ネコに、まなべ。

ネコに、まなべ。



四つ足の動物の「」。

猫には前足と後ろ足があって、四つ足での立ち姿では<前足を肩甲骨><後ろ足を骨盤>で上端が強力に固定されています。

歩きは、前足が一瞬先に出て、後ろ足が追うイメージ。
左右の肩甲骨と骨盤が進行をかなえるよう同期しながら動いています。

ねことひとの肩甲骨と腸骨イメージ.jpg


私は以前テレビで、
後ろ足の怪我で、後ろ足を使えなくなった犬が、
後ろ足代わりに台車のようなものを付けられて、
前足で前進する推進力を得ることで走り回っていた映像を観たことがあります。
後ろ足は、前足でカバーできるんだなと感心しながら観ていました。


そのとき「肩甲骨のいるべき位置が異常な場合、どうなるだろうか?」

そんな疑問を持って、家にある台車を使ってハイハイをして試してみました。
下半身を台車に乗せて、前腕を前足として動かしていきます。

ゆっくり進むことには問題なくいけます。
早く進むときはブレーキがない台車に乗せられ、壁に向かってクラッシュする恐怖。
思った以上にうまく進めなかったのです。

このとき肩甲骨を含めた「前足」の機能には、
進む方向を決める導きの機能と
歩行時のブレーキの役目がある。
後ろ足が使えない制限があると、
前足の非力さと持久力のなさが痛感できます。
左右の前足にも動き方の機能役割の差を持たせていることもわかります。
利き腕側の右前足と、使い勝手がよくない左前足。
前足の肘関節の下端突起が向く向きが左右で違う。

理解ができたように感じました。




肩甲骨(前足を動かし支える)に異常がでたら、
四つ足の猫や犬なら後ろ足にもその異変が伝わる。
補完作用といわれるもので、
前足の不具合(力の発力やバランスの低下した状態)を、
後ろ足がカバーすることになるはずだ。
そうしたカバーがなされるとすれば、従来すべき仕事以外を押し付けられた後ろ足は、
多大な負担がかけられて腸骨の位置のずれによる骨盤の前傾やねじれなどが現れるだろう。

そのような推測をしました。
結果的に実験は犬猫を飼ってませんのでできてはいないのですが。


四つ足の動物たちなら、左右の前足と後ろ足がバランスよく動く必要があるというのは、
皆様も、なんとなくイメージできるのではないでしょうか。




人間の体。

樹上生活をしていた類人猿から地上に降り、直立二足歩行するようになったのは、
現在では約700万年前のサヘラントロプス(2001年、アフリカのチャドで発掘された)と考えられているそうです。
ただその前の陸に上がって四つ足で歩きながら進化を続けた期間は膨大です。
それゆえまだまだ骨格面では二足直立に適するように変化した面と、
四つ足のときの名残でそれを使い続けているような面と。
二つに分化してきております。


二足直立したために、臓器や脊椎にかかる負担により起きて行った病気があります。
四つ足の動物には少ない腰椎や頚椎の椎間板ヘルニアがでてきた。
内臓下垂により消化器、生殖器、泌尿器などに問題が生じやすい体に変化していったわけです。
脊柱の後天的な側弯や前後彎曲が生じるのも二足直立で脊椎を立てたことによる弊害です。

それが側弯症の改善にはドーマン法のような四つ足のはいはいの姿勢で動き方を再構築し、
側弯を改善する方法があります。
現状の私たちの体が、四つ足の状態へ軸足がまだ置かれているといえる好例でしょう。
ゆえに、ヘルニアや腰痛、肩こりなどの姿勢のゆがみが発生原因となったときの症状にも、
この四つ足で合理的に動くトレーニング後には大幅軽減、
解消されるなどのケースがあるわけです。




肩甲骨と腸骨の呼応した位置関係の安定や同期動作がスムースに理想で整えられるようにする。
そこはひとつのキーになる発想です。

加えるならば、後に私が実感したのは肩甲骨が腸骨の先に動作指令を受けて動くと、
腸骨は無条件にそれにつき従うというものでした

肩甲骨と鎖骨の肩帯が骨盤に動きの指令を出すようで、
肩帯の操作手順を踏んで動かした通りに、骨盤が操られる関係です。
骨盤を操作する感覚は【無】になる感じ。
肩甲骨と腸骨の二つを別個に操作する必要はない。
肩甲骨を意図的に操作命令を送れば、骨盤・腸骨はその肩甲骨に従たる習いで自動操作が進む仕組みです。
人の脳は、一時期にひとつのことしか集中し思考できないものですから、
これは非常に都合のいいことだといえますね。



肩甲骨が位置の異常や機能の問題を含んでいて、正常な動きがなされない場合はどうなるでしょう。
肩甲骨と腸骨の関係性から、腸骨の動きにもその悪影響が飛び火して正常には動かなくなるのです。
肩腕部からの不具合ある動き方を腸骨が受け取り続ければ、骨盤がゆがみ、やがて定着します。
時間経過や負荷量の重さによっては、骨盤のゆがみは寝て休んでも戻れなくなるのです。

そのような胴の上方の肩腕部から下方の骨盤へ影響の飛ばすルートを、肩甲骨と腸骨に見て取ることができる。。。
これは腸骨への負担が考えてもみなかったところから降ってわいてくるもので、
歩き方の修正を冷静な探索の元で検証してみてもみつけづらい(私も3年前は、ここが見えていませんでした)。

※ 裏を返して体の正面では。
  肩帯では鎖骨の胸鎖関節部にある骨頭から、骨盤では恥骨結合の結合部にあるところ。
  といった左右の手足の交わる関節部が十分な噛みあいが消えてかみ合わなくなっています。
  この部分の噛みあいを是正する手技がおこなわれなければ、
  肩甲骨や腸骨の位置の矯正をおこなっても戻りが早いのです。
  胸鎖関節、恥骨結合ともに、関節のずれがあれば強い炎症がその結合部周辺に発生しています。
  その関節のずれの量や痛みの激しさを持って、肩甲骨や腸骨のずれの量と見るのは妥当でしょう。


脊椎の椎骨の並びが整う構造となるには、
四つ足の状態で肘と膝の関節がはまる状態で手足を柱とすればかなえられる。
そういう仕組みのままというのは、
先ほどの脊柱側弯が四つ足でのトレーニングで改善することがあるという点でわかります。


肩甲骨がいきたい方向を導く「ハンドル」で、腸骨が脚の筋パワーを取り出す「エンジン」です。
そのような役割が直立する姿勢でも内在しているわけで、
自動車の運転は、私たちはハンドルを回してするわけです。
(※ 肩甲骨がハンドルというのは、飛躍がありますがイメージしやすくするためと了承ください。真のハンドルは、別にあります)

グラウディングが正しく起き始めると、身体は目の前の前方へ移動してはいるのだが、
それより先に頭頂の先にある天空へと進もうとする肩甲骨と腸骨の関係する背面の動きを感じるだろう。
この体幹が生きた操作が自動で起こる者となるようなトレーニングは、
バレエのレッスン等には多く含まれているのです。
その視点で研究してみると実に興味深い。

このような体感は、言葉で説明されわかるものではないのですが、じつに上品でのびやか、しなやかさがすがすがしい。
体幹を垂直に置くグラウディングができている条件下では、
伸筋の伸張が四つ足でも二足直立のどちらでも、股関節や肩関節、その他の関節をカチッとはめられるキャパができるわけです。
骨と骨がかみ合う支えの構造体が正常に働いたときに、水平の横隔膜を筆頭とした地面に対して立位で水平にあるいくつもの隔膜が呼吸をよくやりやすくさせ、体の深部を通る動脈の血の流れも停滞しなくなる。その動脈の流れのなかには、首の中を通る頸動脈も含まれます。
これは私がイメージする、整体屋さんがいらないカラダです。



もしこのような状態が自身の身に体現できておらなければ、ピンとこないはずです。。。
それはそれで、いろんなことを考える人がいるものだということでスルーしていただくこととなりますが、
すでにグラウディングが感覚的に体現できている人同士では、「そうなのよね~」と共感の嵐なのです。。。 ^-^;



このような肩甲骨と腸骨の姿勢や動きの要領がつかめたら、歩行の疲労が激減するのでは?
そういう実験も、私自身、昨今繰り返し検証してきました。
それは、その通りだと感じられました。





以前の私は、大腿直筋など脚部の屈筋群を誤用なされて骨盤が前傾することが、
脊椎の前後彎曲やねじれを作る根本だと考えていました。
脊椎は骨を支えの支柱として使える量が増せば楽できます。
だが脊椎の並びが雪崩を打って崩れやすい状態では、
筋肉を骨の崩れを支えるためのつっかえ棒やコルセットに化けさせて、
それらの筋疲労も起きるし、体の芯を通る動脈代謝を圧迫して呼吸をしづらくさせる。
そこが「骨盤部のずれからおこる割合が7割ほどもある」かと思っていたのです。



確かに、それはある。



そのような側面は往々にしてあるものの、
この前足の肩甲骨の位置や動きの異常が胸郭をゆがませて、
頭部をのせる位置の理想を守れなくなるポジションに、否応なく持っていく。
そこに対して胸郭の形態や機能異常関係の本を多読して施術でその面に取り組むと、
後ろ足の腸骨を正常な機能を抑制させる要素に加えて、
前足(鎖骨・肩甲骨を含む)により骨盤のアライメント等の異常が引き起こされたケースがある
と仮説検証をと考えました。
そう考え独自に検証を重ねる過程で、それは単なる思い付きじゃなかったということがでてきたようです。




前足を手として使うよう進化させてきた私たち。

ペンを持つ、キーボードを打ちマウスを操る、工具を操作する。。。
様々な道具を操るようになってきた。
するとこの手という多様な動作、複雑な操作などへと役目を進化させてきたし、
現代社会では車の運転やデスクワークちゅうのオペレーションでも、手を使う。
社会的生活を送るために、足以上に手先が器用化されるのみにあらず、
多用化されてきて脳もそれを動かすためのエリアを増やして対応してきました。

そうなってくると、胴体の基底部という脊椎を支える基礎部分がどうであるか。
その物理的構造上の重力線を観た問題を押さえた視点は大切です。外せません。
だが、現代社会を生き抜く私たちの「手を使う」取り組みが拡大してきた暮らしは、
重力線の視点を包含し、それを増すほどの問題へと存在が増していたと感じています。
骨盤は板状のパーツとなる骨がいくつかの関節をもつという強さがあるものだが、
上半身の胸郭とは左右での肋骨や肋軟骨の24本と肋間筋という間の設定の大量さ。
それらは呼吸での動きをかなえるための柔軟性を持った骨のプロテクターですが、
その柔軟性がゆがみや詰まりつづけの緊張状態を容易に作り出す潜在性を持つという性質でもある。
骨盤よりも胸郭のほうがはるかに容易に外的な圧迫による影響を受けやすい繊細さを持っています。
その緩さゆえの歪みやすさを避けるための安全弁としての機構として、
胸骨と胸椎の上下に伸び縮みをあまりできない仕組みがあるのですが。

利き腕ばかりの使い過ぎなどによる手の動きの誤用は、その胸骨と胸椎のねじり状をあたえてしまう。
そういった胸郭部のゆがみは、本人的な自覚があまり意識にあがってこない面がありますが、
手の使い方が肩甲骨を肋骨部に不都合に圧迫を加えていく結果から、
やがて胸骨や胸椎へいたるねじりや変位があらわれると。

途端に、それが歩き方の理想形からの変調が現れてきます。



つまり肩甲骨や鎖骨等を含む腕の用い方が、みずからの胸郭を活かしも殺しもしていたのです。






だが素朴な視点で、
二足歩行の人間は腕を動かさなくても歩けるじゃないかと。
四つ足の猫や犬じゃあるまいし、変なこというよなと。。。
そのような意見をもつ人がたいはんですよね。

そうなんです。
私たちは腕を動かさず、固定していたとしても、歩けます。
<歩くことは歩ける>といったほうがいいかもしれません。



それは、人も肩甲骨が四つ足で歩くような動きを持って前後(正確には後方への引き)に動かしていると調子がいいのですが、
肩甲骨が肋骨に対して平行にて密接に乗る形ではなく、外側に位置が3~5センチもずれていて歩行時に肩甲骨が動かないように見えるとき。
後者は、四つ足の猫や犬なら、歩けないはずの状態で後ろ足だけで動いている状態です。


実態としてこのような肩甲骨や鎖骨の位置ずれがあるままなら四つ足の猫や犬なら歩けないままで歩くときや直立する姿勢では。
胸郭や頭頸部にあたえるダメージが、悪影響を引き起こしているのです。
その肩甲骨等が胸郭に動きの抑制を強いた悪影響化の状態は、
肋骨の骨どおしを結ぶ肋間筋の硬化や委縮、肋軟骨やそれを取り巻く靭帯の骨化などにより胸郭の理想形は失わせるに至ります。
それは私が骨盤の基底から脊椎を登ってやってくる変位と相まって、想像以上に複雑な変位の形をもたらすのです。

ある意味、四つ足の猫や犬ならしない手の操作で体全体の管理を見失った。
その結果が常態にあらわれるのでしょう。

そして心臓や肺、それに胸腺などの肋骨という骨で強力にサポートする必要ある組織器官は、
自らの手の操作における管理ミスの影響で自らが状況を悪化させる引き金を引き、負荷を雪だるまにするかのようです。。。
そのようなことの経緯について、、
筋膜リリースという施術手技によって検証できるという眼と手が持てていたことが幸いしました。



過去3~4年前までは基底部となる骨盤のずれが改善できればだいぶ安定するはずだという視点で、
そちらにウエイトを置いて施術を組み立ててきました。

それを昨今では、それら骨盤の基底部のゆがみの問題も前提としつつ、
独立させて腕(前足というべきか)への視点を増やして探るようにしてきました。

腕へのアプローチは筋が細く痛みが神経に響く強烈なものですが、
ベン石温熱器等の温熱器等を巧みに使うことで、そこをクリアしつつ。
実際、解かせていただくようにしてきました。
前足としての腕が頭部のゆがみをつくります。そして首の凝りを増させていく原因の根となります。
なので腕を脈をとりモニターをしつつリリースを徹底してから頭頸部や胸郭を解き進めるようにしたのです。



まだ十分に考えつくされてはおりませんが、
手を前足として使えるように手技と動きの指導でと、施術機会をデザインしてきました。
その着眼での成果は個人的なひいき目を排してみても、お客様の体全身への改善へという形で表れてきているように感じています。




たとえば、先日、バレエをしているお客様で観察できたことがありました。


胸椎の詰まりが長年あったものが緩みだしたころに、
仙椎のゆがみがよい位置のキープができて体幹の安定が飛躍したそうです。

この流れは珍しいことではありません。
昨今のベン石温熱器等のノウハウが持てて、
その後に私が朝顔の手での手の使いがよくなって精度が飛躍した後となると。
恥ずかしながら手の操作精度が飛躍したのはここ半年以内といった話なので。

ですからそのような手技がなされる後に施術を受けていただいて、
胸郭の状態が緩みだしてシンメトリーになるよう積極的な介入を施術でさせていただいた成果がみえた違いは、
以前にも増しての変化を感じ取れたように思えます。



そういった胸郭となったときの骨盤部の安定性の良好さは?
そのお客様の状態を見て「大幅に変わったな!」とうなづいた次第です。^-^

胸郭の前部にある胸骨という骨の異常は、仙骨の異常に通じるものです。

そういう関係がありますが、胸肋関節部が「パキパキっ」って音がし始めたと話してくれました。
胸肋靭帯がずれて骨化したままだったはまりの悪かった部分が変化して、胸骨にも変化が見えてきたわけです。
その変化と仙骨の様子がリンクしている(呼吸時の仙骨と胸骨の動きでみます)。

なお、バレエをなさっているお客様ですから、腕の使い方について実践的な興味を持っていただいております。
それでかなり突っ込んだ動きのノウハウをおつたえしましたし。
お客様自身が身体操作の用法について独自に見立てて挑戦する挑戦者気質をお持ちなので。
、、、一時にどばって情報を渡されても、未消化になってかえって迷惑とは思いつつも、
自分なりに動きの創作をするときの手掛かりに使える部分があればということです。



四つ足の猫や犬が、まんま直立したら肩甲骨や鎖骨は、どこに置かれるだろうか?
構造上、肩甲骨の位置の違いがあるものの、肩甲骨が天井の張りです。
そうなっておられるかどうか、ということになります。

そこまで持っていくお手伝いは施術の手技でできる部分があります。
不要な筋膜の癒着部を解放して、血行不良からの神経筋の筋緊張を緩め、
関節のずれを軽減させて筋の一本ずつの流れに線を引いてつかえるように。
それには他動的にどのような動きがいいかを、施術者が実際にお客様の四肢などを動かすことで
お客様の脳に動きの学習をしていただくように努めるというところまでです。

ここまでは「位置の正しさ」や状態や機能の発揮ポテンシャルが理想に沿っているということ、ですね。



それができた後は。
姿勢の正しさから、それに基づいた動きのすばらしさの追究でしょう。


動き方の誤用を削り、改善への道を進む。
それにより体の骨格が支えにもてこにもなってバランスを取り戻し、
筋腱はしなやかかつたくましくなっていく。


これが『身体づくり』というもので、ここから深める醍醐味。たまりません!


できることなら、、、
たとえば、お客様ご自身が楽しみながら「肩甲骨等の動的な操作」を修練なさっていただきたいのです。
どのように歩行時に「肩甲骨の動きを作り出すか」という仕組みについてです。
そこは私自身、現在も朝顔の手を練習してみてわかってきたことを少しずつ気づきのストックとして増量させているところで、
人を見てその方にあった内容でシンプルに要点をつたえるまでは行ってません。
これからも、頑張っていきたいところです。

「肘から先の手先は弱し、だが四つ足の猫や犬のように前足と成せば非常に強し。なら手先の本来の役割とは?」
と思考し観察し、実験し検証を繰り返しすれば、整理が付いてくるでしょう。

そして今回の私の身体操作の課題として胸郭の正常化、それにかかわる腕の操作上の負担や誤用による異形化の問題。
そのような視点で、体の形態と動きの操作をみてきているわけですが、
この課題がだいぶ理解が腑に落ちたとなれば、別の課題に取り組みます。
人の体を観察できるようになれば課題に気づきます。
ひとつやふたつじゃありません。

ただ多数の課題を同時進行して解決できるほどの器用さもないし、
ひとつの課題に全精力と熱を注ぐほうが得るものは大きく追及する期間も短くて済むという考えで
「手を前足化する」という着想で掘り進めているということです。



ただ、今回のこの課題に取り組んだ成果はことのほか大きいもののように感じています。
成果は単なる腕の動きの自然体の追求は、腕がパワフルかつ器用に使えるのみにあらず。
そこから派生した体に置ける変化としては、、、。

頭部の血の流れに加え、
頚椎第一の自律神経系全般への影響、
心臓の動き
肺の動き:横隔膜の上下の動きの促進により消化器の下垂を改善
胸腺の働き
胸椎の変位の改善と、それに飛び火した仙骨の動きや位置の改善

・・・。

思いつくまま書けば、
さらに多くの項目が積みあがる。


これは実際、私が数年前に母の介護をしていたときに無茶をして、
自らの身体にダメージを与えてひきづってきたものがありました。

それが、いま。

思いつくままに書いた項目は、すべて手の操作が四つ足の猫や犬に然りと変えてから、自身が改善を実感できた内容なのです。



腕周りの筋や首とか、笑えるくらい、しなやかな理想の筋肉へとなった。
頭ではそうなるのだろうと思っていても、
・・・不思議なもんですね。
実際にそう変わってみると、
昔からこんな感じだったような気がしてしまう。^-^;

げんきんなものです。




私が施術を研究してきて。
いま、自分への最良なプレゼントをいただいたようなきがしています。