気に入りました! HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピロー で、腋下を温めるだけで肩こりや首凝りが軽減して快適です

HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピロー 0.7kg


ネックピローとして使ってみても快適です。

ソープストーンの持つ特徴として、長時間一定の温度のまま保ってくれます。
冷たくすれば冷たいまま、温めれば温かいまま。
なのでこの度は、温めて使ってみました。



上部頚椎あたりで後頭骨と首の骨の境目あたりを温めると目が楽になるんですね。
これでもって興奮したままの交感神経優位状態から副交感神経優位に切り替わり、
効率よく肩のこりも低減してくれるようです。
それだけでなく脳内への血流を改善させるにもいいようですよ。




私のあみ出した(?)秘中の肩こりや片頭痛の改善にいいやり方があって、
ホットストーンを体温より数度高めの適温にして脇の下に挟むんです。
もともと体温計で体温を測れる場でもある脇の下は体温が高いのです。
腋下は特別な場所で、それは血管が体表近くに位置して体内の体温をそこで測れるという場所です。

だからこそその場所を適温で温めてあげると、そこを通る血液を温める結果になり、
体内へ運ばれた温められた血が全身をめぐりだします。
ということで、筋緊張という深部体温の冷えがきっかけで悪状況が続けられた原因で起きるときは、
これでかなり肩や首や腰などの筋緊張がほどけた筋肉へと置き換わっていくのです。

マッサージを加えなくても効率的に緩むものですね。

お風呂や温泉でもこのような効果はあるものの、
入浴で急に全身の体温があがると起こるのが、
急激に上がりだす体温の上昇しすぎを警戒して体内が温まりすぎないような急ブレーキを踏むのです。
この体内の深部温度の急上昇をさせずに効率よく体内に熱をあたえるには足湯のような部分浴もいいですね。
でもそれ以上の反応のよさがあるのが腋下へホットストーンを挟み込んでの体温をじわじわあげるものです。

ただ、、、これに利用するホットストーンがつるつるの板状であれば仰向け寝でも脇に挟み続けるのが大変。
すぐずれていっちゃうんで、思ったところにキープできない。
またはホットストーンが小ぶりではすぐに冷めるし大ぶりでは挟みづらい。
それが、実は!
HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローで、この腋下テクニックを試したら、
ソープストーン(滑石)の表面が適度にざらついていてずれにくいし、
円形かつ両サイドが少しボリューミーになっているおかげで脇に挟むと収まりがいい。
こちらのネックピローのサイズが大きめであることと、
ソープストーンのもつ長時間の保温力が優れていることを実感。
信じられないほどベストフィットしてまさかの効果が絶大(私的感想ですが気に入ったのは本当です)。

「これ、ネックピローとしても完成度が高いけど、腋下で感じる有用性の実感はそれ以上かもしれません」


そんなことで、
左右の腋下を同時に温めたかったから、さっそく、こちらの商品を追加注文しました。 ^-^;



またソーラーパネルは石の性質上、遠赤外線効果が期待できないのでマッサージグッズとしては甘く見ていたんです。
それが、、、握ってみて手にしっくりと収まりがいいため、
マッサージツールとして使ってみました。
すると接触する面が穏やかな丸みがあり、重量感がある。
それに握りやすい(ホットストーンにしたときは、薄手のすべり止めが着いた手袋を着用するといい)。

フッカネックピロー 1.pngフッカネックピロー 2.png

「これ、大胸筋のリリースや肋骨部位のカーブがある面へのリリースに使える!」

ということで、予想以上にかなり気に入りました。




余談ですが、私のこちらのネックピローの購入動機は、マッサージ用ではなくて。。。
シュンガイトというパワーストーンを左手にもち、こちらの商品のソープストーンを右手に持つことで、
体内の左右の極性がハーモナイズされるという「ハーモナイザー」が販売されております。

シュンガイトのマッサージ棒は持っているので、棒状のソープストーンを手に入れようと考えたのです。
※ 【シュンガイトのハーモナーザー】
  シュンガイトはグラウンディング用に下半身を安定させエネルギーを吸収する。
  ソープストーンは上半身に安定をうながしエネルギーを放出させる。
  左側からエネルギーは吸収され、右側から放出されるため、
  シュンガイトを左手で持ちソープストーンを右手で持つことで体内のエネルギー循環を促進させることができる。


ハーモナーザー効果は、いまのところ{?}なんですが、^-^;(なぜだろうか??)
予想外に施術にも役立ってくれることに満足しています。d


もし同業の先生方がおられれば、一本持っておくのもいいと思います!
施術疲れを、これ、湯煎でホットストーンにするとかなりいい感じですから。

ちなみに、11月以降はこれも値上げ確定の模様で、¥4,708から¥500前後は高くなるんでしょう。
それもあって、私も早々に思い切ってもう一本の購入に踏み切った次第です。
消耗品のキネシオテープやマッサージオイル、それに部屋の四隅に浄化製品なども値上がりです。
なのでせめて、ネックピローぐらいは値上げ前に手に入れよう!!って考えまして。

施術ではミスアライメントという骨格上の整列がうまくいっていないところを修正しています

アライメントもしくはアラインメント(英: alignment)は、並べる、整列、比較などの意味。転じて以下の意味で使用する。(Wikipediaより)


からだのパーツを、脚部、骨盤部、胴、胸郭、首、頭などのように、
縦方向へ整列させて並べることで私たちは手を自由に操作しうるようになりました。
高度な知能を発達させて道具をつくり使うには、この条件が重要です。

私は施術前にお客様の立位姿勢をチェックさせてもらうとき、
脚部、骨盤部、胴、胸郭、首、頭などの下から上、前から後、左から右などの骨の並びをみています。

アライメント状態.png

その並び方のずれには、千差万別といえる多様なパターンがあって、
そうした並びが正確であればそれを「アライメントが整った状態」と呼び、
そうした並びが乱れた状態であれば「アライメントの狂いが生じている(ミスアライメント状態)」と呼びます。



アライメントの状態は、静止した立位と、動く姿を見ての動作診断、または詳細に観るときは関節可動域の様子を見ます。

特に数歩も目の前で歩いている姿を見せてもらうことは重要で、
その方の体内に位置する骨の並びの癖やずれなどが、
そこにたぶん問題があるなといった違和感として感じ取ることができ、
その時点で体内の骨がスケルトンで診て取れてくるのです。



その時点で、前日までそのお客様の施術をどのようにしようと考えていた流れに沿うか、
それとも、その日その場でのこれから行うべき施術の流れの図を大幅に書き換えていくか。
判断することとなります。

カンペキにアライメントが整えられた状態の人は、私はいままでお会いしたことはありませんが、
もしそういう方がおられれば、私には神にあったかのように感動することでしょう。
あたかもクンダリーニヨガでいう、クンダリーニも整えられて体を自身で調べ整え続けるような、
きわめて安定した優れた身体におけるパフォーマンスを発揮されることでしょう。
それって、並の人物では不可能がたやすくなさられるほどのことでしょうか。。。

対して、私を含め多くの方々がアライメントの狂いが多かれ少なかれ生じております。
私の施術ではそうしたミスアライメント状態を生む主因を見定めて把握していき、
そことの関係から遠方までその乱れが影響として伝播した部分をも解き拭いながら、
徐々に現状のミスアライメント状態からの改善をはかるということをしております。
いわば、身体の部位の並び替えをして整列させるお手伝いをしているわけです。

そして昨今では、筋骨格系の並びがどのように乱れれば、血や津液の流れの滞りを生むという見立てのみではなく、
それが経絡上の気の流れの問題をおこすことで様々な内科的な問題をも引き起こすような様子を秘めているという。
そういった内容について、少しずつ勉強させていただけるようになってきました。
これは使いこなせるような理解の定着が起きるまでには時間が必要ではありますが、
それぞれのお客様が何らかの経絡上の問題を生じたらそこを徹底して学んで記憶をしていくというようにしてから、
徐々に抽象的にしか感じられず覚えが悪かった経絡上の貴重な判断資料の内容が具体的な理解に落とし込めるようになりました。



つまりミスアライメント状態もいくつかのパターンがあり、
そのパターンごとにどの経絡の滞りが起きやすいかの傾向があります。
そういったことを解説してある専門書は既出されていますが、
自身でそこが大事だと実感できるまではその本の価値もわかりませんでしたし使いこなせていませんでした。

またミスアライメント状態が明瞭にわかれば、
縦の並び、横の並び、前後の並びの整列の具合は重力という重みによりまとめられています。
お客様の筋の質や仕事等の日頃なさっておられる緊張した姿勢の様子を参考に頭に入れておき、
「~もしも、現状でアライメント修正をしなかったらどうなるか?」という推測を立てています。
現状のアライメントから次のステップへと向かう流れは重力との影響に絡めてみるとおおよそが見当がついてきます。

骨格の水平や垂直の軸が傾斜したりねじれるような状態のミスアライメントにより、体内ではつっかえ棒のようなものをつくり整列の乱れを修正します。
傾斜やねじれが起きた体のブロックは位置のエネルギーの高さから重力により下方へと滑り落ちていくもの。
そうした体のブロックの滑り落ちが起きないようにする補佐役として筋緊張状態を作り出してつっかえ棒をつくる、
それが凝りの大部分を占めているのです。
それなのでそのお客様のミスアライメントでおきている骨組みの並びの乱れをどう支えるかを推理していけば、
どこに凝りをつくっているのかはみごとに言い当てることができてしまいます。

ちなみにそういったつっかえ棒をつくるような筋緊張をさせっぱなしの凝りができると、
そして特にその部位が経絡線を踏むような位置にできれば、
経絡内のスムースに流れるべき気の運行は妨げられます。
そうした気が滞る場は「痛み」を特に強く感じるようで不調を訴えられることが多くなります。

ボディワイズ 業務連絡 『10月27日(木曜日)20時』に{11月の予約表更新}をいたします


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  ボディワイズの
  温和にボディワークメソッドのメールマガジン

            2022年10月23日(日)発行




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こんにちは。
ボディワイズの鈴木です。


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【コンテンツ】

(1) 正規ご予約につきましてのお願い

(2) 2022年11月予約表更新のお知らせ

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(1) 正規ご予約につきましてのお願い
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ボディワイズの施術に興味があるが、
どのようにして受ければいいのかと、
お問い合わせをいただきました。
以下を参考にしていただければ幸いです。

(正規ご予約につきましてのお願い)
※ お手数をおかけいたしますが、
  施術のご予約につきましての詳細は、
  以下のブログページをご覧ください。
  特に「ご新規のお客様」は、
  ぜひお読みいただけますよう
  お願いいたします。

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2022年04月13日
【業務連絡】『4月15日』以降、正規ご予約受付へ移行いたします Ver2 
http://bodywise-note.seesaa.net/article/486433646.html
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(2) 2022年11月予約表更新のお知らせ
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■ 11月の予約表更新につきまして ■

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【重要事項】

【 2022年10月27日(木曜日) 20時~ 】より、
【2022年11月の ボディワイズ 予約表】を公開いたします。

予約表公開後に施術予約の空き状況をご覧ください。
予約を受け付けさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

【ボディワイズ 予約表】
・ ショートカットURL https://bit.ly/3O7jW1d

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「・・・・・編集後記・・・・・」

先日のこと。
知人宅で「バスキアって知ってる?」と聞かれ、
バスキアを解説する映像を見せてもらった。
美術、アートに精通したかたなら、ご存知の方もおられるでしょう。
ポップアートの巨匠といわれたアンディ―ウォーホルと、
バスキアとのセットで記憶に残る人もいるかも。
バスキアの絵を見ていけば骸骨の絵が多数含まれていた。
インパクト狙いと思われそうですが、彼がそれを描くには意味があるようです。
そうなる出来事として、
8歳の頃に自動車事故に遭い、脾臓を摘出しています。
入院を余儀なくされたとき、彼にあたえられた本が「グレイアナトミー」。
それは今も版を重ねられる解剖学専門書でした。
多感なバスキアは、その本に描かれる解剖図に
感情を動かされ食い入るように読みふけったといいます。
そうした経験が元となり、人体解剖図が最大の関心事として描く必要性が生まれ、
創作活動を通して表現し続けたこだわりとなったのだといいます。

で、
「鈴木さんも、身体に関心があって詳しいし、
他の人が見ていないものが見えているでしょう。
だったら、バスキアが人体の中身に関心をもって創作したように、
独自の身体的な見方を活かした創作をしたらいかがですか?」
という助言をいただいたのです。

唐突にでてきた話には、神からの啓示が含まれているといいます。

そういったことは考えてみたことがなかったため、
不意を突かれました。
「えっ?そんな描けないけど」とその場をやり過ごしました。

たぶん、お客様から自身の主訴やニーズをお伺いするのは、
お客様がどこに体の不都合を感じてるかを知るにとどまらず、
お客様が見えて感じているものとそうでないものとを
私が理解するためもあります。
お客様の体を観察させていただいて情報を整理し、
それを元にその日の施術ゴールの絵を描きます。
その印象は最終的な調和を得た人体像です。
それが描けなければ、
お客様の軸が崩壊し自身では再設定して落ち着くことができない
アンバランスな状態に陥るリスクが高まります。
それでは深い筋膜リリースは危険です。
以前より深い筋膜層が解けるようになりだしたときに、
それに比例してその日の施術のゴールを描くことが
大切さが増してきました。

そういった像を平面図で絵画的に印象が得られるレベルで描けばどうかと
助言されたような気がしたため、怯んだのです。
私は絵描きでもなく画力がないため、戸惑いまして。

そして人体像を描くにも、観察で得る情報の大半は温度だったり、
湿度だったり、臭いだったり、脈だったり、腹の硬さだったり、
チリチリやビリビリする感触だったり、
その他多くの対面した瞬時に得た印象情報を
手で触り確認をして確からしさを深めますが、
色彩にしづらい情報が言語でも
正確にあらわせないような内容がほぼほぼを占めています。

もしそこで得られた状態をさらに調和できた状態に置き換えるには、
どこをどのように改変すればうまくいくのか?
人体として完全調和した究極のゴールをわたしなりにもっているものの、
一足飛びにそこに飛べるわけではなく、
遠きに至るにも、まずはこの一歩から始めなければなりません。
そのための【未来の進化へとつながれという祈りを込めた一歩】
として現実的で妥当な着地地点を描きます。
そうした体の内側に起こす一歩先のハードルが高いため、
ハードで長時間な施術になって現れていきます。
独りで施術をさせていただいているので
誰かほかの施術者と競っているわけではないので。
私が学んだことを投入して自分基準での対応です。


そうした今からおこなう一歩をあらわす
シンプルな一枚の絵を表現できれば。
それは自分にもお客様にも価値ある気がしました。


そして思い願わくば、
お客様自身が自分で自身の体を理解していくこと。
それを私と同様に画法に思い悩むかもしれませんが
自分の体に自覚がない描けていないところに、
ほころびが急速に広がります。
自信を持って今の自分を観察して理解した情報の限りを
絵に落とせることで自己客観視できることも大事だな。。。
皮膚の下にある見えない現実世界を、
自分で感じることのできるスキルを学び活かして変化する日常の対応をする。

と、バスキアの描く人体解剖の絵の話とはだいぶ離れましたが、
人は頭の中で思考する多量の多岐にわたるイメージや感情の渦が、
自分の体という最高に大事な持ち物から表象される感覚的な気づきを得ても、
記憶から流れて忘れてしまいがちですね。

自分のいまの感覚から得た体からの情報を紙にドローイングしてとどめて記録し、
それが枚数がそろえば、その先の一歩を自分で思い描く力がでてきます。
もしかしたら、そういった絵をお客様に対して「ぜひ描いてみれば?」って、
それをかなえる養成講座ができれば。

それもいいなと、自分に来た話をお客様へと振る技を使いたくなるこの頃でした。


2022年10月23日
ボディワイズ
鈴木政春


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ボディワイズ
鈴木政春

ブログ:ボディワーカーの夢とお仕事-つづく
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TEL :03-5498-2220

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HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローの使用感、Good!でした

今日、HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローが届きました!

ちょっと使っただけで、
主にこれは万年の肩こりや首凝りの人にいいとわかりました。^-^
他にも可能性を色々感じましたので、
こまごま書かせていただきます。



以前、ちょっと知り合いの先生のスタジオで数分試させてもらって、
そのときの印象は気持ちいい暖かさが芯まで来て好感が持てました。

でも当時はベン石とネフライト押しで、
28億年前にフィンランドで生まれた天然石カレリアン・ソープストーン。
興味はあったんですがスルーしてました。
 ^-^;


でも、、
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{メーカーの商品素材の特徴解説}
世界に数多くのソープストーンがある中で、
フィンランドで生成されたカレリアン・ソープストーンは、
極めて高密度で、熱や冷たさを長時間蓄える性質を持っています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とのことで、
私が普段使いにしているホットストーンの素材石のベン石や玄武岩ネフライトと比べ、
ソープストーンが、どれほど長時間の温度をキープしてくれるものなのか?!
ソープストーンは、その保温性からフィンランドの寒い地域では最高の暖炉をつくるときの部材としてもちいられています。
こちらのネックピローは一例ですがHUKKA DESIGN(フッカデザイン)の製品は、
そんな高級暖炉をつくるときに出た端材がもちいられているのです。

玄武岩は溶岩系の石で遠赤外線効果が大きい。
ベン石は隕石の力がいまもなかで巡り続けるといわれる不思議な可能性を体感でき、遠赤外線効果も高い。
ただ保温性に関しては、ネフライトがそれらをしのぎます。
ネフライトには繊維状組織の集合体で構成され熱をよく保ち「温石」としてもちいられ
腹部をよく温め治療にもちいられてきたという記録がある。

ざっくりいえば( 玄武岩⇒ベン石⇒ネフライト )の順番に保温性がなるのですが、
ソープストーンはこれらの石のどこに位置するのだろうか。

うまく条件をあわせて保温性を計測することは難しいわけですが、
温度計測を空気に触れさせて測る、毛布に包んで測るといった方法で試みました。
するとネフライトとソープストーンがどっこいどっこいか、
むしろ同量の大きさを想定すればネフライトのほうが保温力が高いようです。

石鹸型ネフライトとソープストーンのネックピロー.png

ですが私が持っているネフライトの最大の大きさのものといえば、
ソープ型とよばれる石鹸の形状と大きさのものが最大のものです。
大きさが増す方が保温性が高まるため、
そう考えると今回購入したソープストーンのHUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローのほうが
洗面器に水を入れて質量を計測すれば1.8倍となっていたため保温力がそれだけ高まり有用性があるといえるでしょう。


ネックピローとしての使い方だけではなく、足裏をコロコロさせながら刺激するとそうとう効きますね~。
それに握りやすさと重さがしっかりあって、セルフマッサージグッズとして大胸筋のリリースにおいて、これ、最高です!
そしてちょっと感動だったのが、肩甲骨と肩甲骨の間あたりが凝る人が多いと思うんですが、
なかなかこの部位にジャストフィットした都合のいいマッサージグッズは見当たりませんよね。
孫の手状のものなどでそこの患部にアプローチしたとしても、それでは力が入らないんですよ。
それがこのネックピローでは、仰向けに寝た状態でネックピローを患部との間に挟み込むと
非常に効率よく肩甲骨の凝りの部位を押圧マッサージができました。
筋肉の分厚い腰背部の起立筋も、この要領でホットストーンの強力な温熱が相乗効果をもって刺激をすればいい。
ちなみに腎臓裏の部位が本当にぶあつい凝りがはいってしまう人が多く、この部位ほど取りづらいものはないが、
ここも、効率よく当てていけばリリースのスイッチが入りますね。
ネックピローといいつつも、起立筋全体をリリースするマッサージグッズと考えていいでしょう。




HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピローが一定温度をキープがどれほどかは買って試すしかなかったし、
数時間もこのネックピローを使って寝てみなければ私の目的としてかなうかどうかわからなかったわけでして。
「もし、ネックピローとして相当に価値が高ければ、それを知らないなんてもったいない」といった考えから
思い切って手に入れてよかったと実感を持てました。





HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピロー.png
犬のぬいぐるみの前に置くと、骨型の犬のおもちゃのように見えてきますね。

「HUKKA DESIGN(フッカデザイン) ネックピロー 0.7kg」11月価格変更前に滑り込み購入! ^-^;

デスクワークをがんばって、
首に負担を感じる人が多い昨今。

セルフケアでいいものはないか?

そのような問い合わせをいただきました。

そこで私が一度使ったことがあった以下の温めて使えるネックピローがいいのでは、と思いました。



ソープストーン(滑石)でも、こちらフィンランド産は特別な成果を期待できます。
知り合いのエステ屋さんが使っていたのを4~5年前に試させてもらったとき、
「これ、いいね~」という感想でした。
ベン石やネフライトとは違ったほっこりが身を休めてくれて首がゆるむ感じでした。


HUKKA DESIGN フィンランドソープストーン
https://www.hukkajapan.com/


その当時以上に在宅勤務でデスクワークに根を詰める方が増えている状況です。
まずは自分で買って使用を深めてからの紹介をしたいので、そちらを購入手続きへ。




こちらがだしているホットストーンにももちいられる商品は、
マッサージ用に適した製品もあり、
ホットストーンマッサージをするものとしては興味津々で試したくなる製品のひとつです。

そして昨日、こちらの商品を生産販売する会社のホームページを見たら
11月1日から、値上げといいます。

なので値上げ前にぎりぎりセーフでの購入手続きをさせていただきました。 ^-^;


施術の場で、もしかしたらお客様に試用させていただけるときが来るかもしれません。
ただいろいろ忙しくした作業をこなすので、かならず用いるというわけではありませんが、
こちらの商品を購入希望だから試したいっていうお客様がおられたときには申し出てくださいね。


医道の日本」という医療系の商品を扱っていて私もよくお世話になるところの通販も、
11月より価格改定の知らせが届いています。

そして他の医療系販社も。。。


価格改定がない業種や業者を見つけることが難しいときが来ているのでしょう。

そんなことを実感しているこの頃です。

私が自分の脈が飛んだときに腑に落ちた「脈診を学ぶ安心感」

お客様から「脈が飛ぶんだけど、でも、そんな気にすることはないといわれた」とお話を聞いたことがあります。

実は私もいちどこっぴどい脈の飛びを経験したことがあったのです。

3年前、他界する前の母の看病をさせていただいた後のことでした。

体調が思わしくなく、年単位での休業を余儀なくされたころでもあり、
当時にしていたことといえば自宅で中医学の本を読み漁っていました。

そのころ私は鍼灸師の先生から月に2回ほど開催される脈診講座を一年かけて受講中でした。

そのときに講師から
「鈴木さん、地図状舌だから気をつけなさい」と、他の受講生の生身の病理サンプルと化し。
「鈴木さん、脈飛んでるね」と指摘されれば、また他の受講生の生身の病理サンプルと化す。

そのとき私は脈が飛ぶ状態を自覚していました。
講師が脈を飛ぶ瞬間を見逃さずに的確に指摘してくれました。
ですがそのときはまだ脈診講座の習いたてでしたから、
脈が飛ぶ意味についての解説はありません。

だから自身で本を読み、その脈状名やなぜそうなったかやどのような病気へと進展するかを調べました。

とにかく手足が冷たいんですね。
夏に手を洗うときでも、常温の水道水が冷たすぎて必ず湯沸かし器のお湯でしか洗えない。
足先も冷たくて靴下を重ね着していました。
胃の状態もかんばしくなく、消化不良を起こしています。
倦怠感がつねに感じられ、気鬱傾向にありました。

これらは深部の血に流れの異常が起きているのは道理ですが、
この状態がどうしてなったのかの理由やこれからどうなるかの推移は、
すでに頭の働きが停滞していた自分には正確な判断はできませんでした。



脈が飛ぶという状態をざっくり中医学で調べれば、
それは【結脈(けつみゃく)】と呼ばれている脈状です。

陰陽の陽の気が減り押さえつけられると、脈がゆったりに。
それが徐々にひどくなった結果、一時的に脈が止まります。
つまり緩慢化した脈がベースで、それがさらに悪化進行することで脈が不定期に飛び出すのですね。

陽の気が減るため陰に強さが増し陰実証とったもので、寒熱でいえば寒の状態に当てはまります。
または瘀血証(おけつしょう)という、血瘀(けつお)と呼ばれる状態がベースとなり、それが悪化した状態を指します。
鬱血や血行障害など、血の流れの滞るのが血瘀の状態で、そうした血行障害個所が生じることで暖かな血を全身に巡らせる阻害がでてきます。
瘀血証とは、体の表層に血行障害が起きたような初期状態から悪化が進行し、
身体の深部の血行が障害され流れが悪くなった状態をいいます。
するとカラダの芯が寒くてしょうがない。。。


実は一時的に身体上の疲労が蓄積しても脈が飛ぶことがあるんです。
それで回復力さえ保持しているのであればさほど問題なく、
本人が疲れすぎの自覚を持って養生をし、安静な時間を過ごせば回復します。

ですが、脈を診て遅脈、異常な寒さが体の芯を襲っているなら、
何らかの積極的な手を打つ方がいいだろうと思われます。
それは寒証で血瘀が過ぎれば、悪性新生物を体内で増やしてしまう環境にあるからです。

悪性新生物にも様々な部位にできるものがありますが、
その大半は血瘀が過ぎたという深部の血行障害が引き金になると中医学のほうでは言われていますので気をつけるとよいでしょう。
そのことはすでに中医学の本を読んで知っていたため、
結脈(けつみゃく)の末恐ろしさを感じていました。


ちなみにこの病症には、動悸・不安感・疼痛・気鬱などがあります。

治療には、瘀血証によるときは病が宿る部分に熱刺激等を与えて血行障害が改善するように手を打ちますし、
一時的に身体上の疲労が蓄積しても脈が飛ぶような実証のときは、補法ではなく、瀉法、補中の瀉、輸瀉などで対処します。





ちなみに私が3年前の当時、カンペキな瘀血証に陥っていたわけで、
どうやって復調できるかはわからなくて、
気持ちはかなり焦りがありました。

脈診の本で結脈に炙甘草湯・・・とありましたが、
「それって、いったいなに!?」とわけがわからず。

すでに消化器が血行障害の影響か気が廻らずに正常には機能していません。
でもとにかく体内の血行障害が進まないようにする食事に気を配りました。
それまで得てきた知恵や知識を複雑に自分仕様に組み合わせていくことで、
うまくいきましたが、、、。
もし結脈が「寒証」という知識がなければ、
間違った食材や生薬の選択をしていたかもしれません。
そうなれば、すでにもろくなった体は急速な悪化を余儀なくされます。

あとはベン石とネフライトをフルに使うホットストーンが助けてくれました。

血行障害の手当てにはベン石を持って熱を病床に向けて挟み込むようにして照射し邪気を正気にというのが得意ですが、
すでに消化器に対しての機能障害が症状として表出してきておりました。
するとベン石のテリトリーを逸脱した部分がでてくるわけです。
そんなときにネフライトは臓器の賦活にいいとされ、これをフル活用。
ネフライトが腎によいというのは迷信だと思うのですが、
そうした迷信も素直に聞きたくなる気分で腎にそれをあてがっていき、
粘りに粘った末に腎気が取り戻せたので。
(※ネフライトは科学的な健康に対しての効果効能の研究がなされていないため、用い方が個人の経験則になりますが、体験的に不思議なパワーを秘めた治療石の筆頭だと考えています)
腎機能が徐々に状態の安定しはじめたときに、手足の冷たさがその改善に比例して軽減されていくのがわかります。

血行障害が瘀血証で深部に至る場合、考えなしに運動療法をおこなうことは避けるべきだということは、
日頃、お客様からの話を客観的な視点でお伺いしてわかっていました。
瘀血証の状態で体調不良を持ちながら、それを押して動けば、さらなる血行障害が拍車をかけて襲ってきます。
バランス感覚がほぼ整わない状態で動けば必ず体内の深部にこさえた筋膜の癒着量が増すのが道理だからです。

自分で自分の脈を取り、脈の位置が浅いかちょうどか深いかや、脈管の硬さが柔和すぎやしないか、血液の量は適正か、血液の流れるテンポはどうか、などなど診ていけばいいのです。
それで、今日は運動は控えるとか控えめにとか、運動OK!とかがわかります。
脈状は、日々刻々と移り変わるのです。
どこか治療院で診ていただいた脈の状態とは、その場そのときその環境で現れたワンシーンで区切られたものす。
だからかえって治療院で診てもらった脈状のままで自分はいつづけているというのは危険をともなう勘違いです。
そこで得た脈状が現状の体調ではあらわせていないにもかかわらず、そこに引きずられると対処を誤ります。
当時に聞いた自分の脈状ではよいと考えてなしたことが、かえって体調悪化を呼び込むことがあるため注意が必要です。

脈診があたえてくれた自分自身の状態を検証的に理解できた分だけ、
心的に「本当にいま、運動して大丈夫なのか、悪化しやしないか」などの不安と恐怖が消えています。

それに基づいてフェルデンクライス・メソッドのATMセッションの音声を聞きながら、身体を復活させていった思い出があります。



おかげさまで、いまは以前にも増して元気に施術をさせていただいております。


昨日、とある出版社の編集のお客様からの質問でしたが、
「一般の方にも売れる占い本として、20ほどが上限で、それ以上は難しいよ。
中医学での証ってどれくらいあるの?」
といった内容のこと。
私としては覚えるのが20ほどであったらよかったのに、、、と感じつつ、
「一般の方には売れないかも。。。覚えることが膨大すぎです~」で苦笑されてました。
中医学診断法のなかには脈診や他のものでは師弟が技術をつたえられて得られるものがあり、
本だけで学んだだけでは「脈をとるときの手の置き方っていいの?」レベルからの丁寧な伝承がないと使いこなせるまでにはならないものです。


でも、すでにある知恵に関心を持たれる方が増えて、
自己の健康を守る戦略の一助に脈診のある程度くわしい知識を得る機会がでてくればと期待するところです。

急性の肩の痛みと、慢性化した四十肩や五十肩の違いって・・・?

四十肩や五十肩で困っておられる方もおられるかもしれません。

私の友達でもあり施術を受けにきていただいている方も、そのような不調で困っておられ、施術を受けに来てくれました。

で、肩や腕の課題のみであれば、はっきりいって改善は容易です。
その分野の主だった本はほぼ読み漁り、実際に施術の場で改良の上取り入れてもいますし、
独自の筋膜リリースのテクニックを持ってさらに効きのいい状態へ。
その結果、『これは、しつこいな・・・』というプレッシャーが私にのしかかるケースであっても、
着々と不快さが軽減してお帰りいただけるようになってきました。


つまり【肩や腕の課題のみであれば】というのは、
肩甲骨回りの肩甲下筋や大円筋と小円筋、肩甲挙筋、棘上筋・棘下筋などを筆頭に、
頚椎第一や仙腸関節などを丁寧に観ていくことで急性はカバーできるだろう。


ただ【肩や腕の課題のみであれば】の範囲を逸脱する場合があります。
それは胸郭という胸の肋骨部分自体が変位しておられるケースです。

変位した胸郭.jpg

実際的に多数の方々の身体をチェックすればわかりますが、
理想形の胸郭を持つ人は絶対少数派です。

多かれ少なかれ胸郭のずれが内在しているのが多数派です。

なので胸郭の変位が少ない場合には、
一般的に起きる胸郭変位量が深刻ではないので。
肩関節の関節の接合が浅くなり不安定になっている不安定な関節をカバーするために
その肩関節周囲に自前のギブスと呼べそうな筋や腱や靭帯を緊張させて硬化させて関節をはめています。
そうした場合、腋下から肩関節の直下を触り確かめればボール状だったり棘のような形状の
骨に似た硬さを持つ筋の癒着が密集したものが観察されます。
加えて肩甲骨と肋骨の隙間にある肩甲下筋が粘って肩甲骨を外旋させたところに固定し腕の動きに制限を加えたり、
または大円筋や小円筋が筋張り棘下筋が極度の炎症を持つことも合わせて観察されるでしょう。
それに加えて三角筋上腕三頭筋(力こぶが出る腕筋の裏側の筋肉です)を緩め、首の芯にできた凝りもとれば、
うまく胸郭と腕とのコネクトが完成して痛みが消える常態にもっていくことができます。

これらを一度でケアするのは、すでに炎症がピークな激痛では難しいため、
相応の量をザックザックと解き進めはしますが、そこはお客様の様子を見て無理強いのないほどを見定め、
次回の施術につながるような仕事の積み上げをしていくのです。
本当に腕の筋肉は激痛ですから。
お客様が、勢いもって耐えるからどんどんやってくれと言われてそれをうのみにしたら、
ひどいことがおこりますので。
お客様にとっては現状のリリースでもかなりの痛みがでていたとしても、
そこは痛みのピークから十分の一ほどになるよう計算してアプローチをかけてその状態なのです。。。

人間は腕を器用に物をつかみ、思考するときにもそれをよくもちいますから、
それはあたかも脳が外部にでて現れている出張器官そのものなのです。
だからこそ痛覚神経を多く配置させて、脳の出張器官を死守しようとします。
なのでこちらは容赦なく解くような場所ではありません。


ただこれが、胸郭の変位の状態が一定量の大きさを持っている場合。
たとえば胸骨が背側に後退した位置にずれている状態をお持ちであれば、
そうなると自然に肩甲骨の外転と上方回旋が常態的に起きており肩関節の関節のはまりが大きく浅めになりますし、
巧く肋骨と肩の接合場に乗せることができない構造になります。
結果、上述したような肩関節のはまりが思わしくないことをカバーしようとして自ら作り出した自前の筋を緊張させてつくるギブスが強くなります。
そうした大きなずれがあったような場合にはただの筋緊張が寝ても休んでも抜けない根深い筋膜の癒着に進むことになります。

つまりこうなった場合、腕や肩の筋の癒着をリリースしても、
その腕や肩の土台になる胸郭変位で腕や肩の乗りが悪いため、そこの問題が生じやすいのです。
だからこの場合の五十肩のステージは急性的なものではなく、
肋骨や鎖骨や胸骨に腕や肩の筋が癒着が経年で進行した慢性化したものである場合が多くなるのです。

この場合は腕や肩の癒着リリースしただけでは、はっきり言って恒常的な改善の定着は不十分でしょう。


ちなみに、じゃ、なぜ、四十肩や五十肩といった、加齢により症状が発症するのかというと、
それは体内で生成できるコラーゲン量の変位により起きるとされることも知られています。

それはたとえば、
男性の場合は、
20歳から40歳にかけて約20%減少し、
40歳から60歳にかけて約25%減少しています。
80歳の頃には、20歳の頃の約40%しかコラーゲンがない状態になります。

50歳なら25%のコラーゲンが若かりしときと比べると減少してしまい、
肩関節の周囲の上述した炎症部を構成する筋や肩関節内部の軟骨組織も減りますから関節の遊び(余裕)が減った状態になっている。
だからそうなると本人が持つコラーゲン量の減少が起きると弱い部分に痛みや不快感のような症状が現れだすのです。。。

だいぶ、身体を健康に保つためには、年を取るって色々実情変化を理解して対策を打つ必要も出てくるものです。
しんどいことですが、ここは神が自身にあたえた生きるための課題として積極的に取り組むしかない部分でしょう。


そして胸郭の状態をかいぜんさせるための仕事は、
私の施術でもある程度のところはカバーできるが、
それはあくまでお客様がその後に胸郭を動かして変位量を減らすためのきっかけづくりにすぎない。
まぁ。。。胸郭変位量があっても伸筋の活かし方が身についているようなバレエ等のレッスンで鍛え抜かれている人に対しては、
最高の援護射撃だといっていただけることを多くありますが、
一般の方ではなかなか伸筋の筋操作といわれても、それを頭で理解した程度じゃ不十分な理解にすぎないものであり、
なかなかバレエ等をなさっている方のようなカラダでわかってそれを腑に落ちておられる方とは違っておりますので。。。


ちなみに胸郭変位量が強く内在するときには、ケースバイケースですが脊椎側弯症の方々がなさるエクササイズが流用でき、
効果的な結果を出せることもあります。

私の友人の場合はそこまで極端な胸郭変位ではないため、そこまで徹底したことをする必要はなく、
ヨガ等で全身や胸郭を伸長させ、肩関節のはめ込みや同様に股関節のはめ込みを正すようにすればいい。
とりあえずそれもあって、先日お客様のKさまから教えていただきました実践的で簡単、なおかつ私が観ても、
これシンプルだけど効果が期待できそう!!という映像をお伝えしておきました。
なので、そちらを本人がやっていこうと思うかどうかは本人次第ですが、
時間をかけて日々そちらエクササイズをやっていただければと願ってます。


ただそういった胸郭変位の量の段階が大きい方の場合には、
自己流のエクササイズをすることでかえって状態が悪化することもでてきます。
すでに五十肩の激痛があれば、なかなかそれで運動したいとか思えないし、肩の可動域が小さいため運動もしづらいので。。。
セルフケアでの効果はあまり期待しづらく、その状態で期間を増せば、問題の五十肩も時間が経過すれば悪化していく可能性も出てきます。
五十肩とか、いったん治ったような感じになって痛みがあったところの消炎がなされることもありますが、
たいていは身体のねじりなどや操作法を無意識に変更して筋肉の痛みが軽減できるようにしているのですが。。。
ただ残念なことに、そうしたことは負担を他の部位に移した代償行為でしかないため、別の部位が時期に痛みが出るか、再度、同様な発痛場所により強い痛みを感じはじめることになります。
そのようなときはたとえば私も所有して参考にしている「胸郭運動システムの再建法」のような本を著している専門家もいて、
ネットを駆使して適切な医療機関を探し出していただくようにしたほうが現実的でしょう。