身体がゆるめばストレスはそのゆるんだ部分で吸収 2

そうしますとよほどのことでない限りやりたくなかった仕事も身体をゆるめながら取り掛かるとするするとこなせて嫌がっていたことが、自分の心が拒否反応を起こさせていてかえってそれが僕に足かせをしていただけだったんだということに気付かせてくれます。ゆるんでとっかかってしまえば意外に集中力をもって対処できますので、「なんだ。別にどうってことないじゃないの」という感じです。

また人間関係のときも「この人といると緊張するなぁ。どうも僕と思考パターンも違うようだし、怖そうだし・・・」と思ったときに、”ストレスがかかったときの身体観察ポイント”どおりにチェックしていきます。そしてさっきまで構えていた自分自身が嘘のようにゆるんだとき、例えば相手のいいたいことや訴えを素直に聞いてあげることができ、それを僕が素直に聞くことができたときに相手もゆるんでいくのを感じます。

身体がゆるんでいくことは大変なストレスマネージメントの武器になり、それは僕自身を守り飛躍させるきっかけをあたえるものです。

ただしこの”ストレスがかかったときの身体観察ポイント”なのですが、筋膜解放ワークを受けられて筋肉のゆるんだ状態を再現しやすい方に特に有益だということが言えるでしょう。
それはどうしても脊柱起立筋が硬くなりすぎて胸椎9番の前後が硬化しすぎていますと、いくら呼吸を止めていないかとか浅くなっていないかなどのチェックをしていたとしても、呼吸を深く吸い込むことが出来る状態が理解できない状態であるからです。その他、”ストレスがかかったときの身体観察ポイント”は筋膜の解放がされていればされているほど効果を発揮すると言えるでしょう。

ある意味身体をゆるめることが自分自身の感覚器官を最大限に運動能力を発揮できるような計算処理がおこなわれ飛躍的に向上させることと同様に、ゆるむことでストレスマネージメント能力も自分の中で「嫌だから逃避しちゃいたい」というところから精神バランスレベルを向上させてくれるのでしょう。そのときに自分では今まで眠らせていた多大な対応能力が働き自分の心の陥りやすい傾向性やここまでしかできないという自己限定の枠を突き破り真価を発揮させてくれることでしょう。

そんな感じを持ちます。