目と三半規管(Z-healthセミナーを受講して)


先日、Z-healthのセミナーを受講してきました。



日本初上陸!《Z-HEALTH》 神経から身体の歪みを整える!
Z-HEALTHプラクティショナー兼現役プロアスリートの講師が
日本初上陸のボディメンテナンスの方法を指導します!

https://www.street-academy.com/myclass/26586?sessiondetailid=176339



そのようにセミナー参加中にも、独自の思考の波に揺られていたところもありますが、
セミナー講師をなさった宮崎さんが、
レクチャー用の教材を各種用意してくれたことにも感謝です。
非常に楽しい時間が瞬く間に過ぎました。
(宮崎さん、多謝!!)



ワークショップ形式で動きながら体の状態を改善させるエクササイズをいくつも用意してくれていて、
楽しい学びの時間が過ごすことができました。


学んだことの一部をあげると、
たとえば、、、、


■ ジョイントモビリティトレーニング:
脳がその部分をグレーゾーンとしか認識できなかった状態から、
関節部分をしっかりと認識させて動かすことにより、
意外なほどの全身の動き方へと影響が及び改善させられるという感じのトレーニングのこと。
今回は、足部関節についてのエクササイズを念入りに。



■ 三半規管と眼のワーク:
こちらのワーク用シートを利用して、
視点を一点に固定させつつ頭部を上下左右斜めに動かし、
眼が反射的に正確な固定状態でい続けられるかをチェック。
すると人によっては特定の方向へ頭を動かすときに、
うまく目標点に視点の固定ができなくなっているときがある。


その他、いくつものエクササイズを教えていただいたのですが、
私の印象に残ったのは、眼と三半規管のワークでしょうか。


先日、テレビにてボクシングを観ていた際、
「ボクシングの村田諒太選手が、ビジョントレーニングの効果で1.0の視力が2.0に向上した」
と、アナウンサーと解説者が話題にしていた。
そのことが頭をよぎる。


眼は、トレーニング次第で、視力向上って望めるのでしょう。
ビジョントレーニングって、自動車免許の更新前には私には必要そう。 ^-^;
そんなことを真剣に思うところでしたが、、、。




ただ眼の動き自体に、人それぞれの動きにくい方向性があり、
その方向へ向けた際に、おおよそ体の動きが制限が加えられ、
関節の可動範囲が縮んでしまった。


私には右斜が苦手だったように記憶している。
そしてセミナー参加をしていた他の方は、
別の方向に問題を感じていたようでした。


これでどのような事態が起きるかというと、
気付かぬうちに苦手な眼の動作はしたくないという作動ブレーキが掛かり、
眼球の動きに抑制がかけられる結果になるのでしょう。


以前NLPの本を読んでいたときに
「アイ・アクセシング・キュー」という
相手の視線の動きによって相手の考えや感じている事柄を把握する方法が紹介されていました。
視線の動きは脳の活動と密接なつながりがあり、
相手の心理を見抜く手がかりのひとつとなるといいます。


そこからも目の動きがトラウマのような過去の記憶が関連付けられてしまった場合もあり、
すると苦手方向に視線を操ろうとすると
あたかも経絡上のブレーカーが落ちたように力が入りづらくなったり、
まったく力が入らない虚脱へ近づいてしまう。
この動作を繰り返していくと、体が動きが悪くなるだけじゃなくて、
確実に気分が害されていくのです。。。


私が個人的に感じるのは、目は脳と直結している器官だから、
確かにそのような特異な影響を感知しやすくなっているのだろうとは思います。


ですが私が施術をして気づくところでは、
目と三半規管を利用した反射以外にも、同様な反射に似た影響が存在することを感じられます。


人間には、
その人が過去に行なったトラウマに繋がりそうな体験を通じた特定の動作をした瞬間に、
体が固まり制御不能にフリーズしたり、
筋肉が虚脱してしまうこともあります。


そして散見されるのが、
精神的な不安定さが増すような不安感が増幅して交感神経が優位な状態になる反応が観察でき、
同時にアレルギー反応や体の痛みやしびれまで発生させることもあります。
自律神経の乱れといわれたり、経絡上のブレーカーがダウンすると、
それらの不快な症状が起きるともいわれております。


そんなような問題もあるんだよなぁ。。。


目と三半規管の反射に、こういったこともなんらかの関連性があるのだろうか?
そのように意識して考察してみれば、面白い発見が得られるかもしれませんね。


目と三半規管の反射を通じた筋肉の硬化や虚脱反応の関係性をみるリトマス試験紙しとして用いれば、
脳部分過剰反応や誤動作への修正を加えられる可能性が増していく可能性もあるのだろう。
それは試験的に実験を繰り返し確からしさを確認できればと思うところです。



自分の内側で起きている「この動作をしたときに体調が優れなくなる」といった、
生理的な問題に起因する影響を超えた過去の体験から生ずる動きの制限について。
自らがそこに気づくことができるまで観察の眼を育てる繊細な気配りがあるなら、
相当な自己修正能力が発揮できるようになるだろう。
そのように、痛烈に感じました。