『評論モード〜実践モード〜改善モード』の3つ

何か大事なことを学ぶときのスタイル。
その学び方には3つのモードがあります。


(A)評論家モード
(B)実践家モード
(C)改善家モード


□評論家モードとは、
書籍やデータを客観的に収集したスタイル。
それがどのようなものであるかを理解した状態。
やり方を人から見せてもらう。
見て学んでいるときです。


□実践家モードとは、
実際にその学びを実行した人。
実践することで体を通してどういうものであるのかを体験した状態。
人から見せてもらったやり方を自分で実際にやってみた。
体験は評論家モードでは感じえない疑問点を感じさせる。


□改善家モードとは、
実践をする過程で自分なりの工夫を加えるまで消化できた人の状態。
実際にやってみてそのなかにある不具合や改善点を見つける。
ここまで進むと実用できるノウハウや技術を習得したことになります。
この改善家モードに至ると他のものにまねされにくい独自性が保てる。
それが付加価値となる。

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この3つのモードがあると思います。
私は自分のなかでいま取り組む問題がどのモードにいか考える癖があります。
話をしようとしている相手がどのモードにいるかも考えるようにしています。


この3つのモードのどれが良いか悪いか考えることは邪念です。
評論家モードから実践家モードになり改善家モードにステップアップする。
それは自分とのかかわりの深いものについては、
このステップアップという階段を登りたくなる。
だから時間や労力を費やして身につけるのです。


それは極々個人的な経験や嗜好性の問題です。


その事柄が真摯に取り組まれる姿をみれば、
すばらしいことですし見習いたいですよね。
それでなんら問題はないわけです。


みんなそれぞれ自分の専門があります。
だから互いに高めあうことができます。

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私は基礎的な考え方を獲得するまでは、
他の誰よりも不器用です。
閃きがあれば人が変わると言われます。
それまでは後輩にも抜かれる始末です。


10年前教えをいただいた方には、
君が一番不向きだよと言われました。
いわれなくてもわかってました。


最後まで生き残るためには、
苦労して粘り勝つしか道がない。


結局少しでも多く体の使い方を学び
改善モードを増やすことが戦略です。


最近ちょっとした閃きがありました。
その結果が出せればと思います。
ワーク受付再開に結びつけられれば。