姿勢や動きが変わる予測不可能(?)な結果・・・

でもなかには絵を描く仕事をしている方が、ワークを受けてから、
『以前のような執着心や力みや怨念がこもったような線がかけなくなった。』

と、嘆いておられました。彼の絵を知っている方は一様に「以前の線のほうがいい」と評価されているそうでして。。。30代の男性でかなり仕事が休みのときには一日寝たきりでの生活をされていた方です。ワーク10回終了後は、健康についての心配はかなり少なくなり、こないだ彼と共通のお友達の家で鍋パーティをしたときに「10Km散歩しちゃいましたよ」、と語っておられました。

彼曰く『最近さらさらっって、線が飛ぶように引けちゃうんだよなぁ・・・』と、くったくなくつぶやかれます。

きっと彼の画風が変わっていく時期だったのでしょう。ある意味、怨念のような線を引けるという彼の特性がなくなってしまって残念です。でも絵筆を体がつらかったときには握る気分になられなかったそうですから、油絵までえがいちゃうほど変わられたこと、よかったなと感じます。きっと彼ならば、第二ステップの非凡な才能が開花してくれるでしょう。そう期待させて頂いております。

でもアーティストの方々などでは、作品など変わっていっちゃうこともあるかもしれないぞ、ということをこころに留め置いていただいたほうがいいときもあるのかもしれません。(結果として、よい方に変わって行かれることが多いと思いますが、太宰治がくったくなく明るく変わっていって作風が変わって・・・となると心中ちょっと複雑です。びみょ〜うです。)