耳の問題が足首からも引き起こされるっていうことも!

お客様から施術日前にお体の事前状況報告をいただけるときがあります。
昨日、とある耳の問題がでたといった内容の連絡をメールでいただきました。
施術前の30分ほど前に届いたメールだったため、
あわててその耳の問題を改善させるための手立てを調べました。

とっさに思いついたのが左側全体に偏りある問題が気になるため、
単純に耳周囲のみの問題ではなく、経絡を通して足や手などにも、
なんらかの負担の根が潜んでいるのではないか?
そのように考えて必死に10ほどのその耳に関する経穴を選択して
Android アプリの【鍼灸マスター】でひとつずつ調べていきました。

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ただ経穴をテキストでアプリに打ち込んで検索をかけて、
でてきた絵をスクリーンショット
耳の関係ですと胆経は必須ででてきそうなもので、そこを抜かして
私にとって普段遣いではないわかりづらい経穴から調べていきました。
Androidタブレット上での作業ですが手間がかかって、
7つほどの経穴しか調べることができないままお客様がおいでになられました。
ただ最後の3つは胆経上の天柱等の利用頻度の高い経穴だったから、
どうにかこうにかセーフ!!
++;
う~ん、どうにか間に合った~。。

直接、お客様から現状どうでしょうかと伺うと、
お客様『いまはもう治りました!』と小気味いい返答。
私『・・・よかったですね~』

くわしく話を伺えば
いつもの生活ではないような
高負荷のフィジカルストレスが入り込んだため起きたのだろうとのこと。
症状のおさまりが早かったため、急性かつ一過性と医師からの診断を受けたそうです。
それをお伺いして私もほっといたしました。

ですがいったん症状が出たら繰り返しでてしまいやすい傾向があるもののため、
一応、せっかく調べさせていただいた経穴上の状態をみていこうということに。

東急ハンズで買ってきた真鍮の棒をつかって、
経穴の状態をチェックするというものですが、
気になるところが左半身にあらわれて見えることがわかりました。
現状は症状がでていない『未病』状態なのでしょうか。

立位のときや歩行のときに、
左足首上の脛骨が不用意な動きがあることが観察され、
サポーターを用いて適切な位置に固定を試みては?
とお話させていただきました。
整体的にみていけば足首外側に問題がある方は胆経つたいで耳に問題がでてきやすいため、
足首(腰や膝や股関節なども)は異常がないかチェックする場所なのです