精神的ストレスがあるとき『首』の緊張が溶けない

『首』は、人間の急所のひとつ。
特に『喉』はそうだ。

肉体的に解放感があるとき、喉の周囲の緊張も緩む。
精神的に解放感があるときも。

だが肉体的・精神的に嫌なストレスが感じられているとき、
喉の急所周辺の緊張が溶けなくなる。
この緊張の度合いは個人差が大きい。
肉体に出てくるかも個人差が大きい。

個人の資質やライフスタイルによる。
ストレスを自分の筋肉の緊張をさせつづけるために全部利用するか、
それとも運動や趣味でエネルギーを使う事により、
体内を固める緊張をゆるめられるかで変わる。

日常生活でストレスに対処できている方をワークするとき。
仙腸関節をゆるめ、尾骨周辺の筋をゆるめ、背部がゆるめられれば、
同時に首の周りの筋肉がある程度緩みだす。
その機に乗じて頚椎の周辺筋をリリースすればよい。
解放される方も、まったく違和感なくくつろげる。

ストレスが喉周辺にきてしまい、
首の椎間板が縮んでいる、または頚椎3〜4が前側に極端に歪曲 しているとき。
ある程度首だけが固いだけならば、上記と同じような変化をたどる。
その際は、ときとして頚椎をリリースされて、ワーク中に寝入っているとき、
「嫌な夢を観た」という報告あり。
だが3〜4回頚椎がリリースされるに従い、それはなくなり、
「冒険活劇ものの夢を見た」という報告に変わったりもする。
悪夢はみなくなる。
この場合も、ワーク回数の増減で対応できる。

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だが上記のパターンとも異なることもある。
この問題が、僕には解決できていない。

頚椎の縮み等のパターンがあり、そのリリースをする。
仙腸関節のリリース等、しっかりと前手順を踏む。
だが仕上げで頚椎のリリースをするとき。
頚椎のカウンターストレインをほとんど受け付けられない。
前手順でリリースした箇所も含め、瞬時に固められる。
私が知る上で、最もパワフルで安全、効果的なリリース方法だが、それが利用できない。

『徐々に』という段階を踏めば効果は三歩進んで二歩下がる式で、一歩ずつ進む。
非常に長期間を要することになるだろう。
他に対応する方法を見つけたい。

さまざまな研究を自分の身体を実験台にトライ中。
自分の身体を通して理解できる事も多い。
今の時期でなければできない苦しいし危険な実験中。
何かヒントを見つけたいです。

頑張らねば!!