マイクロソフトオフィスを立ち上げると、
いきなりパペットが出てきて挨拶をするシステムがあります。
上級ユーザーにとっては時間ロスになるのでOFF設定にするものです。
ですがe-learning関係には、
配信先のパソコンにMS Agentの基礎ソフトがインストールしてあれば、
小さなテキストデータの配信だけで、
ふきだしつきのアニメーションパペットを利用できる。
オーサリングツールとしても適していますよね。
テキストエディタでパペットを動かすコーディングは容易。
ただそのパペットを動かすための書式を解説した日本語資料がほとんどない。
それがネックでオフィスソフトや一部メールの自動読みなどでしか
お目にかかれないのが現状でした。
個人的にせっかくフリーで良質なソフトが提供されているのに利用しないとは
「もったいないなぁ」と思っていました。
私は現在個人利用にとどまっています。
自分の書いた文章を読ませたり、
フェルデンクライスメソッドの読み上げなど行っています。
何度も繰り返し聞き覚えたいものを耳から覚える助けにしています。
応用範囲は広く、他国言語でも読み上げさせることもできます。
英語の教材作成にはかなりいいソフト開発ができるはず。
（ネイティブ読みには到りませんがテキストを眺めるよりもずっといい）
「文章で読まなければならない情報」を「目で楽しむ耳で聞く情報」に。
そうすることで記憶に刻まれる割合は大きくなるという検証もあります。
文章は必要なところを読み飛ばしてしまって意識に残らないことがあります。
それを耳を通して一通り聴いてみることで防ぐことができます。
ただ合成音での発音なので、
それが嫌いな方には微妙です。。。
そのパペットを動かす設定を大きく助けてくれる
以下のMS-Agent作成支援フリーソフトを見つけました。
フリーソフトでサポートはないので事前にMS-Agentの知識が必要です。
（※英語サイト）
Abhisoft Technologies(http://www.abhisoft.net/)
上記サイト内のMicrosoft Agent Scripting Software（http://www.abhisoft.net/mass/）
