お客様から「最近はどこに散歩しに行ってるんですか?」
と話をふっていただきました。
ですが残念にも
、
秋ですが、紅葉を観に行くゆとりもない近頃。。。
施術で、
より背部筋を酷使するずり圧のかけ方へ変更したため、
私が消費するエネルギーが膨大になっています。
単純なことですが、
滑り止めシートを今までの使っていた様式から、
滑り止めシートを挟み込んだ薄めのシリコンシートをシリコンゴムの糸で縫い合わせて袋状に。
そちらを適宜、圧をかけるポイントにかかるよう丸めて設置してから、
もう一枚の滑り止めシート入のシリコンシートをその上に乗せて圧をかける。
すると今まででは得られないほどの安定感あるずり圧が作り出せるようになったのです。
安定感あるずり圧は、受ける者にとっては圧の強さは増してもフィット感が増した手前、
いつもと同じ程度の圧に感じるか、かえって更に弱い圧に変わったかのような錯覚を覚えるだろう。
ただ実際の圧を加える私への負担は錯覚などではなく、
たいそうなヘビーなものとなっていったため。。。
背中の筋肉が厚くなって仕立てられていく過程で、
多くの血、そして栄養素がそちらへと向けられていく。
おかげで背部筋が少しずつ量がませいてきたのだが、、、。
免疫力は落ちるは、歯にも負担が一気に増したり、
一日の施術が終わると気を失うように寝てしまう。。。
(またかぁ、、、-.-;)
そこに追い打ちかける
ボウエンテクニックで使う手や指の工夫。 ^-^;
「狐型の手」を作って安定的な発力を創りだして、
自分なりに理想の圧を得ようとしているのですが。
手を使う実感として腑抜けた感じが否めない。
十分にコントロールしきった感覚が持てない。
そこに対して内心いらだちを感じていました。
解決法のひとつとして考えたのが、
人差し指と中指との隙間の距離をとって伸筋を活かすことだった。
このようにすることで、手首を詰まらせずに開いた状態にできて、
肘からの操作がダイレクトに指先に伝えられる関係性が得られる。
力の強弱の加減も自在さがついてきます。
これに気づいて少しだけ「光」が見えてきたような気がしました。
おかげさまで、だいぶ精神的にほっとしています。 ^-^
体幹部分から腕の末端へと順繰りに力を伝えるのが本筋なのです。
体幹から骨組みで距離を図り精密な操作を加えることが大事です。
それが指先に真っ先に意識が送られるようでは話しになりません。
手首を柔らかく使うときもケースバイケースで、必要なときもあります。
ただそれを肩甲骨の関連部と肘の操作による動きで同様なムーブメントを作り出したいと思って。
そこをひたすらに練習というか修練を重ねているところになります。
ただこんなことに気づいたあとで、、、
よーく考えてみれば合気道の際に、
手の形を朝顔の型にして発力することがありますが。。。
その際の指の股を大きく開くという操作と基本条件がほぼほぼ同じものだと気づきました。
日本の武道の優れた素晴らしさを再確認した感じになりました。 ^-^
そんな自分なりの真剣な試行錯誤から、ここ最近は手の指がつって痙攣して激痛など。
そうこうしつつ、
あとは右手の指の操作は使い物になってきたが、左手の指は思うように動かせてない。
ここを極めるのは今後の課題ですね。
「ボウエンテクニックの指による操作はソフトに」という鉄則からは、
しっかりした圧で押す試みは本筋から離れて行っているように見受けられるでしょう。
ですが私の経験上わかっていることとして、
しっかりと安定させた圧であれば重さや衝撃はほとんど感じなくなります。
それはお客様に私が普段、ずり圧をかける際に10キロ以上の重りを乗せ、
加圧していてもその状態に気づかないままでおられる方もいるものなので。
この様子から
どれだけ安定した一定の圧量と方向性をコントロールし切るかが大切だといえることでしょう。
そしてそのような圧を加えられた際の影響力としては、
皮膚抵抗を多少かいくぐって奥へと刺激が浸透していくこともわかっている。
それは重いおもりを活かしたずり圧が安定感を増していく過程で、
その圧を加えられているものには圧の強さが順当に増したようには感じられなくなる操作と同じことだ。
そのような意図的にうまく制御されたタッチを指での圧を加える際でも
叶えていきたいと思っています。
大事な部分を深める意図を持った上での遠回りを有意義にこなしつつ、
楽しく研究する日々を送っている今日このごろです。