土いじりと靴の選択考

自宅にある鉢植えのラベンダーが、元気なくしおれていた。
どうも排水が悪いことによる根ぐされのように思えた。
そして根っこを掘り起こしてみると案の定、ほとんど壊滅状態。
ここ数日雨が急に降ったりやんだりで、ぬらしてしまったことが原因。

元気を取り戻すかどうかわからないが、
湿った土を乾かすため、ビニール袋に土を移し変えた。
指の隙間を使い、ふるいを何度もかけてみる。
するとじめっとしていた土がさらさらに。
ラベンダー向きの土によみがえっていく。

作業が終わり手を洗ってみたら、泥んこ美容のごとく手がさらさらすべすべ状態。
こんなふうに土を手で触る機会って、あまりなくなってきたと実感した。

大地は人体の帯電した電気的なエネルギーをアースのように流し去ってくれる。
土がその役割を持っているのだそうだ。
土をよく触ると心が落ち着いてくるのは、
そのような体内電気の伝導をスムースにしてくれるからかもしれない。
こころを調えるために、土と交わるという修行を昔はどこの僧院でもやっていた。
野菜を育てる自給自足の生活は、実に理にかなうライフスタイル。
小規模の自宅菜園を持つのもとてもすばらしいと思う。

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土と交わることの少なくなった生活の中で、
少しでも土に電気を流すための工夫として「靴の選択」がある。
人体は電気的なエネルギーを帯び、靴の素材によりその電気を流せるかどうか決まる。
革靴や植物でできた靴底のものがよい。通電するからだ。
ゴム製は、電気を通さないのでアース機能はほとんどなくなる。
このことは計測装置で計量してその測定値でも推し量れる。
体内電気の流通がよくなれば、『気の流れ』が整いすぅ〜と気分よくなる。
肉体的にもメリットは大きいが、それ以上に精神的な影響も大きい。
足の裏で土に親しむことができるからだ。

靴を新調するときに、ちょっとだけ奮発してみてはいかがでしょうか。

※革靴のときは靴下は木綿素材で。ナイロン製の靴下は、通電率が悪いためNG。