自転車にぶつけられたことによる被害にあわれ転倒したときの作用、その後、継続し続けてしまったプロテクター筋が引き起こした不具合について

こんにちは。
ボディワイズの鈴木です。

数日前の施術でのこと。

詳細は申し伝えることは控えさせていただきますが、
お客様が自転車を運転中、スマートフォンをみながら自転車を高速運転していた少年に追突されたといわれます。
お客様は転倒により左側の膝や肩を強打され、そのときの打ち身による腫れはひどいものだったそうです。
それは今回の施術をお受けいただく3週間前のことです。
お客様は事故後にすぐ施術を受けようかと思ったが、現状の腫れでは施術ができないだろうと考慮し、
腫れが引くまで待ってお越しいただけたといわれます。

現状、お客様が感じられる問題は、体の右半身に強い痛みが点在して階段を上下するのもきついといいます。
右腰が痛い、右膝が痛い、右肩が張りが強く感じる。。。

施術前のチェックをさせていただくと、左右の鎖骨の高さがだいぶ異なっておられます。
そのことからも身体上の強烈なアンバランスが左右屈として内在した状態であることがわかります。

そうした硬さがある部位は、お客様には意外と感じられたようですが、右側の痛みを感じた腰や肩や膝ではありませんでした。
むしろ強く感じた右側半身はさほどの筋硬化は起きておらず、本来のお客様の体質のままの柔軟性が高い状態でした。

対して、打ち身になったところの腫れは左側半身に点在していたのですが、
そうした左側は腰や肩や膝などの痛みの不具合を感じることはないと言われました。
ですが実際にわたしがチェックしていくと、
左側の首、肩、背中、腰、膝周りなどの順に尋常じゃない硬さがみられます。


では、
どうしてお客様の不快感を感じない左側半身が硬く強い張りが入り込んでいたのでしょう。

これはときどき起こる場合もあると知られていることですが、
自転車から路上に投げ出されたお客様が左半身を下に転倒したとき、
第一波として衝撃波が体内に入り込みダメージを体内に取り込みました。
すると体は意識がある場合は本能的に第二波のダメージから身を守ろうとします。
プロテクター筋とも呼ばれる筋群(このときは左側アウター筋群)を刃をも跳ね返すほどの筋緊張をさせるようにさせます。
それはすでにダメージを受けた手負いの部分からさらに繰り返し打ち付けられたら甚大な被害は免れません。
そういったときに本能はそうした場合に自己防衛の方法として筋肉を強烈に硬化させて、
それ以降の体内への衝撃の進入を防ぐようにする機能が人間には備え付けられています。

通常は衝撃が入る難が去れば、プロテクター筋をゆるめて筋硬化のない元の状態に移行してくれるものですが、
それがあまりに突然に舞い降りた恐怖や不安といった感情の高ぶりが強くて、
そのときの記憶など後々まで継続して安全になった後にも身を守り続けろという操作が継続することがあります。
このような仕事はみんな無意識から操作されてなされますから、
本人はそのようなこととなっているとはまったく気づけません。

でも実際、施術者が転倒時に打ち付けた側の左の肩や腰や脚部外側などを触れば、
こちらのお客様の体質上は筋肉が柔軟性が高い方のはずがぎっちぎちに硬化し関節可動域が制限されて動きが悪くなっています。


結果としてお客様が主な不具合として自覚しておられた右側の筋群は左側の筋群が緊張して動けなくなった状態をカバーして一生懸命動こうとしたことによるオーバーワーク気味により起きた筋肉痛。
なので右側半身の部位を、たとえば湿布等でケアしてもなかなかいい改善結果がでなかったわけです。

そしてこのたびのこちらのお客様への施術は、
大胆な強い圧をかけるような筋膜のリリース操作は極端に避けました。
理由は、左側半身の筋硬化が起きた理由が外部からの衝撃進入を防御するためで、
わたしが強めの圧をかければ現状まだ左側半身を固めて身の安全を図ろうとする状態のお客様のプロテクター筋は、
「ほら、また衝撃がきたぞ!」とあわてふためいて、さらなる筋硬化を強いるような本能的な反応が起こります。
そうさせるのは得策ではないため、やさしいムーブをメインにリリースを起こすボウエンテクニックを利用。
するとお客様の防衛反応をうまくかいくぐって鎧となったプロテクター筋を作り出す反応をはずすことに成功。

そうした時点で、およその体全体のバランスを乱していた事故後の反射が切れて、
足を引きずって階段を上り下りされていたところから解放されました。

ちなみに、このときお客様の主訴となる右側半身の肩、腰、脚だけを解くとどうなるか。
そちらを考察してみれば、右半身の柔らかさは増し、左半身の硬さとのコントラストが際だつことがわかります。
たとえれば自動車で言えば、右のタイヤは駆動してがつんと動けるが左のタイヤは駆動部の不具合で固まり動けないまま。
そうした左右のタイヤの回転量の違いが増す状態で動き続けることで、
あらたな身体内部の不具合がでてくるおそれが予想されるでしょう。
ですからこの場合は、お客様が気づかれていない動きが悪くなるほど筋緊張をしたままになった左半身をゆるめるのが正解。
時と場合によりまして、お客様の主訴とは異なる対応をすべきときがあるという好例でしょう。

仙骨の様子を診るためには誤解をぬぐうために必須なこととは、仙骨にあいた8つの神経の出る腔が触診できていることです

骨盤のチェックでみるときのベースは、下図のような腸骨棘という腸骨の前方にあるとげのような突端の位置がどうであるかを調べる方法があります。
books_009~2.jpg

このチェックでも骨盤のずれがあるかどうかを考察できるものですが、
ですがこのチェックだけでは、
左右の腸骨と仙骨が変位しているかを相対性な関係性をもって概観するにとどまります。

たとえば、以下のように腸骨と仙骨の理想位置よりどちらの骨がどのような傾くか、ねじれるかなどを理解を進めるのです。
books_022~2.png

直上図はいすに座り上半身を腰から前傾させるようにして仙骨の状態をチェックしやすくする工夫をした上でみるのです。
そうやって現状を把握するための有利有益な情報を集めます。
繊細かつ精密に正しい位置に導くことが求められる仙骨は情報戦です。
そこにみじんの迷いや誤解が入れば、、、仙骨への調整は成功しないどころか、
失敗して痛い目に遭う。
大事な治療場所ですが難易度がここほど高いところも数少ない治療点となります。


仙骨の様子をみるための、ひとつの指標ですが、
仙骨の背中側の穴が8つあいていますが、その穴が正確に触診できないレベルの凝りが仙骨の上にあれば、
骨に近しい硬化した靱帯・腱がまぎらわしくのっかっているわけです。
そのような骨化した靱帯や腱を仙骨と間違えてはなりません。
この場合は確実に実体を正確に把握していないと理解すべきです。
この仙骨裏の8つの穴があらわれるようにしていくノウハウを持ち、そちらを施して仙骨等の状態の改良を進めた後ならば、
直上図のような理解のままに収まりますから、それに基づく手技アプローチは大変に精度のいい手堅い、得難い施術になります。

ボディワイズ 2023年3月分予約表更新をいたしました!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  ボディワイズの
  温和にボディワークメソッドのメールマガジン

            2023年2月23日発行

〇  2月23日(木曜日)20時に
  2023年3月の予約表更新をおこないました!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です!

=========================
【コンテンツ】

(1) 2023年3月予約表更新をしました

(2) 正規ご予約につきましてのお願い

(3) メールアドレスについてのお知らせ
=========================



 ---------------------------
(1) 2023年2月予約表更新のお知らせ
 ---------------------------


◎ 2023年3月予約表更新いたしました ◎
(  2月23日(木曜日)20時~ より )


予約表公開後に施術予約の空き状況をご覧ください。
どうぞご検討のほどを、よろしくお願いいたします。

【ボディワイズ 予約表】
・ ショートカットURL https://bit.ly/3O7jW1d



 ---------------------------
(2) 正規ご予約につきましてのお願い
 ---------------------------

※ ご新規のお客様へ ※
  施術のご予約につきまして。
  以下のブログページ「ご新規のお客様」をご覧ください。

2022年04月13日
【業務連絡】『4月15日』以降、正規ご予約受付へ移行いたします Ver2 
http://bodywise-note.seesaa.net/article/486433646.html



 ---------------------------
(3) 利用メールアドレスの変更についてのお知らせ
 ---------------------------

  <<{ sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp }のメルアド宛てに
  ご連絡をいただいておりますお客様へのお願い>>
  
  {メール : sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp }
   へのメルアドでご連絡をお願いいたします。

   × ybb.ne.jp 
   〇 yahoo.co.jp  (利用可能)



「・・・・・編集後記・・・・・」


お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。

数日前、お客様のお母様を施術を受けにつれてきていただきました。

詳細は伏せさせていただきますが、
ご高齢のお母様で足がふわふわして心許なく歩きづらいというお悩み。
すでに病院や整形外科、耳鼻咽喉科まで足を運ばれていて、
【原因不明】ということでお困りになられていました。

そこでお母様の状態を私が理解できた範囲で教えてほしいということ。
私がお役立ちできる範囲でと快諾いたしました。

事前にお客様からお母様の様子をうかがっていましたが、
お母様本人から施術中に思い出す感じで
カラダの状況を教えてもらってました。

すると・・・。
『そういえば、どちらの足かわすれたけど、
 膝を壊したのよね~』と。

明らかに左膝と右膝の状態が異なっており、
左膝はふつうに可動域をキープしてますが、
右膝は角度120度でロックしております。
『わたし、正座ができないのよ~』と。

右膝の筋肉のこりもありますが、
右膝を取り巻く靱帯や腱が硬直化が進み、
左膝の1.4倍ほどとなる右膝の異常な肥大化が見えます。
正座はできないのは納得です。


右膝の半月板が後方にはみ出していて、
右大腿直筋の深部癒着が進むことで
股関節のはいりが弱まっている。
だから歩けば足のかかとがしっかりつけずにふわふわしてきます。


この時点で、
膝の十字靱帯やハムストリングの膝を通る腱部をゆるめるように。
ということで、
お客様のお母様がわたしのところから遠方にお住まいのため、
ご近所の整体院の先生にそれとなく伝えていただいて
ケアをうければ快方に向くことをお伝えできました。

・・・。

ほぼお客様の声を手がかりに、
素直に見ていくことで最短距離で課題が発見できました。
お母様ご自身が自分の口で患部を施術者へ伝えると、
自分でもそこを改善したくなる気が起こり、
そちらへ流れる血流量を増す本能のスイッチが入る。

お客様が気づかないところを施術者が見つけたとき、
『そんなところに問題があるなんておかしいんだ』と、
腑に落ちた感がなければ、
そこに血液を増すスイッチが入りづらいのです。



お母様の右膝のケアは大事だとい患部への気づきが得られて、
めでたし、めでたし。


わたし以外の施術者がお母様を見たときにも、
右膝の課題は見いだせていただろうと思います。
ただ、お母様には、そこに課題があり、
そこをケアすればステップアップで改善するよという内容が伝わってなくて。
足がふわふわするときの気持ち悪い不安感を抱えて、
つらいなーと身内に相談していたんですね。。。



このたびの一度の他動的な施術ケアで、
お母様ご自身の様子が画期的に変わるものではありません。
膝の問題は、腰の前そりや頸椎の問題、足首の問題などにも飛び火します。
それらを絶妙に計画案を描き安全な割合で課題を解くステップアップが必要。
膝ほど解放がむずかしい箇所ってないのが実状なんです。


ですが課題を解くとっかかりとしては、
右膝をよくするためのセルフケアの方法をわたしがお伝えいたしましたところ、
お母様ご自身が、前向きにやってみる目つきをなさっておられたのが印象的。

チャンスがきたとき、行動すればいいんです。
そう思えるカラダの荷物をちょっと施術でおろせた体感は、
そこをケアすれば着実に一定の軽快へと向かうでしょう。


【未来への自分の希望】を少しだけでも感じていただければうれしいですね。


改めて
施術者がお客様に
『なにか思い出したことがあればいつでも教えて!』
とオーラを出し続けることって大事と痛感しました。

お読みいただき、感謝いたしております。


2023年2月23日
 ボディワイズ 鈴木政春

====================

ボディワイズ
鈴木政春

ブログ:ボディワーカーの夢とお仕事-つづく
http://bodywise-note.seesaa.net/

ホームページ
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm
http://onwa.client.jp/pc/

メール:
sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp


住所 :東京都品川区荏原5-16-18
TEL :03-5498-2220

====================

脳内の大切な組織をカルシウム沈着させうる【フッ素】って、、、摂取の制限をしたほうがいいのでは?

2023年02月22日

脳内の大切な組織をカルシウム沈着させうる【フッ素】って、、、摂取の制限をしたほうがいいのでは?

歯科医通院をためらう友人に、私が普段使いしている歯磨き粉『バイオリペアプロ』を勧めました。
すると速攻で『それって、フッ素、入ってない?』と質問され、
Amazonサイトの該当ページからフッ素は使ってないと書いてあるのをみつけほっとした様子でした。

その友人は分子栄養学などを学び、口に入るものとしてフッ素のデメリットについて知っていたのでしょう。


このタイミングで改めてネットでフッ素を口にしたときどのような問題が危惧されるか調べました。

すると体内でカルシウム沈着がしやすいようだとのこと。
それは軟骨組織にカルシウム沈着もします。
関節面にある軟骨組織にカルシウム沈着が増せば、関節稼働を制限する。
その沈着物が先端部の尖りがあれば、それに接した内部組織をずたずたにし痛みの発生も。
つまりこうなってしまった場合、骨棘というカルシウムが体内に集合し沈着した組織です。
私がいつもは骨のように堅いという筋膜の癒着による干からびたコラーゲン組織の場合は、
癒着をゆるめるよう熱を注いで患部の代謝を促進させて徐々に液をそこにいれてはがすことができる。
でもカルシウムが由来の骨棘は、そうした対処外の外科医による手術で対処するしかない分野です。

施術向きではない体質に陥るリスクを軽減させるために、フッ素摂取量の制限する考えは、
大切なんですね。




そこまでは聞いたことがあるためフッ素は避けていたのですが、
さらにネットで調べると、、、
松果体という脳内の組織にまでカルシウム沈着が進行する可能性も危惧されるとのこと。
そこは知らなかったので、びっくりでした。

松果体とは、脳内にある松ぼっくりの形状をした小さな組織。
ヨガやスピリチュアルなことに関心がある方はご存じでしょうが、
第三の目と呼ばれ霊的な直感力など目に見えない情報をキャッチする機能をもつといわれております。
眉間のチャクラに関わる組織です。

昨今、カルシウム沈着をした松果体が高齢者のみならず6歳の子供からも現れてきているとのこと。
元素的に安定していフッ素配合物を口にしてしまえば、それが消化吸収そして排泄という道にのらず、
体内に蓄積し徐々に幅を利かせるという恐れもあるのがフッ素ですの。
話に聞いたところ、飲み水になる水道水にフッ素を混ぜて骨を強くする提案をしたものもいたそうで、、、。
あんちょくなことをいうなと。。。

体内に障りがおきる量はカラダ全体の割合に比するものであると仮定すれば、
小さなカラダの子供は早々に過剰なフッ素摂取量を越えて悪影響も懸念されますし、
長生きをなさる高齢者も体外に排泄できないフッ素は徐々に堆積されるでしょう。

注意深く口に入るものを選別していけば、
極力はフッ素摂取量を下げるよう制限をかけておいたほうが健康運はあがると思いました。





松果体は、ダウジングのようなツールで正確な情報を叩き出すときにも使われます。
いざ、理詰めにする情報量が足らなくても動かなければならないときもありますし、
そうしたとき突破口を得て理想の道に歩むものと、闇の底へと向かう人もいます。

ボディワイズ 3月分予約表更新のお知らせ(2023年2月23日(木曜日)20時~ に公開)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  ボディワイズの
  温和にボディワークメソッドのメールマガジン

            2023年2月21日発行

〇 2月23日(木曜日)20時に
  2023年3月の予約表更新をおこないます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


=========================
【コンテンツ】

(1) 2023年3月予約表更新の予告お知らせ

(2) 正規ご予約につきましてのお願い

(3) メールアドレスについてのお知らせ
    (ボディワイズのメルアドのひとつ
     【 sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp 】は、
     来年1月31日をもって使えなくなります)
=========================



 ---------------------------
(1) 2023年3月予約表の更新のお知らせ
 ---------------------------

◎ 2023年3月予約表更新いたします ◎

( 2月23日(木曜日)20時~ に3月のご予約受付 )


予約表公開後に施術予約の空き状況をご覧ください。
どうぞご検討のほどを、よろしくお願いいたします。

【ボディワイズ 予約表】
・ ショートカットURL https://bit.ly/3O7jW1d



 ---------------------------
(2) 正規ご予約につきましてのお願い
 ---------------------------

※ お手数をおかけいたしますが、
  施術のご予約につきまして。
  以下のブログページ「ご新規のお客様」をご覧ください。
  お願いいたします。

2022年04月13日
【業務連絡】『4月15日』以降、正規ご予約受付へ移行いたします Ver2 
http://bodywise-note.seesaa.net/article/486433646.html



 ---------------------------
(3) 利用メールアドレスの変更についてのお知らせ
 ---------------------------


  <<sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp のメルアド宛てに   ご連絡をいただいておりますお客様へのお願い="">>

  お忙しい中、
  お手数をおかけいたし恐縮でございます。
  
  { メルアド: sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp }
   のメルアドでご連絡をいただけますよう
  メーラー登録者のメルアド変更をお願いいたします。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

{ メルアド: sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp }←
<2023年1月31日以降ご利用できません>

{ メルアド: sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp }←
<このヤフー・フリーのメールアドレスは
 2023年2月1日以降も継続して利用可能です>

※ 上記の両メルアドの見た目が似ていますから、
  わかりづらくなっております。mm
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「・・・・・編集後記・・・・・」

ボディワイズの鈴木です。

春ですね。

池上本門寺の梅園もいい香りをともない
かわいい花を咲かせています。

花粉症の方が増えてくる季節でもあります。
なったことがあると、ゆううつですよね。
皆様は、いかがでしょうか?

個人的な話で恐縮ですが、
例年、この時期には
目がかゆくなってきて困っていました。
(肝機能が弱っているとき目がかゆくなるという。。)
そうなると、思考力低下が仕事に障りだします。
花粉症は、呼吸器機能後退のアレルギーと、
冬から春の体に大転換するに起きるホルモンの乱れ。
それらの掛け合わせで症状が出るわけで。
対処する施術を自身におこない解決します。
死活問題とこころえて必死なんです。

今年は酒粕を多めにいただいているせいか、
おかげさまで花粉症はまったく感じられない。^^
呼吸器に関する肺と消化器の大腸は、
経絡でみれば近しい友達関係であり、
酒粕が大腸の腸内フローラ形成することで
肺をバックアップしてくれた?!
それってないこともないんです。

あと数日でスギ花粉の飛散量が増すそうです。
そのときも乗り越えたい!



ありがとうございます!


====================

ボディワイズ
鈴木政春

ブログ:ボディワーカーの夢とお仕事-つづく
http://bodywise-note.seesaa.net/

ホームページ
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm
http://onwa.client.jp/pc/

メール:
sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp


住所 :東京都品川区荏原5-16-18
TEL :03-5498-2220

====================</sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp のメルアド宛てに>

脳へかかる過剰ストレスが体の痛みをひきおこす現象について。

の特定箇所に痛みがでたとき、
炎症を起こすための炎症物質をその特定箇所から出すことで、
脳にその部位を治癒させるようにメッセージを伝える仕組みが一般的に知られたものです。


ですが昨今の研究で、
脳へ過剰なストレスが加わったときにも、
体への痛みが発症することがあることがわかってきています。

たとえば、上役から難癖を付けられ、パワハラを受け続けている。
そのようなつらい対人ストレスが繰り返し降りかかったとき。

■ 感情は、抗しきれないほどのいやな気分になっている。
■ 行動は、またこんなことが起こるのはいやだ!奴をやっつけてやりたい、、、。
  だが、上役なので楯突いたら干されるのが目に見えており、失職すれば家族を支えられなくなる。
  よってだんまりを決め込む。

そんなようすで高い脳へのストレスがかかると、
脳へ与える苦痛を軽減させるための方策として、
体の任意の場所に対し血行を抑制して酸素を欠乏させ炎症物質をそこから出させてしまうことがある。

というのも血液を送り酸素を栄養させる量の欠乏により、次のようなステップで変化がしょうじます。
酸欠になると、初期は張りや緊張として感じる。
酸欠量が増すと、痛みを感じさせる発痛物質を出して、酸欠箇所に酸素を集めるよう脳にメッセージを送る。
酸欠量がさらに増すと、痛みを感じることができない麻痺へと状態が進み、組織破壊の進行が加速し出す。

脳へ与えられたストレスが引き金になる発痛は、
意識的にあらわすものではない。
脳により特定した場所への酸欠を生む操作です。
こうした肉体への痛みを感じることで、脳へのストレスを感じないように骨を折っているのです。
脳ストレスを低減させる代償行為のひとつのやり方なんですね。

『そんな自虐的で残酷な自傷行為を自らに課すなんて、、、。』
そう思えもします。
ですが、脳への痛みがたまり、
こころが病みだすほうが被害が遙かに高いことを、それは意味しているのでしょう。
腰痛や首や肩の痛みに気を引かれていたほうが平安感を得られており、
そうやって脳へのストレスを減らす体勢がこころが壊れないようにしております。
この場合、痛みを叩いてもさまざまな部位へと逃げて消すことができません。


こうした脳への過剰ストレスの抑制代償行為は、
『緊張性筋膜炎』と呼ばれるものです。
これは無自覚のうちになされるものです。
さらされた患部エリアは自ら脳が酸素を送る量を制限して発痛させていることには気づけません。
そういった自らの脳により生み出される発痛パターンは、
ストレスを与えられる環境から距離を放していくことや、
強いストレス耐性を身につけるよう抗ストレス作用のある栄養をとるかストレス発散が必要です。
それらがなされれば、脳へのストレスを減らしたりなくすことで腰痛等の発痛が止めることができるでしょう。
それが最良の対処法です。



昨今では絶え間ない環境上の恐怖や不安などの脳へかかるストレスが押し寄せるため、
脳が受けるストレス耐性が前例のないほど下がり気味となっているのだと危惧されています。
メンタルマネージメントにより、そうした発痛パターンに対抗できるよう防衛していくこと。
できれば一日10分ほどの瞑想を実践して過去や未来からの不安を払拭する時を得たり、
こころの疲れをとるための自身にあった工夫をすることも大切でしょう。

仙骨が正されて気は体を効率よく巡り出す

3つの外部からのエネルギーチャージ

人体を気功の様子で考察すると、
(天・中空・地)からの分散して
それぞれ異なる種を持つ外気を取り入れる取り入れ口があります。

Screenshot_20230217-071552~2.png

その取り入れ口をお伝えすれば、
・天は百会から時計回りに気を取り入れます
・中空は口から空気を取り入れます
・地は会陰から半時計回りに気を取り入れます

(天・中空・地)の外部からの気を腹部丹田に集約・統合します。
それを(元気)と呼びます。

(天・中空・地)のそれぞれは大事なものですが、
(地)の会陰から取り入れる気は、
8の字筋と呼ばれる会陰靱帯部の上下を骨盤底筋で起こすことで、
(中空)の呼吸作用を機能させる横隔膜を上下動を誘発させます。

たとえば、、、
(地)から気が取り入れられる割合が正常の100%であれば
(中空)による呼吸も(地)に対して主従関係となるため、
それに比例して正常に100%の割合で機能できるのです。
ですが
(地)から気が取り入れられる割合が正常の20%であれば
(中空)による呼吸による気の取り入れも(地)に準じ
20%程度に制限される仕組みがあります。

また(地)と(天)も興味深い関係性がございます。
(地)は仙骨のうなずきの動作が起こることで
自律的に骨盤底筋を上下動を生じさせます。
そうした骨盤底筋の動きが呼吸のリズムで地の気を吸い上げ吸収する力として作用するのですが、
仙骨のうなずきの動作が起こることで後頭部にある後頭骨を仙骨のうなずきの動作に主従して動かされる仕組みがあります。
つまり上述したような(中空)と同様なことが起こります。
(地)の正常な機能が100%発揮できることが、
(天)の気を取り込む力も比例して100%の割合で機能でき、
もし(地)の機能が半減すれば、それが(天)の気を取り込む力も半減するという仕組みです。


外から気を理想的に取り入れること。
それってなぜ必要かというと、
気功という目に見えない気を扱うもので生理学上の説得力ある回答は難しいのですが、
ひとつの鍵になるのが外気とは外からマイナスの電気・プラスの電気・その取り入れたプラスマイナスの電気を横隔膜あたりへ帯電蓄電して活用をマネージメントさせる呼吸による代謝を起こす元気といった電気だまりを生むこととなる。
人体内部にある神経は電気が通り、運動神経系から自律神経系含め電気仕掛けの生き物といった様相があり、
(天・中空・地)の気が外から獲得する電気で〈元気〉がなりたちます。

〈元気〉がたまる場は、横隔膜下の下丹田とよばれる【腰腹部】です。
腰の緊張をゆるめて『命門(めいもん)』という経穴部位を開くことで生きた下丹田を形成できるでしょう。
ここ、大事なんですね。


ただ命門を開き続けることが、無理!難しい!と感じる場合もあるでしょう。

バイオメカニズムで考察すれば
座業によるデスクワークが長時間にわたるとき、
起立状態の1.25倍の負担が腰にかかります。
同時に過剰ストレスがこころにかかる場合には、
ゆったりとした腰部の状態を作ることは難しく、
場合により起立時の2倍以上もの腰部を硬化させ負担を加えるケースがあります。
こころのストレスは、イコール、脳に与えるストレスとなってあらわれるのです。
脳はそうしたストレスから身を守るために、
思い思いの身体の特定の場所に流す酸素量を下げて身体的痛みや緊張にすり替えることで自己防衛をはかる仕組みがあります。
それは潜在意識にかかる自動に動作するもので自身に自覚は感じづらいもので緊張性筋膜炎(TMS)と呼ばれており、
緊張性筋膜炎は、デスクワークを長時間なさられる方々のケースでは、
多くは腰部の脊椎周りの起立筋部位の過緊張が解けないという形で現れやすい傾向があるようです。
すると腰の緊張で命門がふさがり横隔膜下と骨盤底筋との間のスペースが狭められて〈元気〉がたまる場が減少します。

ストレス耐性を、どうあげていけばいいのか。
そのような考えで自分にあった対策を打つことが勧められるでしょう。
たとえば、生活習慣上、睡眠の質を高めるよう工夫をする。
カモミールなどの深い眠りを促すハーブティをいただくなり、
寝る前の1時間前にPCやスマホブルーライトを見ないようにするなど。
その他の対策を打つなり、ストレス耐性をあげる抗ストレスハーブをいただくなどもいいでしょう。
または腰部を構造的にしっかり命門を開いた状態を保持できるような修練を積むことで対策を打つこともできます。
ちなみに私もかんたんに腰をゆるめる状態がキープできるようになったわけではありません。
長年腰にストレスをためてこころのストレスから気を逸らす習慣をつけていると、
絶対に腰を以前の状態にひっぱられないという不退転の気持ちで取り組みました。
腰をゆるめ命門を開く状態をつづけられるよう、
骨盤にセラバンドをきゅっと締めたまま座業を続けるようにしたり、
ゴツコラという抗ストレスハーブを取るようにして対応しています。
半年、緊張性筋膜炎を消すよう丁寧に意識した時間をもうけると、
腰部の不調が削減できるようになりました。



付記となりましたが、
スピリチュアルな面でヨーガをご存じな方には、
〈地〉は、ルートチャクラ(根チャクラ)と呼ばれる地のエネルギーを吸収していく窓に該当すると、ぴんときたでしょう。
クンダリーニ・ヨーガでは、胴体の下から頭頂まで7つのチャクラが並び、
それらのチャクラの窓を開ける順番をルートチャクラという胴体の下端から順々に上位置にあるチャクラを開いていくようにすべしという教えがあることをご存じでしょう。
それは〈天〉が先に開きすぎると偏差と呼ばれている意識障害に通じるような
体調不良にさいなまれることが知られています。
それに〈地〉の部分にパワフルな炎を感じる気を取り入れる口があるので、
まずはここでエンジンを動かすエネルギーを存分に吸収して、
そこで得たエネルギーを上位置にあるチャクラを開くためにも使うのだといいます。

そうしたことが長い歴史をもつ身体操作から体の魅力を創造するヨガではいわれているのです。

そこを直視してみると、
仙骨というルートチャクラを動かすエンジンとなる部位が効率的に働けるように移行すること。
それはパワフルな身体変化につながることでしょう。