業務連絡:8月4日(木曜日)20時に8月の予約表更新をおこないます。

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  ボディワイズの
  温和にボディワークメソッドのメールマガジン

            2022年8月1日発行

〇 8月4日(木曜日)20時に
  8月の予約表更新をおこないます。

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お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です!

■ 8月の予約表更新につきまして ■

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【重要事項】

【 2022年8月4日(木曜日) 20時~ 】より、
【2022年8月の ボディワイズ 予約表】を公開いたしました。


施術予約の空き状況をご覧いただき
予約を受け付けさせていただきます。


【ボディワイズ 予約表】
・ ショートカットURL https://bit.ly/3O7jW1d

{※お願い:8月中間に夏休みをいただきます}

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コロナ禍でも社会経済の流れが維持できるよう、
国がウイズコロナを唱えております。
緊急事態宣言は出されることはなく、
他府県では「ご高齢の方の外出を控えてください」
という要請が県レベルででるに留まります。
私にも経済的な疲弊により起きる問題により、
多くのきびしい支障が現れていることがわかります。

ただ東京ではコロナウイルス感染者数3万人を、
4日続けて越えることとなりました。
この感染者増加の勢いは、
新たにケンタウロスという感染力の強い変異株が
市中感染をもって第8波が間髪入れずに流行する。
そのような情報があらわれて、
いまは留まる流れにあらず、
かつてない大変なさなかとなりました。

ボディワイズにお通いいただいているお客様は、
遠方よりお越しいただく方が7割を超えております。
公共交通機関を1~2時間と長い時間かけて、
電車等をご利用なさる方がおられます。

そうしたお客様方の行き帰りのときに、
電車内でのコロナウイルス感染の危険がある。
そしてそうしたお客様の中には、
悪性腫瘍を押しておいでいただく現状です。


ですがよく私自身、お客様の身になり考えれば、
感染力の強い変異株の影響から整体へ通うのは、
いまは控えるべきだと判断いただくこともあり。

その判断に従えば、8月の予約表更新をしても、
現実的にお客様の数はおのずと減少します。
予約日当日でもキャンセルをこころよく
受け付けるようにさせていただくことで、
その日そのときのコロナの影響を
柔軟に考慮するよう対応させていただければと。

そのような考えに基づいて8月の予約表更新を
させていただければと願っております。

最後に8月4日にと予約表更新が遅れましたのは、
いくつか日程調整が必要な事項がありました。
どうかご了解いただけましたら幸いです。

ありがとうございます!


2022年8月1日
 ボディワイズ 鈴木政春

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ボディワイズ
鈴木政春

ブログ:ボディワーカーの夢とお仕事-つづく
http://bodywise-note.seesaa.net/

ホームページ
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm
http://onwa.client.jp/pc/

メール:
sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp


住所 :東京都品川区荏原5-16-18
TEL :03-5498-2220

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副鼻腔の炎症は、首の筋肉の凝りからくるときもありますよ。

アプライドキネシオロジーによりそれぞれの筋肉の持つ影響からあらわされている。

副鼻腔」に関係する筋肉の組織として、
頭板状筋、頚板状筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、胸鎖関節があります。


副鼻腔炎に関係する筋肉群.png

これらの筋群が構造的欠陥をもつと、
内科的特徴として{副鼻腔炎}が現れるケースがあるのです。




手軽なセルフケアの方法としてとられることは、
排酸棒で、これらの筋群を筋の流れに沿ってマッサージを加えるやり方でしょう。



排酸棒で患部をなぞると、筋肉の硬化した状態にある部位の凹凸が指先につたわります。
それにより凝りがあるかどうかが手に取るようにわかります。
そして排酸棒によるケアは、お風呂に入浴するときなどで気軽に行えるのがいいでしょう。


ただ上述した筋群が硬化が強すぎるとき、
まんべんなく排酸棒をかけられればいいが、なかなかそうたやすくはいきません。
セルフケアのときは特に解かれるところのムラがでやすいようです。
つまりある程度軟らかいところはどんどん解けるけど、
硬さが強いところはちょっとやそっとでは解けなくて。
普通に排酸棒で患部全体をなでるようにリリースをしていては、
硬さが強い部分はそのまま残り、柔らかさがあるところばかりがとけだす。
すると一本の筋の中でも硬軟が極端に分かれた状態に陥ってしまうことに。
そうしたコントラストの強くなった硬軟のある筋肉は血行が悪くなります。

だからそういったときには。
ベン石の温熱器などで硬化が強い患部の筋の凸に加温されたベン石の温熱器を当てて
熱刺激を先行して送っておきます。
そうすることにより硬化が著しい場所を軟化させる下準備をおこなうことで、
筋肉の硬軟のムラがでることを防ぐことで、長い時間、その部位の筋に血液の流通がいい状態が維持できるでしょう。

ちなみにベン石温熱器を患部に当てても患部の凝りが凸凹となっているところを把握はできるのですが、
排酸棒で患部を観たときにくらべると明瞭さに欠けるでしょう。
ベン石温熱器を使い慣れている私でも、そのように感じます。

患部の状態を正確に把握して過不足なくちょうどいい分量の凝りを軽減させるには、
やはり排酸棒、使えますよね。


私が去年の年末にわずらった急性副鼻腔炎のくすぶりを現在も感じることがあります。
いったん副鼻腔内のひだ状になった部分にすみついたやつらは、実に手ごわい。。

だから首の上記の筋群がもっさりと硬化が進行していくと、副鼻腔炎の影響を感じることがでてきます。
そうなると書かせていただいたような排酸棒やベン石の温熱器をもちいてセルフケアをして改善をはかります。
ただ副鼻腔の片側が特に炎症がでているといったケースでは、副鼻腔内がねじれ等で狭くなっているものです。
そうした場合は肩や首や頭部の位置がずれて肩の右が上方かつ前方へとねじれ、
首や頭部もその影響によって左右への傾斜が実質副鼻腔の内部にあらわされています。
そのような場合は、上述した副鼻腔に関する筋群の凝りが現れている状態を意味するのですが、
ただそういった筋群の凝りを拭っただけでは肩や首や頭部の位置が正確なアライメントを取り戻せるものではありません。

改めて、肩・首・頭の垂直性と水平性を再検証して、問題があればそこを含め修正を加える必要がでてまいります。



私の場合、ここまですると、だいぶん楽になってきます。

鎖骨の骨折から起きる後遺症といえるようなつらさは、いったん施術で動けるように改善させてから、それを維持できるようセルフケアを欠かさずに。

腕の骨が体幹に接合する唯一の部分は?
胸前の胸鎖関節を挟んだ鎖骨の内側部分です。

一見すると肋骨の上に肩甲骨が密接な位置関係にあるため、
肩甲骨も体幹に接合されて関節をもっていそうですが、実際はそうではございません。


鎖骨のカーブは骨折しやすい構造でもある.png

鎖骨。

ブーメランのようにカーブを描く骨です。
ブーメラン上のカーブがあるからこそ、
胸鎖関節部位を起点としてねじりながら鎖骨を持ち上げるなどすると、
腕の複雑な動作をかなえることができる基礎を含むように工夫されています。
もしも鎖骨がまっすぐな骨なら、肩甲骨を多彩に位置を誘導させて変幻自在に手を動かすようなこともできなかったのです。

ただ鎖骨のブーメラン形状には、ひとつ致命的な欠点があります。
それは、交通事故等で体を投げ出されて地面に手を突くなどした場合、
ブーメラン状に曲がったカーブの内角に突発的に多大な力学的な力が一点にかかるため、
そこが骨折しやすいのです。
そして同時に、鎖骨が骨折した際に、だいぶやっかいなことが治療上起こるのです。
上腕や前腕などなら、添え木で骨がまっすぐにつくようギブスや石膏で固定するので、
後の骨の継ぎがきれいに回復することが期待できます。
対して鎖骨の骨折では、腕を動かさないようにするよう腕を吊る状態で動かさないようにはしますが、
鎖骨の場合、添え木で固定するようなことはできないので、結果、骨折から骨が着いたとしても、
もともとの鎖骨のカーブの通りにきれいに接合するようなことはありません。
鎖骨のカーブが問題含みで固定されたことにより、鎖骨角や鎖骨下静脈や鎖骨下動脈というった血液等を流す管を圧迫し続ける。
ただよほどひどい鎖骨角や鎖骨下静脈や鎖骨下動脈というった血液等を流す管を圧迫で悪影響が大になっていなければ、
許容できる範囲内の循環器やリンパの流れの不具合となるのですが。

それがときに鎖骨骨折をおこしてそれが修復された過程で、
鎖骨のカーブがもともとの理想形からかけ離れたとき。
それは許容できる範囲を超えた循環器やリンパの流れの不具合を、生活する中で感じ続けることとなります。

非常につらいことです。。。

先だってうちにきて施術を受けてくれた同業の先生。
かつてバイクで転倒事故を起こされたとき鎖骨を骨折。
そのとき鎖骨のカーブの内角での骨折であったのですが、
それが修復した結果、もともとの鎖骨のカーブとは違った状態で骨が着いた状態となりました。

それが鎖骨の末端が持ち上がるような状態にカーブがつけば、肩こりや首凝りの温床になりますし、
腕を使うときに以前の使い勝手とは違う状態であるため使いづらさを感じざるを得ないこともあります。
そして上記にあげたような循環器やリンパの流れの不具合が鎖骨のカーブの収まりが悪ければ生じます。

こうなった鎖骨のカーブが理想のもとの状態から極端に鈍角になったり鋭角になったような場合。
広頚筋という首前から胸部までを広く覆う筋肉が、容易に鎖骨との癒着が進みます。
そうなることで首前の喉あたりが常に内側への圧迫を感じ続けるようになり、
気管支を圧迫するなら呼吸のしづらさ、そして食道の圧迫をするなら食が進まなくなる。
またま頸動脈等の脈管内部の液の流通を阻害する場合も出てきます。

そういったことが鎖骨のカーブが骨折修復後に問題を含むようなら起こりますから、
そこを計算に入れて、定期的に鎖骨の上にある広頸筋や鎖骨下筋の癒着などを緩めていくメンテナンスをなす必要があります。
これは鎖骨骨折後にも快適な生活を持続させるには必須だと考えていただけるとよいでしょう。


鎖骨部の癒着がすでにそこを取り巻く靭帯が骨以上の硬さになっているならば、
施術者であっても、人への施術をするときの圧をかける方向と、自身に向けて施術をするときの圧の方向が逆となり、
あまり自身に向けての圧は都合よくしやすいような人体構造にはなっていませんので。。。
施術家の先生でも、やはり一定以上の深刻な癒着による硬化が進んだ場合、他者施術を受けるようになさったほうがいいでしょう。

そしてそれは一般の方であれば自身でリリースするのはむずかしいと感じます。
同時に鎖骨の骨折は、もともとそこが折れやすい骨の構造をもっているのです。
一般の方がこの部位を施術者に解いてもらおうと考えたとき、
相当に慎重さを持った施術者を選ぶ必要があります。
それは施術による事故で、骨折が起きやすいところの筆頭が、鎖骨だからです。
鎖骨の継ぎに骨折が起こりやすいのが、肋骨の肋軟骨や浮遊肋骨などです。
熟練度の低い施術者の方が、だいぶ凝りの進んだ鎖骨を見かねて熱心に解こうと頑張りすぎると、
巧く解ける前に、再度骨折をしょうじさせるという場合がときおり見かけられるのです。
必死にお客様のことを思って緩めようとがんばるのですが、骨折リスクが頭から一瞬でも抜ければアウトです。
まじめな先生ほど、このような結果となりますので、まじめかつ臨床研究が進んだ先生であることが求められます。
施術者選択は注意深くなさるべきでしょう。


また、いったん施術でしっかり鎖骨が自由に動けるようなリリースを受けたとき、
それからは、自身でセルフケアをしていくことで、その状態を維持するといいでしょう。
施術で緩めたとしても、鎖骨のカーブが乱れて腕の使い勝手が悪くなった分、
そこに負担が蓄積して、再度の癒着がしやすくなっていく場でもありますから。

鎖骨の緩め方は。。。
やり方は鎖骨の上下の部位をさするようにしていただく。
また多少鎖骨に広頸筋等が癒着がし始めて拘束感が強まったと感じられたならば、
鎖骨を指でつまみながら鎖骨上をごしごしとなでるというか磨くようにしていく。
そこを丁寧にしてください。

鎖骨下静脈の状態.png


<付記 2022年8月1日>

また鎖骨骨折側が左側で心臓に負担感が強く感じるといった場合。
肩甲下筋」という肩甲骨と肋骨の隙間に位置する筋肉が異変を持った状態がないか、調べます。
起始が肩甲下窩で付着が上腕骨の小結節に肩関節包となります。
機能が肩関節内旋と上腕挙上の位置で肩甲骨を前方かつ下方に引きます。

肩甲下筋は関連組織が心臓で、
構造的欠陥があれば胸の痛み、胸が締め付けられる感じ、肩の障害、腕の痛みが出てきます。
内科的兆候としては動悸、めまい、歯茎からの出血、飲み込み困難があらわれます。

けっこう肩甲下筋はパワフルな筋で、腹筋、大腿四頭筋、棘上筋、腰筋に関係する。

経絡は、手の厥陰心包経となります。



先だって鎖骨骨折後の不調を得た施術家の先生が、体調不良を負って施術を受けに来ていただいたのです。
鎖骨骨折による鎖骨のあるべき位置がずれることは、鎖骨の裏側にある肩甲骨を確実に位置ずれを起こすのです。
それにより起きるのが肩甲下筋が深く凝り始める。
そして多年にわたりそうした肩甲下筋の状態を背負っても手技をし続けるなど負担をかけ続ける。
手を使って負担を肩甲下筋にかければそこの引き連れが一気に倍増して体調を崩すことにもなる。
そうであることを、訴えられます。

上記の肩甲下筋の状態から受ける影響はアプライドキネシオロジーの勉強をすればわかってきます。
私同様にアプライドキネシオロジーを得意にする先生ですから、
冷静になって手持ちのアプライドキネシオロジー系のテキストを紐解けばでてくる知識です。
ただ体調不良に陥ると、どういったわけかお客様には使える知識も、自身に対して客観視するのが難しい。
それで同業の私に支援をもとめて足を運んでいただいたのです。

繰り返しその先生は
「最近、食事が喉を通るときにつらくてさぁ・・・」とおっしゃいます。
肩甲下筋の異常から生じる飲み込み困難は意外に知られているところです。
これがあるとわかれば肩甲下筋の状態が悪化しているというのはピンときます。
そこが行き過ぎて嚥下障害に近い悪影響をおこして苦しまれる方もいる。
なってみると痛みによる苦痛以上に耐えがたく精神的な負担から明るい光を失うことを感じることへと陥る。
食欲が下がるが、生きるために食べ物を流し込む。
そうやって頑張り続ける。


とりあえず上半身に複数の問題があることは明らかだったので、
遠方からおいでの先生だったため、
「ぜひ、地元のかかりつけの整体の先生に腋下の凝りをとってとお願いしてみてください」とお伝えいたしました。
つまり肩甲下筋の付着の上腕骨の小結節に肩関節包に強烈な何層もの層が折り重なった凝りが蓄積しておるようで、
こちらを徐々に時間をかけて施術を繰り返してとっていけば改善が感じられるはずです。



こういった甚大な体調不良を背負うという経験は私も多々覚えがあります。
お客様に対しては適用して治せるものの、自身にはその知識がさっぱり思いつかないという不可思議な現象が起きてきます。
知ってるはずの知識が出てこなくなるのは理解不足だからといわれそうですが、
体長が不良となり脳内への血流が低下した時点で観察力が激減したことによる影響だと思われます。

だからある程度の体調の復活を遂げて脳内の血流を確保できた時点で、
自分で適切なセルフケアをできるようになる。
そこまで運ばれれば安心です。

鎖骨下静脈は詰まりやすい構造だから、鎖骨と肋骨一番の状態が正常であることが求められる

鎖骨部と肋骨一番に極度の詰まりがある方がおられます。
そこをリリースしようとすると、
そこには炎症の強まった広頚筋やその他靭帯群が複雑に絡まっているため痛みを強く感じられることがあるだろう。

なのだが、そこを緩めなければならない理由がある。

鎖骨下静脈の状態.png

脳から排出される血液は内頸静脈に流れ、それがこの鎖骨下静脈と交わり心臓へと戻されます。
だから鎖骨と肋骨の間が接近して鎖骨下静脈を圧迫するようになると、
脳から正常に血液が流せなくなる構造ですから、
静脈に乗って流されなければならない処理される必要がある血液が脳内に遺され続ける。
そうした影響は、血液に乗せて排泄されねばならない物質が脳内に蓄積しやすくなるし、
新たに新鮮な血を脳内に取り込むためのスペースが狭められると脳内の血液が古血が滞留する。

また鎖骨下に位置する静脈角に体内の大半のリンパ液が合流している。
リンパ液が排泄される場がここに位置するため、
鎖骨部が緊張が高まり肋骨部との位置関係が詰まる等の異常をきたせば免疫ケアに問題がでる。



それらの意味を受けて、
鎖骨が活性化した可動をしめすことが制限されたなかみは、
血とリンパの排泄する等の処理をできづらくなる悪影響を被っていることとなっている。
だからそれは極めて重要な手技アプローチとなる部位だといえるだろう。


鎖骨がずれると肩こりになるから問題ですよね、という言い方で説明をとどめることが多いのです。
脳からの静脈血流がここで停滞するようなこともある等々のことを聞くと、
得体のしれない嫌な気分に陥ることがあるためです。
ただし施術家同士であれば、これほどのストップがかかった状態なら心臓には正しく血が戻れないので、
それで循環器上の不調を自覚してくることとなるだろうと素直に伝えることとなります。
十分に解剖生理学上の基礎の知識があると同時に、相手も施術家ゆえに、
だったらどうリリースすればいいのかなという気持ちで聞いて受け取ってくれるからです。


私の知り合いの施術家の先生が体調不良で心臓部の問題を強く感じていると訴えられていました。
器質的に心臓の状態が生まれながらの奇形となっているような方もおられます。
そのような場合は私には手出しをすることができる範囲を超えているのです。
ですがこの心臓の直上にある鎖骨下静脈が圧迫されて心臓への血が滞っていて影響があったときには、
正しくこの部位のリリースがなされる必要が出てきます。

ただし手出ししづらい部位だというのは、多くの施術をなさる先生方も感じるところだと思える場所です。
へたな手技をなされればただ強烈な苦痛に苦しむだけで解けやしないという解くのには難しい場所だからです。。。

基本は鎖骨部をリリースするという考えが一般的なアプローチとなるのですが、
この鎖骨は腕の使い方がよくできなければ解けても鎖骨下静脈の血管の圧迫を解くようなことがない。
むしろ鎖骨が自由に動けるようになったがゆえに、不具合ある腕の使い方によって鎖骨下静脈の圧迫が強まることがでてくるようです。
私も昔は鎖骨部を解けばいいという考えでいましたが、それだけでは十分な成果がえられないことがあったのが事実です。
だからさらに内奥にかかわる、より根っこになる部分を探っていった結果、鎖骨の裏手に隠れた肋骨一番のような存在が浮上してきまして。


その場合、肋骨1番を含む上部肋骨を可動制限を受けた状態の詰まりを得た肋間筋部や大胸筋都の付け根、大円筋等の肩甲骨部との詰まり、
などなどを緩めたときには鎖骨下静脈の流れが改善した状態を続けられるという場合が多くなります。

これらの部位のリリース法は鎖骨のリリースの数十倍もやっかいで、何十もの下準備がなされておいて、
どうにかあざやかに解けるような流れへと持ち込むことができるのです。

そういった難しさがあるものの、この肋骨1番あたりは、いったん固まればほぼ自然に緩むことはみたためしがないところなので、
そこをリリースできるような施術家の出番は期待できるところだろう。
ただし長年かけて上部肋骨をずらしてしまうような変位を作り出した場合、
腋下(肩関節の直下)に巨大な球形のかたまりができているものが多く、
それは一~二度の施術で解けることができるものではないだろう。
それらは数十年かけてつくられた。
そのような場合は筋肉の凝りというより、
その部位の筋繊維は血液をもらえずにやせ細り筋膜の膜系のゼラチン質が
固形のプラスチック様の硬度を持った異形の組織に変わっているのだから。。。

この部位の凝り具合は個人差があるのです。
だからそれほど問題がない方は、数回で十分ですが、
心臓に負荷がというように訴えられる方には、施術をする者がケアできる範囲での改善可能性を感じられることで、
徹底して手技をほどこしていき状態をあげていきます。




気を付けていただきたいのが、一般の方がこの部位を十分な知識がないまま圧するのは問題が起こることもあるということです。
この部位に接して腋窩リンパ節があるため、ムリにこの球形の凝りの塊を解こうとすれば、
その腋窩リンパ節に甚大なダメージが加えられるので、一般の方がこちらを安易に触りすぎるのは傷つけるリスクが高いものです。
それに施術者だったら逆に自分の手で自分のこの部位へのリリースをすることは、
うまくミリ単位の正確さをもって適切な圧を自分へと向けて圧をられるものではないことを知っています。
だから私の知人はそういったようなことも感じておられて私の所に東海地方の遠方からこられたのだと思うのです。


とりあえず、実際にこの上部肋骨と鎖骨の部位をリリースを受けることで、
そうされた前に脈が跳んでいた理由の一端があったと考えられるとわかってくれたかも、、、と思います。

その流れで、彼が地元でお世話になっている施術師に、その上部肋骨周囲を積極的にリリースをしてほしいとリクエストしたんだよ、
と今日、電話で連絡を入れてくれてうれしかったですね。 ^-^



ちなみに。。。
ここ最近の私の腋下の肋骨一番を可動を稼ぐためのツールとして、湯煎して温まったかっさをもちいています。

この鎖骨部周囲は入り組んだ部位ですし、同時に骨部に異常な癒着が肋間筋部位を含め鎖骨や肋骨への腱や靭帯が癒着がはびこるので。
適切な密着圧がかけられなければ、それらはなかなかうまくはがれて自由な鎖骨等の可動を復活させることが非常にしづらいものです。
最近、私は多数所有する形状を多用に持つかっさを複数もちいて、それらを温めてリリースに役立てています。
かっさにはさまざまな形状があるので、患部にフィットするものもあるんですよ!
ここはベン石の温熱器では小回りが利かないので不得意なんで、
ベン石温熱器の活用にこだわらずに道具を使い分けています。

私自身、以前からこの変位が強固になって固まった肋骨上部の動きをつけることの難しさを解くのに考えに考えたのですが。
そこはプロの彫刻師が数百の彫刻刀を持ち、そして新たにそれを自作して作品制作に活かすのと似たようなやり方で
パフォーマンスを上げることができるんだなと気づいてから、かつてわけもわからず様々な形状のベン石のかっさを買ったものを、
いまはひとつずつ、この形状ならこれに使えるなとか、賢い使える場を与えることができるよう工夫ができていってます。

筋膜マッサージではなく筋筋膜リリース。その違いって?

私の施術を受けていただいているお客様は、私のおこなっている施術が「マッサージではない」ことが理解できると思います。
筋肉の凝りがあるところは、
通常、マッサージと呼ばれる凝りがある筋肉部位を圧することで緩める。
それが一般的のような感じを持たれるでしょう。

ただマッサージ。
昨今はやりの筋膜リリースガンも含め、筋の凝り部分の血行を一時的に揺さぶるような刺激により通りよくするだけですから、
筋の凝りを作り出している理由について改善させて、状態を維持することができているわけではありません。

そういった筋の凝りが続く状態裏舞台には、
同じ筋肉部位を息をひそめた無酸素状態で使い続けるオーバーユースがあったり、
急激なけん引や圧迫などの外的な刺激による筋が通常状態から離れる損傷を受けていたり。
理由はいくつかあるのですが、筋肉は必ず骨に付着していて付着部位が腱といった収縮性のない筋膜の膜の集まりが特定の骨膜部に接しています。
そうやって接する腱が特になんですが異常な凝りを持った部位の底ではずれが生じてしまっていることがほとんどなんですね。

私の家には等身大の骨格模型があります。
骨の形状をよくごらんいただけますと、骨の外的形状は窪みやみぞがあったり粗面があったり鏡面があったり。
様々な様相を持っており、骨の窪みや溝の部位には腱が骨のその部位のレールにきっちり収まってなめらかにその上を走る構造になっています。

実は凝りのひどい状態を持っている方の身体的特徴として、部位にもよりますがおおかたはこうした骨の上にある溝に収まって動くべき県が脱線してるんですね。

そうした骨の溝に収まれずに脱線した腱がそのままにされたまま、
マッサージを加えられたとしたら、どうなるか?
そうした脱線した腱が大関節の部位にあれば、動脈管を硬い腱が圧迫し続けた状態が抜けることがなくて、
マッサージ後に血行が増したとしても早々に血行不良がまん延した状態に陥ることになります。
腱のずれがあると血行不良が大胆に容易に起きうるという部位が、いくつか点在しています。
そこがかなり腱と靭帯が複雑に混じっているところで、かつ深部にごちゃごちゃとした大きな塊化したものとなって。
それを通常の方は骨だろうと考えるのですが、レントゲンを撮れば骨じゃないことがわかるんです。


電車が走るとき、右の車輪と左の車輪と同時にレール上に乗っていなければレール上を走行できないのは当然でしょう。
左側の骨に腱はレールはかみ合うが、右側がオーバーユースがたたって骨の溝から腱が外れた脱線状態である。
それで前方へ向かって正常に走れというのがおかしな話となるのです。
そういった状況が皮下の世界で発生しているのですが、
そのような仕組みがあまり一般的には周知されていません。

残念ながら私どもが人体内部を観察すると。
たとえば左側のこの部位はレールに乗れてるが右側は脱線しているという部位があるんですね。
状態が悪化していれば、左右ともに脱線していることだってあります。



表面部の筋肉の凝りができているだけならば、マッサージでちょうどいい。
深層部に腱が骨の溝から脱線していたならば、マッサージでは歯が立たない。
そこを冷静にかぎ分けて対処する。

そのような脱線部位を改善する手を打つことで、
そうした正常位置への定着化は数日から数週間単位、ずっと身体の内奥で起き続けていきます。
身体運用の状態が左右のレールの上に乗って走る電車のようになれただけ、身体のムリな負担が軽減されています。
そして大血管を圧迫した部位を腱の位置を正して血行の状態が改善され続けることも計算に入れています。
そこでおきるのは自然な自己を回復させるための液の循環が継続して起き始めていくのです。
その作用がうまく起こせるかどうか。

特に、ベン石の温熱器で腱部のレールから外れた部位を加熱して適度な柔軟性を取り戻してからという手筈ができるようになって、
そこの益が段違いに変わりました。
骨膜と筋膜がずれた位置で癒着しているというレールからの脱線がおきると、
骨膜も筋膜も双方とも感受性が特段に強いセンサーがはいっており、
痛みが信じられないほど強く感じられるのです。
それがあって変えきれなかったところがあったが、痛みが絶えられそうなぎりぎりを狙うしかなかった。
それがベン石温熱器等で加熱して30秒から60秒そのまま放置してから、そうした脱線個所をアプローチすると、
たいそう楽に状態がいいところへと立て直すことができる。
そこの技術を、磨きに磨いてきました。


だから私の施術では揉捏法のようなもみ込む動作って、してないのです。
炎症ある組織がもみ込まれても、すでに筋組織がパツパツになってるから、
内部の弱化した筋繊維が切れて再生できないものが大量に生まれるのです。
そこに一時的なすっとした感触は感じられたとしても、
さらにもっと強いもまれる刺激がなければ、そうした切れた筋繊維が出る部位は、
血行がさらに深刻な悪化をたどりやすくなる。
そうした危険がマッサージにはつきものです。

だからできるだけもまずに、筋膜層をはがす、そして適量分の奥まで層を外せたら、腱のずれがどのような状態が起きているかがわかってくる。
そこで骨の溝からドロップアプトした腱のロープを再度はめていく。

そういった作業は表面の筋を診るとかではできないものですから、
いろいろと経験値がものをいうこととなるのだと思います。


ただ究極まで腱の全体像を見据えて、頭で計算がし切れるようになるまでは、私の力量ではまだ、まだ。

時間と研究が必要だと思います。


以上、マッサージといってしまったほうがわかりやすいからその言葉を使わせていただくころがありますが、
施術をするとき、私は意図的にマッサージをする量を極限まで削ろうと努めて計算して施術を構築しています。

手で触って感じ取れるものでも、目で見て見えるものでもないため、
わかりづらいことかと思いますが、これがお客様の体が純粋に立て直されていく積み上げになっていくことは、
解剖生理学のルールを専門知識を紐解いてみていけばわかってくるものでしょう。

ボディワイズ 業務連絡 『8月1日(月曜日)20時』に、 {8月の予約表更新}をいたします(予約表更新が遅くなりますmm) その他

こんにちは。
ボディワイズの鈴木です。

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■ ボディワイズ 業務連絡 ■

      2022年7月25日 発行


{お知らせの まとめ}

(1) 『8月1日(月曜日)20時』に、 
    {8月の予約表更新}をいたします


(2) メールアドレスの廃止 
    sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp のメルアドが9月以降使えなくなります / 
    sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp のメルアドは今まで同様に利用できます


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(1)『8月1日(月曜日)20時』に、{8月の予約表更新}をいたします

【 8月の予約表更新が遅くなる理由 】

現在は新型コロナウイルス第七波を受け、
医療機関の仕事に支障がきたされる状況です。
そのようななかですが「ウイズコロナ」とし
行動制限をとることがありません。


そうした政府指導のもと、
コロナ禍の影響に負けずお店が{開店}しているところと、
コロナ禍の影響により{休業とする店}に分かれてきました。
どちらも考え方として、そうする必然から導き出された正解。


そのような折に私の考えでは、
コロナウイルス感染者が徐々に増えだしたが今ほどではなかった一週間前は、
仕事の歩みを止めずに進むのも必要な側面もあると感じておりました。
そのため『 7月28日(木曜日)に8月の予約表更新をおこなう予定 』でした。


日中や夜など繁華街以外の街なかを歩けば、
すでに多くの方々が自主的にコロナウイルス感染をしないように、
早期に帰宅する方々が増えてきた印象があります。
夜は緊急事態宣言のときと似た静けさを感じます。

ただ、それでも感染力が強い変異株の影響により、
現在、東京のコロナウイルス感染の波が留まるところを知らない状況です。




そのような折ですが皆様同様に気になることがあります。
コロナウイルス感染し治癒した後に起きる「後遺症」のことです。

・せきやタンがつづく。
・脳に霧がかかって快活に働けなくなった記憶障害をともなうブレインフォッグ
・強い頭痛や倦怠感
・皮膚病などが主だったところのようです。

実際はそれらのみに影響が留まるものではないといいます。
厚生労働省が後遺症として考えられるものをリスト化し、
公開された情報をリストをプリントアウトして閲覧すれば、
数百項目に及ぶ多岐にわたる影響がでてきているようです。
話が暗澹たる気持ちになる理由は、
後遺症が継続したとしても、
医療上の対処法は苦痛を和らげるための対処療法に留まり、
根本的にいつ後遺症が消失するか定かではないといいます。

私の知人に治まる気配のない頭痛に苦しまれている方、
口舌に尽くせない倦怠感から仕事を離職せざるをえなくなった介護士の方など。
その他、仕事をし家事をおこない一般生活は送るのに支障はないものの、
今までなかった状態に陥り苦しまれている方のお話を聞くことがでてきました。
ネットのニュースでも、深刻な後遺症に悩む方が取り上げられています。

コロナウイルス感染後の後遺症を患う方が増えないことを願う気持ちは強く、
これからの行動をどのように考えるべきか。
真剣に熟慮することが続いております。



『 7月28日(木曜日)に8月の予約表更新をおこなう予定 』ですと、
数名のお客様にはお伝えしております。

そう考えていたものの、あと数日だけ、感染者数の推移をみさせていただいてから、
8月分のご予約を受け付けさせていただくほうがいいのではないかと考えています。
お客様からご予約を受け付けさせていただきました後に、
コロナウイルス感染者の増加によりご予約を当方からキャンセルをさせていただきたいという
ご連絡をさせていただくことだけは避けたいと感じております。


そのため大変恐縮いたしますが、
■ 8月1日(月曜日)まで
東京のコロナウイルス感染者数の推移をみさせていただき、
その時点で8月予約表更新を検討させていただければとお願い申し上げます。



一週間、8月の予約表更新を先延ばしさせていただくことで、

その上での状況を考慮させていただき、現状のまま予約を受け付けさせていただくか。
または施術枠を一日一名で規定時間内に必ず終了するなど、
感染対策をあらたに考慮させていただいた内容にりご了解をいただき施術のご予約受付をさせていただくか。
今回は避けたいと願っておりますが、
コロナウイルス感染者の急増が著しいならばそのときのみ臨機応変で休業とさせていただくか。

・・・・・というような特別な判断を持って計画を立てさせていただければと願っております。

8月1日(メルマガおよびブログにて)8月の予約表更新の方針を
お伝えさせていただきます。

どうかご理解のほどをよろしくお願いいたします。



ボディワイズ
    鈴木



(2) メールアドレスの廃止 
    sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp のメルアドが9月以降使えなくなります / 
    sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp のメルアドは今まで同様に利用できます


 ボディワイズのメールアドレスとして、
 メインでもちいているメールアドレスは ( sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp )となり、
 こちらのヤフーメールのフリーメールのメールアドレスは今後も利用可能です。

 サブでもちいてきたメールアドレスの ( sfcsfcsfc_2001@ybb.ne.jp )ですが、
 こちらは8月いっぱいをめどにご利用できなくなる予定です。
 お客様の連絡には、あまり使っていないメルアドです。
 ただ念のため、お伝えさせていただきます。
 





 
【編集後記】


大阪府から定期的に私と同業者の先生が、先々月から通ってきてくれています。

施術者が施術を受けに行く理由。
それは多くが「時短」です。


その先生は2年間は時間を投資して
自分の体を一から立て直したいとおっしゃいます。

自身の身体を目標到達の地点まで変えたいなら、
自分ひとりで自分の身体に向き合っていくときと、
コーチを受けるような自問自答をさせられる適切な援助者を見つけたときと。

目標到達まで達するまでの時間には、明らかな差が出ます。


それはなぜかというと、
たとえ自分が施術をする側の人間であっても、
自分の立位や座位での側面からの印象はわからない、
まして背面からの印象などは壊滅的にわからない。

単純ですが、
横から見た写真を許可を得てタブレットで撮らせていただいたとき。
「おぉ?? こいつ、誰じゃ!」と、冷静な先生がシャウトしてました。
(お気持ち、察します)


根を詰めて施術をなさる先生のなかには、前後彎曲が大きくなって、
呼吸器や心臓部に負担がかかるような腕のつき方になってる人が多いのです。
まさにそういった様相があることは知っていたのでしょう。
それは私が客観的に観たら普通にそう見えてそう受け入れて不思議はないが、
だが先生が自身の写真を客観的に観たときに、
自分がそれにどんぴしゃりだったとはイメージしてなかったといいます。

施術者であるがゆえに、
その姿勢がどのような疾患を好発させるかをしっている。
なぜひどい腰痛だったか、そこが納得できたといいます。

「それはいくつもの施術院に通ってもみたが、
 自身に合う施術者がいなかったから治してもらえないと嘆いてたが、
 この胸郭の猫の入りをするような手を使えてない人間なら、
 どんな施術を受けたとしても早々にまたダメになるよな」と。


わざわざ私のところにお見えになられたのは、
棒状かっさを使ったてこをきかせた圧って、なにかな?
と興味を持たれたようです。
そこでぜひ、それを一度体験したいというのが主目的でした。
ベン石の温熱器が観たいという人は多々おられましたが、
棒状かっさを短刀のごとき、操作をもちいて手技に取り入れていると。
そこについてピンときたというところ。
ただものじゃない!?



棒状かっさをデモさせてもらうのがメインの単発のセッションと思っていました。
限られた時間、できるだけ多くのモノを伝えたい。



施術をするものは特に指金といえるような物差しや定規、分度器、コンパスを、
自身の身の内側に備えていなければなりません。
その最長の指金が、仙骨から後頭骨までを伸長させたもの。
仙骨から後頭骨までの骨(椎骨)の連なりがのびやかであれば
患部への必要な線を引くような刺激をするのは精密に引けます。

それは自分の体をゆがめなくするための最良の備えにもなります。
施術での目的の部位へのアプローチには
定規や分度器のカーブを使って長さを測ったうえで線を引く。
その無駄のなさがいい治療につながるのです。

筋肉を主に動きを作るなら身体は偏りを生み、
骨や靭帯や腱のような部位を主に動きを操作するなら線は正確に引けます。
そういったものなのです。。。


もともと運動能力の高い先生で、
私が言わんとしていることについてなんとなく理解を示してくださって。
いままで多くのご近所の施術院でもお世話になるも苦しさが続いたのは、
こんなところに盲点があったんだと気が付いてくれました。

つまり筋肉で操作をしようとして「力んだ圧」をかけたので、
それで自分の重心が乱れて腰の反りとねじりを23年かけてこさえたのだと。


合気道をなさっておられたことがあった先生でしたので、
合気上げを互いに掛け合って骨の動きと筋の動きの違いを説明できたのが、
両者とも説明がシンプルに腑に落とせる感じでうれしいところでした。

どうしても、私の説明では舌足らずの所がありまして。
私の理解がまだそこが浅いためと思いますが、
いいたいことの50分の1も伝えられずにいるのですが、

共通の{言葉を介さない暗黙の身体を通じた体験}から、
「なるほどね!わかりました。わかったよ!」といった言葉をいただけました。



「人体が壊れるプロセスを理解できていない」なら、
「人体が治るプロセスも見えてはいない」はずです。


この言葉。
施術者であるがゆえに、治す道と壊れる道が同道と感じ取れたなら、
謎に思えたものが謎じゃなかったと、見出すことへと行き当たることでしょう。

外的傷害から壊れることもありますが、
内的な身体操作の偏り等を見過ごしたことが重なって自らこさえる身体破壊のプロセスがあります。
施術者が日々、繰り返す独自の施術スタイルを貫く過程で、
そういった身体を破壊するような負荷を作り出してため込んでいた結果が、
タブレットの写真に撮られた姿なんだなと察してくれました。


そうしたつらい目に自分が自分を追い詰めていたとは知らず、
すまないことをしたといった面持ちです。

そういった慈愛のある考えをなすことができるならば、
もしや、動き方の奥義のようなものをも得られるのでは?
そのように直感させてもらいました。

他人事として責任を感じずにとらえるか、
自分事として責任を持ってそれにかかわるべきと努めるか。
その心がけひとつで、
見えるもの、気づくものが広がっていくでしょう。


互いにこのコロナ禍の時期。
社会情勢はどうなっていくかは見当がつかないものですが、
どんなときでも自身の内部に眠る
明るい可能性を見出していく姿があるのはいいものですね。


すがすがしい汗をかいて、
未開の地を切り開くヒーローになってほしい。
そんな気持ちになりました。

(終わり)


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ボディワイズ
鈴木政春

ブログ:ボディワーカーの夢とお仕事-つづく
http://bodywise-note.seesaa.net/

ホームページ
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm
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メール:
sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp


住所 :東京都品川区荏原5-16-18
TEL :03-5498-2220

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江島杉山神社に参拝させていただきました。

 

個人的なことで恐縮ですが、
ほんじつ、本所一つ目の「江島杉山神社( http://ejimasugiyama.tokyo/index.html )」にお参りにいってきました。

浅草線東日本橋駅から歩いて14分。
隅田川にかかる両国橋を渡る。
そしてしばらく道なりに歩けば江島杉山神社の幾本もののぼりが見えて、
導かれるように本殿へ。

江島杉山神社.jpg

江島神社を思い起こさせるような洞窟があり、
そこには宗像三姉妹さまと宇賀神さま、そして杉山和一検校さまの石像が安置され、
お参りすることができました。
あとは銭洗い弁天もございます。
拝殿も気持ちのよい立派さです。
隣には鍼灸の博物館があります。



すこし個人的な思い過ごしかもしれませんが、
ことのほか強い龍の気が感じられて驚きました。
強烈な守護神として九頭龍の気を感じられます。
鈍感な私でも姿があらわされているかのように感じたのです。
そのような気に鋭敏な方にはありありそれを感じるはずですね。

まさかこのような神社が本所にあったとは。。。
ぜんぜん知らなかったので、絶句しました。


参拝と同時にこの度は授与品をぜひにと思っておりまして。

江島杉山神社のホームページ内、授与品ページにある『杉山和一検校御座像』。
ぜひ、当家で飾らせていただきたいと授与していただきました。
アンチモン製で、大変に美しゅうございます。



先日、当家に訪れてくれた仕事を再始動をすると宣言した鍼灸師の友人がいて、
その先生になにか適した授与品がないかとも考えていて。
すると『杉山和一検校のお守り』というホームページにはない御守りを発見!
こちらも授与していただきました。



その後、両国公園という勝海舟の生誕地へ。
それから回向院へ。

隅田川ほとりのベンチで座って川を行きかう船やウミネコをみていると、
すると気になるメールがあって早々に帰宅しました。



朝の施術前にはだいたい決まって最低60分ほど、
柔軟運動や身体感覚を目覚めさせる修養をしています。

そういった柔軟運動等は施術のクォリティーを維持するために必ずやるものの、
歩くことが圧倒的に少なくなってきていました。。。

雨天が続いたということもあったかと思いますが、
1時間強、歩いただけでバテてました。 ^-^;

施術で使う筋肉と、歩きで使う筋肉は違うんだと実感。

江島杉山神社でお祀りされている椙山和一検校先生は、
85歳という、当時ではめったにないほどの長寿をまっとうなされた人物です。
そちらの先生は江の島神社への信仰あつく、晩年も歩いて江の島神社へと月参りをなさっておられたといいます。
それをみて、そのご高齢で江の島までいくのは大変だろうと江の島神社から分霊をいただき、
江島杉山神社の前進ともいえる江の島にあるような洞窟とそのなかでの宗像三姉妹さまと宇賀神さまをお祀りになられました。
それにより遠出がきびしくなった先生も、いつでもお参りができるようになったといいます。

当時の平均年齢は出生後の死亡率が高かったことを差っ引いてみても、長くみても50歳前後かと思われます。
だから85歳の長寿は、特別な聖なる御仁のような気がしてなりません。

老いた83歳以降の杉山和一先生が、いくら信仰心があついといっても本所から江の島神社まで歩いて参拝に行くというのは、
考えてみると、その参拝して神様に感謝のこころを伝えたいという思いは、想像を絶するほどすごすぎる。。。
現代の日本人男性平均寿命が81.64歳(2021年調べ)だそうです。
その現代の平均寿命をも越してでも江の島神社に参拝にいこうとなさる。
その純粋な杉山和一先生のお心を感じ取れる神社のように思えました。


ただ今日の私なら、本所からでて品川あたりか鮫洲で朽ち果てていただろう。
なさけない。。。

ちなみにバテバテになる理由にはもうひとつあって、
最近、グラウディングの下への根のおろしを深めていくよう調整をしていて、
それが身体の安定を生む反面、身体の移動が重くなってしまう。
このところをうまく微調整、微修正して長距離移動がしやすいようにカスタマイズしていかなければ。
そのようなことを思い知らされました。