原始感覚をみつけるためには

どうすれば原始感覚を、トマティスメソッドで原始耳をえたように獲得できるだろうか。

これが一番の問題です。

武道、古武道関係へ進む。芸術関係へ。スピリチュアル関係へ。
さまざまなアプローチ方法があるし、どれが正しいというものでもないでしょう。
どれを選択するか、またはどれに縁が深かったのかの問題です。
ただあるがままのものを素直にうけとめる原始感覚を得るためには、常にピュアな呼吸と重心取りができているかどうか、体に力みが入っていないか、などというのも大きな基礎になっています。
それはたとえばワークを受けられた芸術関係の方々が、ワーク終了後に飛躍して成長したという報告をいただくことがよくあるのでそう感じています。
もともと筋硬直がある部分は、神経の働きがとても悪くなるのでマヒを起こします。それが解消されたことによって、体のなかの感覚器官の働きがより促進されたからという面も大いにあるでしょう。(注:感覚器官のマヒは、筋硬直のある肩こりや腰痛などある人はみんなもっております。その影響の大小はありますが慢性化している方の場合には、体の神経の働きを弱めることで痛みに耐えようとしますのでとくに強いです。その状況で原始感覚を恒常的につかむことは、難しくなります。)

さまざまなボディワークを受けることも原始感覚を身につけるための役に立つものといえるでしょう。
そんな眼で「セラピー・オール・ガイド」や「ワークショップガイド」などのボディワークのガイド本をチェックしてみるのもよいかもしれません。