顎関節関連筋の腱部をカッサプレートでリリースしてみて、結果は良好!

私の知り合いの同業者に、
大きく口を開けると顎関節が「ゴキッ」と驚くほどの快音がする方がいます。

施術屋さんは過酷な労働環境で必死なんですよね。

 

ボウエンテクニックでは、
首のリリースや顎関節に関係する筋肉を緩める簡単な方法もあります。
それはこうやるんですよと教えたものの、
それだけでは焼け石に水なのです。


ならば、ベン石のカッサを使い、
顎関節周囲の筋肉部分をリリースすることで、改善できないだろうか?

私が普段使いしているベンセキのカッサプレートは、
サイズが大きく約118*51.4*11mm 。
けっこう持ってみるとずっしり感があります。

ベン石カッサプレート.jpg ベン石のカッさ.jpg

 

こちらのベン石のカッサプレートを一枚だけで擦ると、
あざのようなマークが顔につくおそれが出てきます。
それを二枚以上にすることで、
皮膚への接触面積が増えます。


あたっている接触部分に係る力が多数のプレートでの接触にすると。
二枚刃のひげそりのように捉えをよくしてくれるのと同時に、
多少強めの力をかけたとしても、
カッサプレートの背中側の丸まった太さのある部分を接触させると、
密着度は上がったとしても強く定点的に力が一極集中しませんから。

私自身で試してみてカッサあとのような色が出ることもなく、問題がない様子です。


また個人的な感じなのかもしれませんが、
上図の私が所有している少し高価なカッサプレートですが、
そちらを2枚同時に持ってこするようにすると。

一枚だけのカッサプレートを持つよりも、
工夫しだいで安定して圧や角度も保持できます。
ただ髪の毛などを2枚のプレートで挟んでしまい、
多少抜けてしまうようなこともあって痛いのですが。
それを差っ引いてみても、2枚重ねでベン石のカッサプレートを使うのは画期的。


側頭筋と咬筋.jpg


最低限の顎関節に関係する筋肉は上図の通りです。

カッサプレートにより、
咬筋や側頭筋を筋繊維の流れに沿って刺激を加えてください。

特に咬筋の白く見える腱部分は硬化が強まって、
骨だか筋肉だか腱だかわからなくなってしまう。
この腱部分が固くなると、顎関節の開閉時のクラック音が鳴り出すので、
十分にこちらを緩めて行く必要があります。


ただし欲張りすぎて一日や二日で緩めたいと考えて強すぎる圧をかけるのは厳禁です。
心地よい程度の圧というのが原則です。


また腱部分は腱の繊維の流れに沿って刺激をするよりも、
腱の繊維を垂直に引くような方向へ刺激を加えたほうが、
リリースの成果が上がることもあります。
それは施術をする先生で腱のずれなどを見れる方々には、
一般の方にはわからないうちに、
さらりとそのような施術をしていることもあるようです。


咬筋と側頭筋の腱部分も、
腱の繊維を横切るような刺激を加えたほうがよく解けます。
そのようなルールに法っていますが、
筋肉や腱等の繊維の流れを横切る刺激は、
その刺激が痛くも感じますし強くなるので。

決して強めにこの操作はしない方がいいでしょう。
(もちろん既に治療のノウハウを持つ先生は、その限りではございません)
弱めの腱を横切る動きのずり圧をかっさでかけると、
徐々に状態が改善していく感触を持つこともできるでしょう。

 

特に顎関節の状態が悪い方は自身でいきなりやるのは避けてください。
専門家に状態を診ていただいてやり方を指導してもらうようにしていただいたほうがいいでしょう。
そうしないと、のちのちに続くような痛みがでてしまうほどの炎症があれば、
非常につらいことにまりますので。
決して無理はなさらないでください。


ちなみに顎の筋肉の図示部分をごらんいただけますと、
頬骨の下に腱が入り込んでいることがわかりますよね。

この頬骨の上のこめかみ部分がしこり化して骨と同程度の硬さになっている人。

ときどき見受けられます。

そういう方は、指先で200グラム程度の圧をこめかみの頬骨の少し上に置かれると、
鈍痛が感じられるでしょう。
それに頬骨の下が塞がっていて側頭筋が上下している様子が、
制限を受けているように見えるときもあります。

咬筋部分はある程度の痛さがあったとしても、
自分の手の指先で圧をかけたりもしようとすることもできるでしょう。

ですがこめかみ下の頬骨の上の側頭筋腱ぶや側頭筋膜部の癒着も手伝って、
指先で押す刺激がつよい苦痛に感じられてしまう人もおられるようです。
常日頃から、その部位が相当な炎症を持ち続けている状態で萎縮していて、
その結果が、顎関節の関節円板を押しつぶしを過剰にすることになります。

そうして顎関節の動きを大きくするときに「ゴキッ」と驚くほどの快音に。。。


そして実はこのこめかみ下の頬骨に隠れた側頭筋の腱部を緩めるのに、
指先で圧するよりも、カッサプレートを使ったほうが痛みが軽減でき、
同時にリリースもよりスムースに起こせるようです。
(※このときの刺激はカッサプレートの刃が付いている細い部分を当てて使います)

腱のコリがひどいと指先での接触は、
本能的にできなくなるものですから、
それをカッサプレートを挟んで刺激を送ると、
多少その抑制が下がってアプローチ可能になるようです。


なのでこの頬骨下の腱が骨化して顎関節に課題がある人には特に、
日々、かっさプレートでちょっとずつリリースをしていくのがオススメなのです。

 

数日、自身で人体実験しているのですが、
顎関節周りがかなり固くなっていたんだという事実は、
リリースが進んできた今になって気づきました。 ^-^
他者を見る目を自身にもというのが理想ですが、
それがなかなかできない難しいものなんですよね。

おかげさまで、顎関節の調整具合は改善してくれています。


そしておもに顎関節がずれると全身の関節がずれますので、
その点も改善を追って感じることができるでしょう。

それと同時に、顎関節が固まると、
そのストレスは肉体的ストレスにとどまらず精神的な影響にも反映されます。
緊張が抜けない、肩の重荷がしんどく感じる、ついネガティブなイメージが頭を過ぎる。。。
というようなことが顎関節症になっている方々からお話を聴くと、
上がってくるものです。


そしてこのこめかみ部分は視神経にも影響する部位ですから、
疲れ目の私などは、こちらをリリースを丹念にするようになって、
0.2程度は視力がアップしました。
いきなりものがリアルにくっきり見えて驚きました。 ^-^

 

人は人により磨かれ、人は人により救われるもの、ですね。

私の個人的な話が含まれていて、申し訳ありません。


昨日、千葉県香取にある私の両親の入る墓参りに行ってまいりました。
ずっと気にかかっていたので、
行くことができて幸いでした。

墓所までは交通機関を降りてから、数時間は歩きます。
昨日は相当な暑さと天気予報で報じられており、
涼しくなるまで数日も待ってもよかったのです。


ですが数日前にお墓に備える花を買ってしまい、
日持ちがするものではなくしおれだしてしまい。。。
昨日、がリミットで行くしかなかった。
というの単純な理由でした。

 

墓参りにいくときには、
交通機関の都合上、香取神宮前に高速バスの停留所があります。
そして最寄り駅とはいいづらいJR「香取駅」から歩きだしても、
途中に香取神宮が位置しております。

それで決まって「香取神宮」にお参りにいきます。

まずは香取神宮に足を運んで参ってから、
お世話になる寺に向かうのが通例です。


そのように足を運ぶ私にとり不思議でありがたいことですが。
時間があるときには香取神宮の隅っこでひとりで瞑想しているか、
ノートを出して思いついたことを書き留めています。
(瞑想といっても、たいていが半分疲れて眠っている感じです)

そんなとき、
お参りして振り返れば綺麗な虹を見てモチベーションがあがりましたし、
私が施術に使っているプルパの映像が見えてきたのもその地での瞑想時。
仕事に活かせるシンプルな発想が、よく思い浮かんでくるのです。
それもそのまま直接的に戦力になるようなものが大半を占めます。

直感やヴィジョンという「非言語」を通して、
何かを感じるものがあります。

 

香取神宮のパワースポットといわれる所以を感じます。

 

お寺の住職が私の自宅との距離を考えると、
お墓参りは大変でしょうとおっしゃっていただけるのですが、
私には修行への行脚の旅のようなものでして。


ただ昨日は35度超えと天気予報の予測。
田んぼはまだ水があり涼しさがありますが、
畑のエリアは暑い炎天下では倒れてしまいそう。
農業をなさっておられる方々のご苦労がしのばれます。。。

ひ弱な私はそれを避けたくて、
朝の始発で電車に乗り込み、
朝9時前に香取神宮に到着しました。
この時間はさすがに炎天下ではありません。


香取神宮の本殿裏手の大きな杉の木陰。
私はその場所が好きで、
静かに佇んでいます。


そのときです。


巨大なカメラレンズを備えた一眼レフを首から下げた方が、
目の前を通っていかれました。

軽く会釈をすると、
ありがたくも気さくに話しかけてきていただけました。

 

聴くと、
鹿島神宮・息栖神社・香取神宮のガイドを
登録なさって活躍している方だそうです。
だから本当に香取神宮のことも、神社のことも詳しい先生で。

本日は早朝に草花や野鳥の写真を香取に撮りに来たそうです。


それから蜂や虫に襲われつつ、立ち話をしました。
様々なお話を私の胸の内に刻んでいただきました。

たとえば、香取神宮の、歴史的背景。
どのような神様が祀られていてという解釈さえも、
一般書に書かれているものとは一味も違うものでした。

 

それにオフレコで私の印象に残ったことを教えていただきました。
90歳を越えるご高齢の神官をなさっておられる方のガイドを頼まれたそうです。


そのときの高齢の神官の方がなさる拝礼に心が奪われたそうです。

礼拝のなさり方について。
一般的な拝礼の手順は以下のような流れです。
拝礼の仕方
① 深いお辞儀(礼)を二回繰り返します。[ 二礼 ]
② 次に両手を胸の高さで合わせ、右手を少し手前に引き、肩幅程度に両手を開いて拍手を二回打ちます。[ 二拍手 ]
③ そのあとに両手をきちんと合わせながら心を込めて祈ります。
④ 両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀(礼)をします。[ 一礼 ]
(※ 詳しくは 東京都神社庁 http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/sanpai/


それがご高齢の神官様が参拝させていただきましたとき。
[ 二拍手 ]は、なさらなかったそうです。

理由は以下のようなことでした。
神様が拝殿前で参拝者の手が叩かれた音を聞き出てくるものです。

恐れ多き大神さまを訪ねたとき。
私めのごときことで大神様を呼びつけるようなことはしたくない。
拝殿の前、そして神様がおられる本殿のそばに近づく場に位置を変えて、
90度まで腰をおって丁寧なお礼をなさったそうです。


ちなみに供物となるお賽銭は。
純白の半紙の上に紙幣を起き、
それでお納めいただけるよう祈りをあげてから、
お賽銭箱にいれておられたそうです。


ただその高齢の神官の方も、
多くの方々が訪れている場では
独自の思想と神様へのご配慮からくる気づかった拝礼の仕方はなさらないといいます。


通常の礼拝の仕方をなさります。
神官として祭祀をなさるときも、
通常の神社庁で統一されたこと。
そちらで執り行われるそうです。

一般に広まった秩序を取り入れもしますが、
自身の思想上の基幹部分は大事にしている。


大きな視点から大切にしていきたい価値観にあったものを眺めてみれば、
高齢の神官がなさった大神への拝礼なさりかたは、
私には「間違ったもの」ではなく「心の澄み切った崇高さ」を感じます。

その神官はそのような拝礼の儀をなさるためか、
早朝の他の参拝なさる方々がお越し成られない早朝の時間にガイドを頼まれたそうです。
しっかりそのようなところも配慮しておられるのですね。

 

私も考えさせられました。


その時代ごとに秩序を保つためのルールを印象づけられたものを信じている。
これでよいという正解と信じ込まされたことを、
その背景もさほど考えずに従ってきたものです。

私自身、
ついぞ先程までしっかりと定型の拝礼の仕方を、
なんら疑問も持たずにやっておりました。。。

そしてもう一つ教えていただいたのが、
奥宮は荒神としての神の魂をまつる場ですから、
柏手はやめておいたほうがいいとのこと。
わかりやすく説明していただけて、納得。。。

案外、私自身も好きでそのような本を読んできたが、
生で神様やその神官に接しておられる方の話からは、
深みの違う内容のお話をお伺いできるものですね。

 

歴史的に香取神宮本殿に描かれた象徴や祀られる神や本殿の色彩も、
時代により変えられてきました。
香取神宮の社殿は黒が基調ですが、
昔は朱色であったといいます。
そのことは知ってはいましたが、
黒色への変更がどのようになされたか。
そのときどきの為政者や関係者の考えで状態は変わり続けるものと教えていただきました。


そこでガイドさんから笑をもって、
「事物のすべては【 諸行無常 】です」という言葉がでてきました。


ひとつの言葉の意味内容を具体的に紹介して目の前で歴史的な香取神宮の社殿の装飾の意味や彩りなども示して
現時点で「これが当たり前」と考えられたすべての常識は、消えていくものに過ぎませんといわれてみたときは。。。。

その方は以前は高校の先生をなさられていたとのことで理性的な話の組立で、
明瞭な発音で聴きやすく、語り口も明瞭でした。
話が私の中にも入りやすく、諸行無常も、いつも以上に深く頷けるほどです。

 


個人的に私も思いますが、
「常識のほとんど」は誰かの都合により、
意図的にか非意図的に造られ、
ときには捏造もされるもの。


本質的な意味合いを探らずにいれば、
「常識だからそうするものだ」「常識的なルールに沿えば、普通はこうでしょう」という考えが頭を占めているものです。
そうなると、そこから先を考えなくなるんですよね。。。
考えなくてすむと思えば、脳はそれ以上の追求はしないものです。

「おや?その【常識と呼ばれるもの】はなんか変だぞ、おかしいぞ」と感じはするが、
常識だったらしかたないと飲んでしまうならば、真の見るべき光は見えなくなるはず。


すると自己の価値観に根付く大切にしたいものへとエネルギーや時間を費やせないし、
自身の感性を磨くようなこともできなくなってしまう。

「当たり前」は<諸行無常>の歴史上の視点でみれば、
その時、その場の一時的なことでしかなく、
後の時代に移り変わり塗り替えられれば古臭く感じるか往時をしのぶ過去の当時の事物に過ぎないもの。

自身の目や耳や体や心で感じたもの以外によりつくられた他者があたえた常識に疑問を持ち、
大切にしたい自身のヴィジョンに描かれた価値観の本質を愚直にまで見つめて生きていこう。


そのようなことを感じさせていただきました。

 

 


気が付けば
そのガイドをなさっておられる方から一時間近く、様々なためになる話をお伺いしておりました。

 

そして話の途中に思ったのが、
香取神宮では非言語のヴィジョンが主なメッセージだと感じていたのですが、
ついに香取神宮にて、言語としていただけたのか!

うれしくもありますが、
いつものシンプルな神社境内内で見たり感じたりした非言語上のメッセージと比べれば、
言語という実に複雑で多義的な表現に理解が追いついていけなくて。 

聞き逃してしまわないように必死でした。
お別れしてからすぐにメモをとりました。
大切なことが忘れられ抜けないように。

お話を終えてお礼を述べて立ち去ったときには、
ぐったりしていました。。。。 ^ー^;


香取神宮では、具体的にこれを用いなさい、という手応えあるヴィジョンを受け取ることが多く、
やる気やモチベーションが上がり意気揚々と帰宅するわけですが。
そのような感じとは違っていました。

 

ただ、ひとつだけ思い当たることがあります。

ガイドさんの繰り返していたフレーズですが、
「私はね、ボランティアのガイドをやるようになってから、
ガイドをしているときに、ガイドを受けてくれた人たちから多くのことを教えてもらえたんだ。
私も研究をしたが、ガイドを受けてくれた人たちが教えてくれたことの貴重さやありがたさは大きいんですよ」

という人との関わりで、自身が成長して行けている喜びをかみしめておられるということでした。

 


ダイヤモンドは、ダイヤモンドでなければ研磨することはできません。
同様に、
人は、人により磨かれるものです。

 


ガイドさんは、ガイドされる方に教えられ、
人とのかかわり合いにより磨かれていると。

ガイドされる人に教えてもらうというのは、
ボランティアとはいえ職能を疑われるという見方もありましょう。

ただしガイドするものもガイドされるものも、
両者ともに成長できる貴重な時間の連なりを、
その場で持つ日々の連続であったほうがいい。
そのような視点で人と人が磨き合うことの素晴らしさを捉えれば、
何よりだと思えてなりません。


うれしそうにガイド中に多くの知識をいただきもすると語ってくださった方の姿が、
今も声が聞こえてくるほど印象に残りました。


純粋なすがすがしい気持ちでおられる男性に、
私のこころも磨いていただいたように感じました。


自分がガイドをするんだという緊張から解き放たれて、
ガイドをしている自分も教えていただいて
素晴らしい経験を積んでいるというのです。


私も施術をするんだという緊張を、最近感じすぎていました。
中医学診断に触れると病理上の読みが、
今まで以上に身に備わってくるのです。

筋膜リリースを主にしていますから病理的なことを全面に見るのではなく、
お客様と具体的に接するときに必要なことがあれば徹底して調べる程度で。
病理の全体をみてみようということはありませんでした。
私がよく読んでいたオステオパシー系の本や筋膜リリースのためのマッサージの本などには、
そのような事象のページはあまり割かれておりません。
均整術系の本などでは詳細もあるものの、
東洋医学を系統建てて基礎から学んだことがない私には、
そちらの内容を把握しきれもせず。
ということでした。

それが少しずつでも病理につき見立てられてくると。
それはありがたいことの反面、
お客様として接する際の緊張の度合いが上がってきていたのです。
自分の内側のお客様の状態を把握する際の感覚の違いを感じ取り、
戸惑っていました。


べつだん、筋膜リリース屋さんに、
中医学診断うんぬんといったところまでは望んでも期待してもいない、
そのように考えておられるのが現状なのかもしれません。
ただ私自身の母の病状を正確に見て気づいて手が打てなかった私には、
施術の研究上の後悔がいまだにあるのです。

そのときと同じようなままの自分でいたくはない。

だったら学ぶしかないんですね。

ですが病理を学び始めたときに、
いきなり今までの筋膜リリースとは違った感じ方でお客様を感じ始めたところがあって。
もちろん健康的なお客様の場合は、
まったくもって問題なくいつものままなのですが、
症状に重いものをお持ちのお客様であったときは。。。

まったく違った見方・感じ方がしてきましたし、
その上で未だに自分には施術での有効な手出しの仕方が確定できていないという由々しき状態。

ベン石を応用して使っていくことで。
少しずつ興味深いものを掘っていくこともでき、
何らかの方向性を見つけ出す突破口を得ようとしていますが、
そこは研究段階でまだ定かではありません。

そこで施術を本格的に再開するには遠く感じられ
ずいぶん苦しい気持ちになっていました。

 

そのような気持ちでいたときに、
ガイドをするものはガイドを受けるものから教えていただいて、
多くを学び成長できるものだと語る方の笑顔をみたときに。

 

私の内側のなにか硬直した緊張が解き放たれて、
「お客様から教えていただいて成長し続けてもいいんだ」
という気持ちになっていきました。


現状の中医学診断に対しての理解の未熟さや
それを活かせぬもどかしさからの緊張も強く。
ただしそこから背を向けても問題は解決せず、
ガイドさんの仕事をする姿勢を、学ぶといい。

そのような気持ちにさせて頂けました。
お陰様で、
私の肩の緊張が半分は瞬間で消えました。


中医学の勉強をはじめる前は、
お客様に教えてもらうことが多いと感じていたのが、
いつのまにか休業が長引いて薄れてきたのでしょう。
最近、つとに追い詰められた気持ちに陥っていたと気づかされました。

 

 

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また余談となりますが、、、
昨日、香取神宮で早朝参拝を一瞬で終わらせて、
帰り際にまた香取神宮に寄ろうと考えていました。

そうすれば朝9時ならまだ太陽が高い位置にいかず
気温上昇も35度以降にならずにお墓への行脚へといけると踏んでいたのですが。。。
ガイドさんとのお話を終えて、
気づけば太陽が燦々と照りつけ、
凄まじい状況になりました。

「これから数時間の行脚はしんどそうだ」と思いつつも、
やはり、いかないわけにはいかないお墓参りです。。。


暑さに朦朧となりつつお寺まで歩きました。
予備のシャツに着替えましたが、
着ていたシャツはかなり汗を吸って絞ったら大変な量でした。


それからそのお寺にある夢殿というお堂の日陰で、
体力の復活を待ちました。
伝説的にそのお堂で釈迦が夢にでてきて悟った、、、
という内容を聞いたことがあります。

その話にあやかって、そのお寺の参拝しているとき、
私が一人きりというときは、そちらの縁側で坐禅をしている。

2時間弱、時間が過ぎて、そろそろ出立しなければ
帰りの高速バスに乗れないぞとなって腰をあげると。


寺に一台、タクシーを乗り付けて入って来た人がいました。
それをみて、目を疑ったのですが、
私の姉が墓参りにきたんですね。
姉がその日に墓参りにくるとは知りませんでしたから驚きました。


それでちゃっかり香取神宮へあと二キロというところまで、
タクシーで送ってもらい、返り路をショートカットできまして。

脱水症状がやばいなと、自身の脈をみて察知していたのですが、
香取神宮までのたった2キロの30分弱の距離の歩きでも、きつく感じました。
2時間弱を炎天下、道を戻っていたとすれば厳しかったでしょう。

危険な崖を、崖っぷちで回避できました。

 

まさに「人は、人により救われるもの」ですね、、、、。

 

<感謝です>

心地よいカッサでのこすりを真皮層の深さで

昨日、ベン石で、心地いい程度に皮膚をこすってみようと言いました。

もともとはカッサの役割は、
皮下にある老廃物と化した瘀血をカッサで強めにこすることで、
あたかも内出血をさせたかのような状態に至らしめて瘀血(おけつ)を排泄し浄化をはかる健康法です。
だからカッサを伝来された本来のこすり方でゴシゴシすれば、
皮膚には擦れたあとが赤くなったり黒くなったり、
その人の瘀血のたまった場所や瘀血の質を現れてくるものです。

その姿に慣れていない日本人には驚くことでしょう。

ただ実際は皮膚の下の奥の状態として
そのような汚れがたまった状態でなければ、
まったくそのような跡がのこらないのです。

つまりそこには表皮に閉じ込められて見えない汚れがたまっていたということで、
気づかないということは、恐ろしいことです。

瘀血を貯め続け増やして体質が酸化というサビた体調となって崩すのか
瘀血を貯めずに途中で排泄させるようにして浄化をはかるのか。
むろん、浄化をしていったほうがいいわけですね。

 

その瘀血を皮膚の表皮にまで浮かび上がらせるには、ちょっと強めに圧をかけますから、
下の皮膚の奥行をもった断面でみれば表皮や真皮を通り越して「皮下組織」まで力が及んでいるようです。

そこまで強く圧をかければ、浄化が進む半面、浄化するにもかなりのエネルギーも必要ですし、
顔や頭があざだらけのような見た目になるのは忍び難し。

それは女性だけではなく、男性でもそうでしょう。。。

 


(実際はかっさでしっかり内在する膿みとしてある瘀血を排泄しておいたほうがその後の健康面での改善が履かれます。
そうやって体にはいいのは当然ですが、
そのようにすべきかどうかは本人の判断に任せるということでしょう。
日本人には、ほとんどそこはなじまないようなので、私は現状はそこまではしないようにとどめています。
ただときおり少しの瘀血の浮かび上がりもでたりして、そのときにお客様が非常に驚かれます。
内出血じゃないか!と。
「・・・いえ、その紫色のかげんは瘀血です・・・」ということがほぼほぼでして。


日本人には、生理学上の瘀血という体内の実際ある存在としての形状を認識している人が少ないんですね。。。
まったく気づいてもいないという方もおられます。

それは、実に残念なことで、
体質の悪化した状態を証するものでもあり、
そこを取り除かなければ体質改善もおぼつかないのです。

ただそこを掘っていきすぎれば、
お客様のご理解がいただけることがない場合は訴訟問題にも行きかねませんから。
手を出さないように、静かにしておくしかないと考えています。

以前に、私自身、非常にこのことで痛い思いをしたことがありますので。。。)

 


皮下組織まで届かない程度の圧を皮膚に与えるならば、瘀血が浮かび上がることもあまりない。
具体的には真皮を中心に見定めて圧をあたえるのです。

 

 

皮膚.jpg

 

 

真皮(しんぴ)は、表皮と皮下組織の間の乳頭層と真皮網状層から構成される皮膚の層で、繊維性結合組織から構成される。
真皮の約70%をコラーゲンで占め、
他に弾性線維(エラスチン)、細胞外マトリックスヒアルロン酸といった線維から構成される。
この真皮が柔軟性をなくしたり量が減少すれば、
皮膚のシワをつくる原因になるのが真皮ですね。

私が心地よい程度の圧でベン石のカッサでこすってみようと、
昨日のブログで申し上げたところを具体的にいえばどうかといえば。
皮下組織まではいかない程度の深さにある真皮に対して、
かっさで刺激をあたえるということです。

真皮にはイラストでみていただけばわかるように、
「動脈・静脈」「汗腺」や「立毛筋」以外に
「神経」もニョロってありますよね。

こちらの真皮層には大切なそれらの器官が揃っており、
この真皮層が潰れて変形したり、何らかの問題を生じれば、
内在する諸器官が働きを弱くするのです。

もちろん、シワになるんですよね。

 

それをベン石のかっさは特殊な石の能力により、
真皮層の問題を軽減解消させてくれる力が強い。


私自身、他のカッサといってもインド翡翠や黒曜石、ローズクォーツ
ブラックシリカなどくらいしか手持ちにないのですが、
群を抜いてこのベン石での真皮層ほどの浅い層に掛ける刺激による、
改善率が良いものがなくて。

いい感じなのです!

 

 

なので、みなさまも、
真皮層を刺激する程度(=心地よい程度)の刺激を使ったセルフケア。

試してみてください。


皮膚ほど、大きな人体の中の器官はありませんし、
同時に外から身を守り、体液の漏れを防ぐなど、
生命活動に最も重要なモノのひとつということは確かでしょう。

 

 

ベン石のかっさで、心地よく頭部(主に頭皮部分)と左右の両脇下を刺激して夏の息苦しさを軽減できるか?!

ラジオを聞いていたら。
湿度が高いのは日本の夏の特徴だそうで、
イギリスから日本に訪れていた旅行者が、
「自分の国では、こんなにシャツを何枚も取り替えるなんてなかったよ〜」
といっていたそうだ。


確かに蒸し暑い。


そして蒸し暑くなると、
呼吸が大幅にしづらくて息苦しくなってしまうのは私だけだろうか?


そんなときに、
ちょっとイレギュラー的な使い方だが、
ベン石のカッサを4枚ほどまとめて重ねて持ち、
ちょっとした厚みのある圧をもって頭部と脇下の肋骨をマッサージ。

ベン石のカッさ.jpgベン石のカッサ2.jpg 


かっさの大きなヘコミカーブのところを頭部に当てるようにして、
頭部を200回ほど心地よいほどの圧で擦ってみる。

同様にかっさの大きなヘコミカーブのところを頭部に当てるようにして、
脇下の肋骨部分を左右50回ほど、徹底して心地よいほどの圧で擦ってみる。
脇の下はちょっとチクチクして痛みを感じる人もいるかもしれません。
ですが数日も続けていけば、
徐々に脇下にて肋骨の詰まりがあったものが解消されていく実感を持てるようになるでしょう。


すると、不思議な感じだが、
外出時の暑さによる「もぁっ」とした感じが減少して感じられる。
それは他の人でも「た、確かに、そう感じる、、」ということだ。


もうひとつ不思議なことですが、
ベン石のかっさと別の素材のかっさでは、
ベン石のほうが圧倒して軽快した度合いが大きく感じられるようだ。

そこにはプラシーボも入っていそうだが、
私だけがそう感じられたわけではなくて、
やはりベン石には人体に作用するミラクルな力が認められるのだろう。


ただもちろん、各人の暑さの耐性にかかっています。
そのときの身体条件により感じ方は変わります。
全員がすべてそうなるとは限らないわけです。
ですがやってみて損はない、
興味深い発見でした。

 


頭部が体の中で一番高い位置にありますから、
暑い熱は頭部に容赦なく照りつけてきますし。

だから頭が熱でやられて、
中医学でいう「熱邪」に犯された状態となり不調を感じるのでしょう。


頭部は、体全体の経絡の線が集まってくる場所として知られています。

そのような頭部が刺激を受けて和らぐことで、
全身の経絡に関係する筋肉のこわばりが緩み、
気・血の流れを順調にしてくれるのでしょう。


気功などを練習していると、
喉で気の全身への流れが妨げられて、
頭部に気が停滞して全身に回らない感じになることがあります。
それは「偏差」と呼ばれているのですが、
そうなると気分の悪いもので、
なかなかそれが治りません。

 

特に体内の熱の調整に汗を使って冷ますため、
体内の水分量が減らされて足らなくなるとき。
体の熱の調整機能が低下しているはず。

そして十分な水がないと、
気も血も流れられないし、
筋膜の癒着も溶けません。

気候として熱さがあるほうが、
筋膜は融解しやすいのですが、
しっかりとした水分補給が必要な条件なのですね。

 

 

 

最後に、

砭石の頭部の刺激により

・髪が生えたり、
白内障に改善の兆しがみえたり

などの様子を紹介するページがあります。

www.weiwenku.org


もしかしたら、ベンセキのかっさで頭部を緩めれば、
髪や目にも、なにかいいことが起こるかも。。。

関心ある方は、ぜひ、一度、砭石を手に入れてトライしてみてください!

軟部組織には、筋肉・靭帯・腱があります

以下の2つの画像を見てください。


左図と右図。
どちらが、解剖生理学的に正しい絵でしょうか?

 

前面・背面s.jpg〜〜〜筋・腱・靭帯.jpg


気づくかもしれませんが、
左図はほとんどが赤みがかっています。
筋肉・靭帯・腱の軟部組織のうちの
筋肉ばかりがあると仮定した絵をイメージし偽造したものです。

 


右図が正しいイメージですね。
筋肉・靭帯・腱の軟部組織のうちの
靭帯・腱の白身がかったところがあります。
腰のところには腰靭帯、
腹のところには鼠径靭帯や外腹斜筋腱膜や白線など、
それに手や足にも大きな靭帯や腱が点在しております。

もしかしたらこのように存在する靭帯や腱について認識があまりなかった人も多いのではないでしょうか。


左図の間違った筋肉図を自分の中に創り出して動き続けるなら。
体は疲労を蓄積し続けるでしょう。

 

靭帯や腱をあまり使えてないのならば、
自分の持っている「神からの贈り物」を未使用でありつづけるということです。
この部分を使えるようになったあとに、
実感できることは。。。

 

ほんとうに、もったいない!!!

 

そして靭帯や腱の使い方がテクニカルにわかってなければ、
その各人の動きによって差はでてくるものの、
その靭帯や腱をずらしたり傷めたり癒着を増していきます。

そういった靭帯や腱がずれたとしても、
自身の内部では筋肉がずれたというイメージを持っていて、
筋肉部位にばかりアプローチへ意識がいっていたならば。。。

実際に対処するアプローチ部位が適切ではない。
なかなか成果がでないんですね。
つまり新たな靭帯や腱を活かしたうごきができるような、
不思議な操作ができるのが当たり前の人体の機能ですが、
そこへと至るルートの開設ができていないのですから。。。

いつまでも、身体に筋に負担を蓄積させる当たり前の使い方に使い方が制限され続けてしまいます。

すると上方へ向かって改善の階段を登ることはできません。

 


実はこの度に施術を受付させていただいていて、
数名のお客様が半年以上も経過していてのこと。
体調的に厳しいのですといわれつつも、
上記の靭帯や腱が活かされている身体操作へと
脳の運動プログラムの書き換えがなされている人がおられまして。。。

そこに、「おぅ、すごいですね」と感心しました。

突然に母の介護で休業させていただきましたため、
7箇月以上という長い期間をあけて久々にお客様にお会いするとき。
厳しいお体の状況になってやいまいかと不安が山のようにあって。
申し訳ないことをしていて。。。

そういったお客様もおられますが、
ご本人は体が辛くてといわれても
私から見れば身体状況が良質となって痛みや不快感が強く正常に感じられているというお客様が、
そのところにちらほらみられたのです。

もし時間があれば、
このような方々には靭帯や腱を使う講習会を開いてお伝えできれば、
すごいことになるんだろうと思います。。。

 


そのようなお客様の身体操作についての変化は、
本当に人それぞれの進度で変わっていきますので、
それはその人の日々の生活や研究によって得られたものです。
その下地づくりは私も意識して施術で計算ををしていますし、
体の使い方を伝えようと努めています。
ですが外的に受け取るものとしては、
これはなかなかハードルが高いものなのです。

 

 


私が施術をするときに意識しているところですが。

お客様の体のなかにある靭帯・腱などをリリースしています。
ただそのリリースを行うときは私自身が施術者として、
靭帯や腱を使いつつお客様に触れるときに、
施術の成果は変わりました。

 

生理的に自他が肉体的にシンクロする性質があるんですね。
筋肉を操作して生み出した運動とは違った質の動きや働きで接せられたとき、
その動きに対して傾聴するという性質が人体にはあります。


この腱や靭帯の利用を意図して施術を組み立ている人か、そうではないのか。

 

それははっきりと施術成果に持続性があるかどうかでわかります。

それはおもしろいことに、
人に接触されたときには、
皮膚抵抗という抵抗力を持って相手から与えられた影響を低減させる作用があります。

それが靭帯や腱を活かした動きで相手に接したときは、
皮膚抵抗は生理的にある程度は起こるものの、
「おやぁ?この触れられた感触は読めないぞ」となります。


人は人に接触されたときに、
どのような接触圧が加えられるかを予測してそれに対応した抵抗をさせるという機能があり、
そのパターンをわかっています。
しかしそのパターンに当てはまらない接触を感じて力の方向ベクトルや力の作用を感じると、
その状態を聴きにいくという性質があるのです。

当たり前の力というところから脱していくので、
私も基本に戻って動きの操作を繰り返し学んで、
気を抜くと当たり前の力になってしまいがちなところを自制することが必要でもあります。

 

体力や気力がなくなると、
いざ靭帯や腱を使える人も、
筋力を使った動きに頼り出すので。
いい施術をするには、十分な休養も大切です。

 

 

あと、余談ですが、
靭帯や腱は、ほぼほぼコラーゲン組織でできています。

その部位が癒着へとつながるものではあるのですが、
このコラーゲン部分を融解させるには水分と熱量と方向性を計算しての攪拌という下準備があると緩みやすい。

そのためたとえば施術を受ける前に。
すでに水を十分に摂取する人があればいいのですが、
あまり水分を取らない人は、
施術前・後には水分を十分に補給しておくようにしたほうがいいでしょう。

熱中症になりやすい今の時期は、
体の内側の水分が汗で排出されカラカラになってしまいます。

その状態では筋膜も溶けませんし、腱や靭帯も動きが悪いんですね。

 

 

あと熱量を靭帯等の軟部組織部分に与えてからリリースをしていく道具としてハンディな温熱器 を購入したいと目論んでいるのですが。
もうちょっと、購入するかどうか考えてみます。。。
ベン石により擦るというのも熱を発生させるものですが、
電熱でべん石を温めてくれるというものがあるので。
興味あります。

 

部屋のなかでの熱中症も、起こりうる暑さですね

皆様、お元気でしょうか。

東京の品川区の私の部屋は、
朝6時には30度を超えて、
ほぼ一日を通して30度超えています。

日中のもっとも暑いときは、
34度以上と温度計が訴えてきました。

これでは何もできなくなり、
冷房をいれながら作業をするしかない。
扇風機だけでごまかしていたのですが、
それでカバーできる範囲を超えてます。

ほんとうに暑いですね。。。

 

暑さ指数.jpg


上記の<strong>暑さ指数</strong>は、
熱中症になる危険な温度を表す表です。


こちらを見ると、
確かに部屋の中でも熱中症になれます。
気を付けないと、
とんでもないことになりかねませんね。


ボディワイズでは、
先日の施術をさせていただくときの温度は27〜28度ほどでした。
冷房の設定は25度設定で、どうにかこうにか上記の温度が出るという様子です。

現在はワークベッドを利用して、
少し地面から高い位置にお客様の身を置くこととなっております。
そのおかげで以前の床に位置するときよりもエアコンの冷気が届きやすくなりました。
そして私も立位での施術となり、
頭部を冷やせる結果となります。
以前の床でのワークよりも暑さは減ってます。
その分、施術をさせていただく私も体力のセーブができております。

 

ただ、いかんせん、
施術場のエアコンの効きが悪くて、すいません m__m; 
エアコン洗浄クリーナーを購入しましたので、
どうにかあと数度の調整が付くようにしたいと思います。

仰向けで横たわってじっとしていると、
背中に汗をかくような温度です。

どうか、そのようなときは、
どのタイミングでも良いので水分補給を申し出てくださいね。


27〜28度は涼しいとはいえない温度ですが、
施術を受ける際には副交感神経が優位になって体温が必然的に下がります。
このときの冷気は、身体に負担が寒気として入り込んで悪さをしますから、
そう考えれば、27度は「可」という感じでしょう。


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個人的なことで恐縮ですが、
今週中に体力勝負の鈴木家の墓参りにいく予定です。

その際に、いつものことですが4時間ほど、
田畑の間を歩き続けて突き進むため、
熱中症で倒れそうな気もしてきます。

 

こまめに水分補給をしなければ。。。

 

水分補給.jpg

「自作ていしん(てい鍼)」の名称をあらため、「ブラス・スティック」へ

 

先日、はてなブログのコメント欄に、


>「てい鍼」は鍼灸師の国家資格をもつものしか使えないのではないか。


という内容のコメントがありました。

はてなブログは二次的なブログとして利用しているため、
コメントを受け付けられない形をとっています。

ただ同時に内容的にコメント欄の場で済ませてしまうよりも、
真摯に受け止めるべきと考えましたのでブログの本文として回答をさせていただきたいと思います。

 

 

■ 最初に、結論をお伝えさせていただきます ■

<strong>今後、自作ていしん(てい鍼)の名称の利用を改め、
ブラス・スティックという、
素材名に形状を指し示す道具として呼び名を改変させていただきます。</strong>

 


私が、お客様に自作ていしんあらためブラス・スティックをお見せした際、
「それは、なんですか?」と問われたとき。
「私が自作してていしんのようなものを参考につくりました」といい、
そのときにつけた仮称が自作ていしんでした。

 

それからていしんの利用について調べました。


鍼や灸の利用については下記のような規則があります。
そちらにていしんの利用を鍼灸師に限るものであるとされているのではないかと調べました。

あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律施行規則
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=402M50000100019

 

そのとき私が調べたところでは、
直接、ていしん(=てい鍼)の使用は鍼灸師に限ると明記されていないことを確認いたしました。

とある鍼灸院では直接患者様に自身でていしんを使うようにと販売もしている現状がありました。


そして鍼灸師の知人の数名に、ていしんの一般利用についてはいかがなものかと質問させていただいたとき。
鍼灸でつかう人の身体に刺す針を用いることは無論、論外だがてい鍼は皮膚の外から擦るというものですし、
てい鍼のことについてまで直接的に上記の法律施行規則で述べられていた記憶はないといいます。

ただし私がていしんの利用について鍼灸師の先生方に可能かどうかを訪ねた先生方は、
複数名に質問させていただきました。
ボディワイズでは同業者のお客様が通っていただけていることもあり、
私の施術を受けにきていただいているお客様です。


そうなると内心は「自作ていしん」のていしんという「鍼」の名がつくのは、

いかがなものかと、
いぶかしく感じても言い出せないということもあるでしょう。

 

 

 

そしてこのたびコメントで指摘をいただきましたこともあり、
自作ていしんの名を廃止させていただきたいと考えました。

飾り気のない名前ですが「ブラス・スティック」に改めさせていただきます。

「ブラス・スティック」ならば、
真鍮(=ブラス)という素材名と棒状のスティックというものです。

 

※ 私はブラス・スティックは、ブラス・スティックを使わない別の施術法に研究をしている現状があり、ブラス・スティックは自身の健康管理に使うにとどめられていて施術の場では利用しておりません。

 

最後に、関係者各位の方々に対し、

ご迷惑をおかけいたしましたことお詫び申し上げます。