『食生活による身体の退化』という本について。。。

私の食文化にくわしい知り合いについてですが、その知り合いは、いま、
ウェストン・プライスというアメリカ人歯医者の本をていねいに読んでいます。
「食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響」という本で、
和訳したものも出版されています。
先日、私も農文教書店でみた本ですが、私はこちらの本に載せられた文明食を食べる前の伝統食をいただいた人と文明食を取った人。
その写真の違いをみて、ただただ驚愕したわけでしたが高額な本だったため買わずにいました。。。
まさか品川区立図書館が、この本を持っていたとは・・・気づかなかった。



プライス医師は、自腹で世界各国の伝統食を食べる人を調べ、そうした伝統食を食べていた方が文明食を食べてどうなったかを、
写真等を撮影し残しました。
そのうえで伝統食をとる者の継承者からどのような食べものを得て、どう食べてきたかを調査し、
そうした面を下地に伝統食に含まれる栄養素を調べることで食生活により身体がどのような推移をしたかを詳説しておられます。



かいつまんで興味深い話を聞かせてもらったら、
文明食に染まった私には絶望的な話にも聞こえてくる内容です。
素直に健康的な人生を食生活をもって改良するには知らないで済ませることはできないと感じました。


身体の退化が食生活によりおきているときは、
そうした局面を打開するにはどうすればいい?



どこから手を着けなければ、
いまは見当がつきませんが、
ここへの軸をはずしたなら、
各種の健康法が砂上の楼閣のようだと思えてきます。



根になる本質がみえずに上辺をみていたなら、
目的の高さの健康レベルに達する途中で迷宮に入る。
そんなところを感じさせられました。



ちなみにのぶながさんという栄養学に精通したYouTube発信をしている方の人生を変えた本といわれるもののなかにも、
こちらのプライス博士の本が紹介されていました。

https://youtu.be/Jpcn5Agtkwc