同業の友人達と話す内容です。
ワークや施術を疑っている人。
疑っている人にも三つのパターンがあります。
ひとつは疑っているというのではなく関心が低い人。
ふたつは疑っているというのではなく嫌悪している人。
みっつは疑っているというのは信じたい気持ちが無意識にわき起こる人。
関心が低い人に説明を聞いていただくことは大変な作業です。
嫌悪している人にお願いだから話を聞いてくださいというのも強引です。
それ自体、無礼にあたります。
基本的にはそのような方々の場合には、
速やかにお引き取りいただく方がいい。
でもみっつめの信じたい気持ちがあるから、
思いっきり苦言を吐き『あんたは大丈夫だろうな!』と開口する人物。
目つき鋭く疑り深い目で観る人。
このような感触がある場合には対応はシンプルです。
内心『もしよければうれしいのだが。この期待が裏切られたくない』
そのような思いが強いから発せられる無意識に起こる行動だからです。
実力を観ていただき納得できるかどうか吟味してもらう。
という次のステップに話を進めればいいのです。
口で効果を説明してもダメです。
口で説明をすればするほど疑念が募ります。
騙されないぞと身構えるわけです。
体で感じて納得していただくしか、
この方々を説得する方法はありません。
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しばらくの間、
寡黙になりサッと床を私が擦って移動する音しか聞こえない。
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そこでお客様の分析眼で評価されて、
期待を上回る結果を証明すればいい。
その時点で『期待を裏切られたくない』という緊張の糸が切れる。
顔色が緩んできます。
『掘り出し物を見つけた』と思っていただければ、
ラポールがとりやすくなります。
体が緩むか緊張するかは精神的な安心感から決まってくるものです。
このような印象的な心の解放が起こると、
『なんとなくよさそうだから来た』という人以上にスムースな変化が起きる。
過去のいただきましたお客様のレポート文を分析するとそう考えられます。
こちら側の技の未熟さゆえに、
初回実力を出し切れずに終われば深く反省をする。
二度目のチャンスは訪れないことを知っています。
そのようなことが起きないように必死に頑張る。
これが私の日常で起きていることです。