斎藤一人さん本の読後感想。
-
-
- -
-
斎藤一人の「世の中はこう変わる!」
著者:小俣 貫太
出版:東洋経済新報社
-
-
- -
-
『明るく頑張って時代を乗り切ろう!!』
という本と思って読み始めたら甘かった。
まるでP.F.ドラッカーの本を読んだあとのような驚き。
斎藤氏の教えの内容は部分的にドラッカーに類似する。
どこか聞き覚えがある。。。
だが身近に肌で感じるような内容が書かれていた。
そして...
「老人が働き続けなければならない日本」
「人命よりも制度が大切な日本」
etc...
などショッキングな内容。
でも納得できてしまう。
そうなんですよね。
この日本という国は。
そのようなルールにならされてしまい、
何が大事なのかを気づきもしなくなる。
斎藤一人氏の、
未来の予測は決して手放しに喜べるものではない。
そしてこの世の中はこう変わる!を読んで、
一人氏がおっしゃる
「元気がたいせつなんだよ」
「商人に常禄なし、いつまでも働き続けよ」
「プロにならなければ!」
「商人が世の中のお金を動かさなければならない」
他多くの幾冊もの本に書かれた意味が垣間見れました。
このシビアな予測の元にでた言葉でもあるのですね。
おそらく誰もが勇気をだしてもなかなか語りたくない内容です。
多くの人がそうあることに気づいている予測です。
半ば気づいている内容だからすぐに納得できて、
読み進めるうちにちょっと怖くなるのです。
「ついてる!」とは異なるとてもわかりやすい良書です。
ただ本書にも救いがあります。
「自分の本当の力を出す人は豊かになる」という言葉でした。
-
-
- -
-
余談ですが。。。
私がエイジレスボディとかアンチエイジングに強く関心があるのは、
老人が働き続けなければならない国になると以前から予想しているからです。
もうその序曲は始まっています。
60代で現役を引退していただくのではなく、
働くプロとして元気に現役で働いていただきたい。
そうするしか日本の経済や将来は成り立たない。
かなり酷なことで考えるのもつらいことです。
ですが、
さまざまな未来予測関係の書籍を読めば、
それが気のせいではないことは確かです。
読むほどに怖くなった記憶があります。
願わくば体が健康を維持できて、
明るく働けるようにいてほしい。