 Master’s Anatomy」は、
たとえば大腸についてのテクニックはどのような人がそれを必要としているかを明記し、
セッションにより得られる成果、およびそのときの注意点などが詳説されておりました。



たまたま私とほぼ同期でボウエンテクニックの資格を取得した先生と、
もっと骨度法で位置が表される経穴とボウエンテクニックの手技での手の接触場所との合致を意識して学びたかったと話をしたところでした。
その話をしていたときは「Acupoints in Bowen Therapy (Bowen Technique) 」の本があるということは知らなかったのです。
だったからボウエンテクニックの洋書で経穴の国際表記は掲載されているから、
自分で国際表記に該当する漢字表記の経穴名を調べようと思ってたんです。
ですが、「Acupoints in Bowen Therapy (Bowen Technique) 」のIndexの経穴リストに、漢字表記が示されていました。

これがあるほうが私にはボウエンテクニックのセッションを、
自信をもって行うことができます。
私がボウエンテクニックのセミナーで学んだときには、
私どもの中には施術者を生業とする方以外の人たちも対象でしたから、
難しい経穴名をあげると、そこでハードルが高くなるからだと思いますが
手技を教えるときにそのテクニックに該当する経穴名をあげることはありませんでした。
そこが私には「この骨盤の上にアプローチするときはどこに手を接触するのか?」といったときに、
場所の特定がここだといわれてもピンとこずに、あいまいさを感じてしまったのです。
確かに厳密に接触ポイントをあわせなければ成果が出ないかというと、そうでもない。
でも、、、そういった位置の特定が厳密にできないと、
次にその方のセッションをしたとき、同じ経穴の点を刺激したのなら前回と今回の差異がわかるが、
毎回、微妙に接触する点が違っては厳密な比較はできないと思えます。
なので自分で必死に経穴名を調べて、覚えなおそうと考えていた矢先、
本書のIndexの経穴リストを発見しました!!
かなりにんまりしています。 ^-^




個人的な考えなんですが、
筋膜マッサージについて私が20年前に着眼してそこのすばらしさをいってたら、
世の中はいきなり筋膜!!っていうのがメジャーになったのと同様に、
いずれ、ボウエンテクニックのセッションが日本に定着することとなるでしょう。

ホリスティック医学上、目の肥えたアメリカやドイツなどで
ボウエンテクニックは受け入れられたことからもわかるでしょう。
日本の海外の手技療法の受け入れは、5年や10年後に、突如として流行る。
そして内容の深い面をわからないまま飽きられて廃る。^-^;
そんなようなへんてこな国だと思います。
ですが、ボウエンテクニックの優れたセッションができる先生がそれまでに増えていれば、
アメリカ等と同様に定着するに至るようなすぐれた手技療法だと信じて疑わない。


そう考えると、やはりもっと私自身がボウエンテクニック、うまくなりたい!!



もう少しこちらのボウエンテクニックのkindle版の本を勉強したら、
私とほぼ同期でボウエンテクニックの資格を取得した先生のところへ、
勉強もかねてボウエンテクニックのセッションを受けるため予約をいれる予定です。


そのときはM先生、よろしくお願いいたします。




余談ですが、
kindle版英語の書籍ゆえに、
kindleアプリ内の「翻訳する」という機能のお世話になることがあります。
最近、翻訳機能は向上していますが、
解剖学上の専門用語は出てこないときがあるので、
そこは別で調べて読み進める必要があります。
そうなると遅々としてページがめくれません。^-^;

誰か~、翻訳本、出してください!!