昨日、ベン石で、心地いい程度に皮膚をこすってみようと言いました。
もともとはカッサの役割は、
皮下にある老廃物と化した瘀血をカッサで強めにこすることで、
あたかも内出血をさせたかのような状態に至らしめて瘀血(おけつ)を排泄し浄化をはかる健康法です。
だからカッサを伝来された本来のこすり方でゴシゴシすれば、
皮膚には擦れたあとが赤くなったり黒くなったり、
その人の瘀血のたまった場所や瘀血の質を現れてくるものです。
その姿に慣れていない日本人には驚くことでしょう。
ただ実際は皮膚の下の奥の状態として
そのような汚れがたまった状態でなければ、
まったくそのような跡がのこらないのです。
つまりそこには表皮に閉じ込められて見えない汚れがたまっていたということで、
気づかないということは、恐ろしいことです。
瘀血を貯め続け増やして体質が酸化というサビた体調となって崩すのか
瘀血を貯めずに途中で排泄させるようにして浄化をはかるのか。
むろん、浄化をしていったほうがいいわけですね。
その瘀血を皮膚の表皮にまで浮かび上がらせるには、ちょっと強めに圧をかけますから、
下の皮膚の奥行をもった断面でみれば表皮や真皮を通り越して「皮下組織」まで力が及んでいるようです。
そこまで強く圧をかければ、浄化が進む半面、浄化するにもかなりのエネルギーも必要ですし、
顔や頭があざだらけのような見た目になるのは忍び難し。
それは女性だけではなく、男性でもそうでしょう。。。
(実際はかっさでしっかり内在する膿みとしてある瘀血を排泄しておいたほうがその後の健康面での改善が履かれます。
そうやって体にはいいのは当然ですが、
そのようにすべきかどうかは本人の判断に任せるということでしょう。
日本人には、ほとんどそこはなじまないようなので、私は現状はそこまではしないようにとどめています。
ただときおり少しの瘀血の浮かび上がりもでたりして、そのときにお客様が非常に驚かれます。
内出血じゃないか!と。
「・・・いえ、その紫色のかげんは瘀血です・・・」ということがほぼほぼでして。
日本人には、生理学上の瘀血という体内の実際ある存在としての形状を認識している人が少ないんですね。。。
まったく気づいてもいないという方もおられます。
それは、実に残念なことで、
体質の悪化した状態を証するものでもあり、
そこを取り除かなければ体質改善もおぼつかないのです。
ただそこを掘っていきすぎれば、
お客様のご理解がいただけることがない場合は訴訟問題にも行きかねませんから。
手を出さないように、静かにしておくしかないと考えています。
以前に、私自身、非常にこのことで痛い思いをしたことがありますので。。。)
皮下組織まで届かない程度の圧を皮膚に与えるならば、瘀血が浮かび上がることもあまりない。
具体的には真皮を中心に見定めて圧をあたえるのです。
真皮(しんぴ)は、表皮と皮下組織の間の乳頭層と真皮網状層から構成される皮膚の層で、繊維性結合組織から構成される。
真皮の約70%をコラーゲンで占め、
他に弾性線維(エラスチン)、細胞外マトリックス、ヒアルロン酸といった線維から構成される。
この真皮が柔軟性をなくしたり量が減少すれば、
皮膚のシワをつくる原因になるのが真皮ですね。
私が心地よい程度の圧でベン石のカッサでこすってみようと、
昨日のブログで申し上げたところを具体的にいえばどうかといえば。
皮下組織まではいかない程度の深さにある真皮に対して、
かっさで刺激をあたえるということです。
真皮にはイラストでみていただけばわかるように、
「動脈・静脈」「汗腺」や「立毛筋」以外に
「神経」もニョロってありますよね。
こちらの真皮層には大切なそれらの器官が揃っており、
この真皮層が潰れて変形したり、何らかの問題を生じれば、
内在する諸器官が働きを弱くするのです。
もちろん、シワになるんですよね。
それをベン石のかっさは特殊な石の能力により、
真皮層の問題を軽減解消させてくれる力が強い。
私自身、他のカッサといってもインド翡翠や黒曜石、ローズクォーツ、
ブラックシリカなどくらいしか手持ちにないのですが、
群を抜いてこのベン石での真皮層ほどの浅い層に掛ける刺激による、
改善率が良いものがなくて。
いい感じなのです!
なので、みなさまも、
真皮層を刺激する程度(=心地よい程度)の刺激を使ったセルフケア。
試してみてください。
皮膚ほど、大きな人体の中の器官はありませんし、
同時に外から身を守り、体液の漏れを防ぐなど、
生命活動に最も重要なモノのひとつということは確かでしょう。