人間関係がやはり一番のストレス・・・

生きるにあたって、さまざまなストレス要因があると思います。

体の痛みもそうですし仕事についてや将来への不安も。
ワーク中にお客様とお話をしていると、
人間関係でのストレスも大きな要因のようです。

そんな中、コーチングのテキストを見てみると、
目標設定の手助けのため、質問、傾聴、承認、提案などコーチングに必要な技術を解説。
セルフコーチングのジャンルでは、
自分へ質問をしてアイデアをだす。
それでいいわけです。
シンプルです。
傾聴は自分に対してするのはちょっとイメージしにくいものですが、
承認という作業は必要だそうです。

承認というものは何かというと、
・ほめる
・気持ちを伝える
・事実を伝える
・存在に気がついていることを伝える
・しかる
・まかせる
だそうです。

たとえば、
「これまでのあなたのキャリアはすばらしいわ。」
「そのアイデアはとても面白いね。気がつかなかったよ。」
「よくこれだけのたくさんの資料を集めたわね。」
など。。

承認は相手の基盤や足場を構築するための大事なプロセス。
考え方、能力、事実、障害、強み、弱みなどひとつずつ承認されるたびに
エネルギーが沸き、ゴールに向かう足場を自分で強固に組み立てていきます。

不思議なことにコーチングをするときに、
日頃から自分自身に対して承認の言葉を掛けてあげない人は、
クライアントにかける承認の言葉が出てこないそうです。

その場合には自分自身に対して、
一日一回、ほめるなどの承認の言葉を自分に掛けてあげるようにすると、
クライアントに対してもスムースに承認の言葉が出てくるようになります。

人間は自分の存在を人に認めてほしいと強く感じる動物。
その前に自分自身が自分の存在に気付き承認する「言葉」をかける。
そうすることで不思議と人間関係が改善していくという回路ができる。

自分に対しての承認の言葉を告げる回路は、
自他のカベの厚みを薄くする力があるのかもしれません。

自分自身に対しての「ほめ上手」というと恥ずかしい感じもあります。
けれど「ほめ殺し」をされることでエネルギーが湧いてくるというのは、
ちょっとこそばゆいですがわかるような気がします。

人を「承認」するスキルを駆使すれば、
自分も幸せになれそうな気がします。