バーンアウト症候群

仕事や家庭、人間関係など、
一生懸命にやりすぎて、
ほっと息をつくこともない日々。
または目標の仕事をやり終えた後、
目標をなくしたときに襲ってくる。
緊張の糸が切れたとき、バーンアウト症候群(=燃えつき症候群)になる。

アメリカなどでは、エグゼクティブビジネスマンや有名俳優などは、
バーンアウトしないようにコーチ役をおいておく。
プロのコーチングスタッフのときも多い。
コーチが常に適切な目標を見つけて高見に行けるように導き続ける。

ときどき仕事をしていて、
本当にこれでいいのだろうか、と思ったとき不安感が出てくる。
それは精神的なもので恐怖心を煽り立てる。
そんなときこそコーチ役が必要だ。
恐怖心で萎縮してしまうと、
次の行動がネガティブになりやすいからだ。
たいていの場合、
そのような不安感がでてきたときには、
本能的に次のステップに自分を高めるための機会を教えるサインでもある。
・・・と考えることもできるはずだ。

状況をより具体的に把握してプランを作る、
またはプランの軌道をより実際に合わせてみる。
精神的なステージから、行動的なプランニングステージへと歩を進める。

人は新しい自分に変わるとき、
失敗やリスクを恐れる。
その時の恐怖心は実に強いものだ。

左脳で行動の抑制プログラムが実行されている。
それは人間特有の癖ではなく、他の動物にも見られる。
学習により植えつけられた自動制御装置。
過去生存競争を繰り広げ、この装置が貧弱な生物は補色動物に食された。
その装置がしっかりしている遺伝子が生き残り、
それが今いる動物たちなのだ。
だから生存レベルで脅かされると感じる。
本能的な恐怖心を煽り立てられる。
他の動物にはその癖を乗り越えることができない。

だが人間にはそれができる。
恐怖心を伴う問題や課題をスモールステップに分けて取り組めばいい。
どんな困難な仕事で途方もないものでも、
小分けして自分の運べる大きさにパッケージにすれば運べるはずだ。
あとは黙々とがんばればいい。

腰を痛めそうな荷物料を運ぼうとするときに、
ぴっぴっ!!と笛を吹いて小分けにするように!というのが、
クリエイティブなコーチの役割だ。
そして常に少しだけ背伸びをさせてくれる。

そう言い聞かせながらがんばる今日この頃です。
僕はコーチ役として自作ノートを利用しています。