砭石温熱器のアダプターが壊れたときの対策、砭石温熱器の接続でポータブル電源のDCジャックを利用してACコンセント接続の1.7倍長持ち。

極力かしこいエコな節電を目指しています。
それは施術のときも。

コンセントからのACアダプターで給電される【砭石温熱器】に改善の余地を感じていました。

直流で機能する砭石温熱器。
砭石温熱器は、ACアダプターを用いて交流電源を直流に変換して使うため【交流変換ロス】が発生しています。
直流で給電するときの(1.7倍)の電力を消費します。
くわえてポータブル電源の場合、ACを使うと直流を交流に変換して利用するため熱が発生。
定期的に冷却ファンがヴーーンと音を立て、それもまた電気を食ってロスに繋がります。
これによりACからの給電を受けると直流で給電したときの(2倍近い)電力が消費されます。

以下DCジャックの参考になる解説動画です

https://youtu.be/9BmXkgQDfd0
こちらの映像を見ると、直流電流で動く家電をお持ちの方は、
積極的にDCジャックを使いたくなりますよね。


以上の電気消費を抑えるには交流のACバッテリーを使わず、
DCジャックにオスーオスのDCケーブルをつなげて直流電流で砭石温熱器を利用します。
ただこれではつねに温度設定は最強となってしまい省電力が本末転倒です。
そこで無段階で出力を軽減させる調光コントローラーを流用し砭石温熱器とポータブル電源の間に差し込みます。
砭石温熱器の温度設定を無段階で制御可能にすることができました。

ネックは安価な調光コントローラーのせいか100%出力以外の設定では多少ロスになる電気が加えられます。
ですが無段階で手動温度制御ができるという点は、非常に気に入ってます。
調光コントローラーは部品的に壊れやすいため複数台控えとして買って手元においておく必要はあるでしょう。


IMG_20230713_090024~3.jpg


DCケーブル


DC対応調光コントローラー

 
砭石温熱器の付属品のACアダプター式コントローラー付きケーブル自体、
中国製品でクォリティーにばらつきがあります。
初期不良で届くこともありますし、
利用して早期に壊れることも多発しています。
そうなると付属品のケーブルのみを取り寄せる必要があり手間がかかりますよね。
届いた付属品のケーブルが正常稼働しないときもあるので気が抜けません。

そうしたときの対策として、
ポータブル電源を持っている方は、
DCジャック利用で砭石温熱器を使う方法もありますよ。
ということで、ご参考まで。