香って安らぎ。 サンダルウッド製かっさ


体内にある老廃物は、
通常はゴミの収集を定期的にしてくれることでたまらないような私達の暮らしと同じように、
たまりすぎないように廃棄する浄化のしくみがあります。
そういった作用の正常機能しているときは綺麗なまま。

しかしカラダの酸化や凝りによるリンパ管等の圧迫による流れの停滞により、
体組織が作り出した捨てなくてはならない老廃物がすれられないままになる。
そうなって皮下にたまりだしても、自分ではカラダが凝ってるなと感じるが、
リットル単位にそういった老廃物が皮下の隅々にたまろうとする姿は、、、。
あまり気づけませんよね。

でも、、、体内にはそういった「おけつ」をためて封印するといった、
苦肉の策で設けていたスポットを、そこかしこにこさえている人がいます。



私は意図的にはかっさ療法をしているつもりはありませんが、
体内に蓄積しているおけつとのにらみ合いは、いつもしております。



<かっさ療法>とは。



カラダの皮膚をかっさの道具でこすることで
皮下組織に蓄積している「おけつ(老廃物のようなもの)」を、
皮膚の上からこするようにして体内に循環させるようなルートに乗せる療法です。

べん石包丁型かっさ.png

おけつ」が蓄積した組織の上にある皮膚をかっさでこするようにしたら、
ピンク、赤、紫、黒のような様々な色の痕が浮き出てきます。

皮膚が容易に破れて真皮の下に滞るリンパが吹き出ることもあります。


皮下に不純物が蓄積しているわけではないという方は、
病的な状態を示す紫や黒の痕がでることはないでしょう。


たとえばべん石温熱器の圧ですが、
皮下組織に「酸化したおけつ」といった老廃物がたまっていない人の場合、
ずりむけたり、赤黒いマークが出るといった状態になることはありません。

ピンクか赤いマークがでることはあるのですが、
それは早々に引いていきます。

ただ紫や黒のような痕は、多くのおけつが蓄積しているところなので、
そこから少しずつ滴るように老廃物であるおけつを廃棄ルートにのせ、
徐々に処理して浄化するような仕組みになるため当分の間は色が残ります。


なんで、一気に、紫や黒の痕が消えないのかというと、
おけつ事態は排泄物といえるもので、それは数ヶ月や数年単位で体内に貯められて、
そこに隔離されて来たものです。
だいぶん、汚いものなんですね。
それをリンパ管のなかに流してリンパ節というごみ焼却炉のような処理施設で浄化の処理をしていくわけです。
ただそのようなリンパの流れに一気に粘りつく流れが滞らせられるようなコールタール状の液を流したら?
確実に、そのリンパ管は詰まりますよ。
それにより免疫力が一気に途切れて、その身を滅ぼすことになります。

施術では、外圧をかけることで瘀血の流れを促進させることもできるのです。
急性でこさえた瘀血のたまりは、さっさと流して終わりにさせるものですが、
そこを意図的にやりすぎないようにセーブをすることがあります。
慢性的に何年、何十年の単位で体内に瘀血を蓄積させているときには、
一気に瘀血を体内の処理へ回しすぎると不具合が確実に現れて来ます。
それはカラダの一部の部分に袋状に瘀血を隔離して、体全体への悪影響を与えないようにしていたところを急激に障ることになります。
魚や水中生物が豊富に住む清流に、いきなりへどろ水を流してそれら生物を住めない環境にするようなことをしてしまうと、
どういったネガティブな状態が後々まで続くのか、想像してみてください。
施術を学ぶときの注意でも、やりすぎ禁物ということは口を酸っぱくしていわれていますが、そういった理由からでもあります。



そうならないようにするための仕組みで、
自分のカラダが受け付けられる量を範囲に、
徐々に時間をかけて体内の不純物を浄化処理していくのです。


さほど「おけつ」の状態が悪化しておらず量的に少なければ、
痕は早々に消えることになります。
悪化して酸化が進みおけつの量が多ければ、
処理に時間をかけるわけです。







かっさに興味をもったお客様からの質問をいただきました。


「かっさはべん石のものがいいのか?」

という質問です。



上記の写真にあるようなべん石の刮莎を熱を加えて温めてこすると、
非常に効果的なかっさ療法がおこなえるでしょう。


それは確かです。

ですが多くの方がべん石のかっさを地面に落として割ってしまって。
破棄するという人が多いんですね。
私も、それで何個か割っています。
けっこう高いものなので、ショックですよ~。


けれども「べん石ばかりがかっさではありません!」


かっさの器具の選択肢としては、他にも様々なバリエーションがあります。

べん石以外のパワーストーンでつくられたもの。
私はローズクォーツや黒曜石などのかっさももっています。
それぞれに特徴的な効果をもたらしてくれます。
黒曜石のかっさも割れやすいんですが、
べん石のかっさほどじゃないんですね。

そして私は持っていないのですが、
水牛の角を磨いた刮莎」も人気が高く、多くのプロも用いています。


そして通常のカッサとは異なる形状の、
穴が空いて持ち手となる木製かっさもあるんです。

持ちやすいだけじゃありません。
サンダルウッド製、つまり白檀の香りの木製カッサです。



Timagebreze こすりマッサージャー、スクレーパー、理学療法、緩い筋肉と経絡、マッサージ機、スパボード、ボディケアツール

木製カッサ.png

現在、私は上記の木製カッサを注文しています。まだ届いていませんがたのしみに待っているところです。


サンダルウッド(白檀)の香りがカラダに対する作用として、
血流促進効果による冷えの改善とこもった熱を発散して冷やす効果、そしてむくみを改善する働きがあります。
下痢や膀胱炎といった腸や泌尿、生殖器系の熱性の不調に効果的です。


カラダをこちらのかっさでこすると香るアロマ効果で、冷え性対策になるようです。
それに鎮静効果も期待できるそうです。




べん石は、すぐれた治療系のパワーストーンですが、アロマ効果はありませんから。 ^^;
その点をおもしろく感じ、自分用にまずひとつ。とりいれてみたいと思っています。


べん石温熱器よりも、こちらの木製カッサは安価ですね。
持ち手がついていることで力の加える調整のしやすさなど期待できると思う。
それに木製のほうが落としても割れません。
長く愛用したいならそこも大事なポイントなんですね。


かっさ導入検討をしている方がおられれば、
選択肢のひとつに加えてみていただければと思います。