「コストの最適化」っていう考え方があるのですね。施術院選びにも使えるのか?

人間が活動するために、個人差はあるものの一日に2000カロリー消費するそうです。
その2000カロリーをどのように有効に活用するか。


NHK番組「ダイアモンド博士の“ヒトの秘密”」を観ていて、
コスト最適化】というアイデアで解説をしていました。


経済学用語だそうですね。



トカゲやヒトデなどは、足が他の捕食動物に食べられてしまったとしても、
後になれば、また、むくむくと足が生えて来るのです。


それはトカゲやヒトデにとって、足を失うという経験はしばしばあること。
だからそれに対しての再生をおこなうことにカロリーをつかうようにする。
そうなったほうがサバイバルできるのです。


それに対して人間にとって野生で捕食動物に足を食いちぎられたときには、
その時点で出血多量により生きてはいないでしょう。
ただそのようなケースは人生において、非常に稀なケースだといえますね。
トカゲのように、ネコに捕まったら自らのしっぽを切リ捨て、
切り取られたしっぽがバタバタ動くことに気を取られたすきに逃げ出すような芸当を、
人間はしませんから。


いつでも、何回でも、足を生やすという再生準備に、
非常に多くのカロリーを消費するのはばかばかしい。


それは。。。
人間は、脳の使用に多大なカロリーを使います。
それに体の中では現状の生命活動をするに際しても、
エネルギー消費量は少なくはありません。


そこを削ってまで、
めったにない足を失うという機会のために、
準備にコストを使うようでは、
コストの最適化ができていないといわれる。


カロリー使用の垂れ流し状態となっていて、
人間の生命活動に必要なことへカロリーが割り当てられなくなる。


そういったことでしょう。



また、たたみかけて説明をすれば、
将来起こる老後の不安から、
高額な保険料を払い続けて収入の過半数がそれに消えてしまう。
そのようなお金の使い方をするよりも、
いちど、「ほけんの窓口」に足を運び、
保険プランを練りなおしたほうがいい。


保険代にお金を投資しすぎるよりも、
現状の体を把握して対処する費用にしたほうがいいケースもあるでしょう。
そのほうが将来に起こり得るリスクを軽減することにもなるでしょう。
フィットネスクラブの会員になって通うとか、
体調に合わせたサプリを購入してとってみるとか。。。


健康な生活をおくるためには
保険もだいじです。
その他のものもだいじですね。





施術院選びをするときも、
「コストの最適化」のアイデアが必要です。


施術院の選択肢は、ネットで検索すればずらずらっとヒットします。
多数あるそのなかから、さまざまな自身が望む条件にそって選択され、
ひとつの施術院が選ばれるのでしょう。


自分にとって、
費用が安いことが大切なのか、
通いやすい近距離であることが大切なのか、
施術院の先生のプロフィールが大切なのか、
施術方法が自分の状態にマッチしているか、
その他、さまざまな条件を考えにいれます。


安ければいいというのが施術院選びの第一ポイントにすると、うまくいかないときもありますし。
実際に施術能力の高く技術力が信頼おけるところほど、予約が取りづらい傾向もありますから。
そのようなマイナス面をすべて飲むのもナンセンスですが、
消去法でクオリティ高い施術を受けるにはどう考えるのか。


熟考が必要になるところです。


そのうえで絞り込むわけです。











本日、ゆえあってGoogle検索で「ハムストリングの肉離れ」の検索語で、
さまざまな施術院のホームページをチェックしてみました。



するといろいろな整体や整骨院カイロプラクティック、その他多くの施術院がヒットしたのですが。


いざ、もし私が施術院に通うならば・・・、という視点で選択しようとする。





すると、難しいんですね。。。 0.0;





あらためて「ほけんの窓口」のような「せらぴーの窓口」的な、
一定の情報を厳選して持ってくれてコンサルティングをしてくれるお店があればなと思いました。



実際、施術院の力が必要なときには、
切羽詰まった気持ちのときが多くて。
そのようなときに冷静な気持ちで選ぶのも難しい。
そんなメンタル面もケアしてくれる窓口ならば心強いですよね。





施術院のホームページで、理想的なところを選ぶという困難さも、昨今出てきているようです。


施術院のホームページづくりにも、
高得点を取れるページに仕上がっているかどうかの傾向があって、
その基準に照らしあわせたフォーマットでホームページのコンテンツを書き記すならば。


いずれはどこも似通ってくるようになっていくでしょう。
するとさらに、ホームページからの選択では、
自分に必要な施術院をみつけるのが困難になってくるでしょう。




かといって、手当たり次第、手近な施術院にいけばいいのでもなく、
そのようなことをすれば、かえって症状が悪化する結果になることもあるでしょうから。




それでは私が、他院を紹介させていただけばいいではないか!
とお願いされるときもありますが、
申し訳ないといってお断りさせていただいております。


理由としては、
私のところでは他の施術院を推奨させていただくことは、
過去にいくつものトラブルが起きたためいたしておりません。
私自身、自分の施術については責任をとることができますが、
他の施術をしておられる先生の責任をとることはできません。
そのような責任問題が、複雑に絡まってしまうのは苦手です。 



お客様から、
「それでも、私は鈴木さん以上にぜんぜん、施術院の知識なんてないんで、選べないんです」といわれるとき。
ほんとうに私自身つらくなるのですが、
私が知っている過去の他の知り合いの先生の施術がそのまま、
そのお客様に対しておこなわれるとは思っておりませんので。


施術をする研究熱心な先生ほど、
どんどん施術方法が変化していくため、
過去に私が知っている施術法を紹介した先生がしていただけるという保証はできないので。


施術法を研究している先生なのだから、さらに治るようになったのではと思われがちです。
ですが、そんな「おそらく、大丈夫だろう」というように、
仮定や空想で話を進めれば失敗して責任問題が起きるのが落ちです。
かといって、メールで多忙な先生に「あなたの施術法は、いまどうなっていますか」とは、
施術者同士の専門用語が飛び交うようなガチガチな連絡を返してくれというのはできない。
もし、私がそのような、アバウトな問いかけをされたら、
「文章でそれはやり取りするものじゃないだろ!?」と、
同業者ゆえに憤慨するのは必至ですから。。。


そのようなときには、
私と同業者同士のハードな厳密なやり取りではないので、
文章で伝えられる内容は採点的に低く、
生産的じゃないという意識があります。


いい施術者同士は互いに職人ですから、
こだわりが強いんですよね。





もちろん、一般の方からのメールでの質疑応答ならば、
「文章上でつたえられる範囲内での回答となり、失礼致します」
という前提で、できるだけの意思疎通を取ろうとするものです。
そのようなメールでのやり取りについては、
私は、意義のあることと考えていますので。
文章力があまりないため誤解を受けそうなところもでてきてしまいますが、
極力丁寧に、回答させていただくようにしたいというスタンスでおります。





ちょっと脱線しました。。。 ^-^;




施術院選びにつきましては、私がその間に入るよりも、
お客様の厳しい目で、真剣かつ本音をもって施術院へと電話やメールで連絡をとっていただいて、
先生の応対や説明から施術を受けるべきかどうかを選んでもらったほうがいいと思うのです。


それは施術をする先生との信頼関係を丁寧に築くきっかけが得られるファーストステップだからです。



そして最終的に先生・治療院を「コストの最適化」を意識し、
自分の期待する全体像を考慮しつつ、
バランス感覚よく意識しながら選ぶ。


そこも大事にしていきたいですよね。